本書は全5章構成で、時事問題、歴史問題を中心にまとめられている。
極力難解な言葉・言い回しを避けて書かれているため、読みやすく思うが、やはり、というか経済や憲法の分野だけは多少難解に感じた(この分野に関しては専門用語が多いのは仕方ないか)。
読んで思ったことをいくつか挙げると、(もうすんでしまったことだが)昨年の総選挙前の麻生政権の失敗(というか、失策)について(本書では最初の章に取り上げられている)。
本書では、今話題の日教組を批判した当時の国交相をクビにしたこと、大きく話題になった田母神氏を(これまた)クビにしたこと、そして最後の失策として靖国神社参拝をやめたこと、の3点を挙げている。私は当時、日教組についてはよく知らなかったため、この問題についてはあまり関心がなかった。麻生氏についての信頼が揺らぎ始めたのが田母神氏の一件からで、決定的になったのが最後の件だった。他でも書いたが、マスコミには「政局」がどうのと言ったが、参拝はしてもらいたかった。それも本書で渡部氏が述べられているように、祖父吉田茂氏のように全閣僚を引き連れての参拝を行なっていたら・・。今も残念である。
他には、外交について。現政権に限った事ではないが、今の外交の下手さにはあきれるばかりである。未来の展望がないだけでなく、視野が狭すぎる。協調もいいけれど、譲歩(配慮)ばかりではやる気がないとしかみえない。本書に挙がっているものでは領土問題。“友愛”の名のもとにむしられてむしられていく(竹島然り、いずれは対馬その他も)ことをどう思っているのだろうか。
他にもさまざまな問題について書かれている。ぜひ手にとってみて欲しい。みんなで多くの日本人が失ってしまった誇りを取り戻そうではないか。「日本が悪い悪い、謝らなければ」の考えはもう終わりにしませんか。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
-39% ¥1,000¥1,000 税込
発送元: Amazon 販売者: BOOK OF LIFE
-39% ¥1,000¥1,000 税込
発送元: Amazon
販売者: BOOK OF LIFE
¥24¥24 税込
配送料 ¥240 5月29日-31日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥24¥24 税込
配送料 ¥240 5月29日-31日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
国民の見識 ハードカバー – 2011/9/16
渡部 昇一
(著)
ダブルポイント 詳細
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,000","priceAmount":1000.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,000","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"PdN6vU7wspEEB0sh0ywzM9dCeCD9Ui7WNOoIq6mUymOGosyJpMw0ifhu1psln3Jrs1eF5NiolSASw1ATxaDpveR5BxU2vP76PQbicbxl864OvgOzxRMrQlu426azP3qHmRmnFt5x4%2FpaBypyX37QI6sQAqXSvL526YU3%2BaFGf2PE0CI2ZsbVbw972VWrszcr","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥24","priceAmount":24.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"24","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"PdN6vU7wspEEB0sh0ywzM9dCeCD9Ui7WNOli28aFWNOET0ebwe%2BRx58BYkFeeqD3e2kJPurRi9lsOOxyNVRjLE%2F9OsCjTJtCmszPRqYyD7dDagVob4Lmu92GuyK%2F9znuaoNyXzi4lmYsfTbz7bxGY5BzE9MRIXXOEElU5l3RKfZEl5i0WYkYEg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
公式ファンクラブ「昇一塾」にて、毎週金曜日に配信されるニュースレターが一冊にまとまった。
このニュースレターは、時事問題についてのコメントであるため、一過性の話題が多いが、その中でもいまこそ再読すべきテーマ、また時間がたっても意義を失うことのないものを31項目厳選、加筆・再構成がなされた。
通読することで、著者の「物の見方」を理解することもでき、「流行」のコメントの中に「不易」の価値を見出すことができる。
特に第一章の「政治の分岐点を迎えて」では、政権交代以降の民主党や自民党に鋭いメスが入れられる。
その他、「備えなき国家の危機」「経済と道徳を両立させる道」「歴史を改悪してはならない」「報道の向こう側にあるもの」など、我々を取り巻く社会問題が広く扱われる。
流動する現代において真の見識を養うために読んでおきたい話題の書である。
このニュースレターは、時事問題についてのコメントであるため、一過性の話題が多いが、その中でもいまこそ再読すべきテーマ、また時間がたっても意義を失うことのないものを31項目厳選、加筆・再構成がなされた。
通読することで、著者の「物の見方」を理解することもでき、「流行」のコメントの中に「不易」の価値を見出すことができる。
特に第一章の「政治の分岐点を迎えて」では、政権交代以降の民主党や自民党に鋭いメスが入れられる。
その他、「備えなき国家の危機」「経済と道徳を両立させる道」「歴史を改悪してはならない」「報道の向こう側にあるもの」など、我々を取り巻く社会問題が広く扱われる。
流動する現代において真の見識を養うために読んでおきたい話題の書である。
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社致知出版社
- 発売日2011/9/16
- ISBN-104884748743
- ISBN-13978-4884748746
登録情報
- 出版社 : 致知出版社 (2011/9/16)
- 発売日 : 2011/9/16
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 237ページ
- ISBN-10 : 4884748743
- ISBN-13 : 978-4884748746
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,446,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 159,150位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
7グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テーマは時事問題であり、一過性の事象であるのかもしれないが、渡部氏の
主張には一貫したものがあり、物事の本質を的確に捉えている。
「民主党は第二の社会党である。」「自民党が支持を失ったのは日教組を批判
した中山成彬氏を守れなかったこと、田母神問題、靖国参拝を麻生首相がとりやめたこと」
など明確に指摘しておられ胸のすくような思いで読ませていただいた。
台湾問題、中国の本質、経済道徳、日本のマスコミの信憑性、多岐に渡る時事
問題を渡部氏の史観も織り交ぜながら解説される。氏の憂国の情が伝わってくる
好著です。
主張には一貫したものがあり、物事の本質を的確に捉えている。
「民主党は第二の社会党である。」「自民党が支持を失ったのは日教組を批判
した中山成彬氏を守れなかったこと、田母神問題、靖国参拝を麻生首相がとりやめたこと」
など明確に指摘しておられ胸のすくような思いで読ませていただいた。
台湾問題、中国の本質、経済道徳、日本のマスコミの信憑性、多岐に渡る時事
問題を渡部氏の史観も織り交ぜながら解説される。氏の憂国の情が伝わってくる
好著です。
2010年2月13日に日本でレビュー済み
本書は渡部昇一が毎週発行している昇一塾のニュースレターをまとめたものです。
内容は最近おこったことに対する渡部昇一氏の考えをまとめています。
例えば、民主党の政治についての記載などがあります。
普通のニュースや新聞ではわからない視点で書かれているため非常に参考になります。
本書を読めば、物事に対する視野が広がると思います。
内容は最近おこったことに対する渡部昇一氏の考えをまとめています。
例えば、民主党の政治についての記載などがあります。
普通のニュースや新聞ではわからない視点で書かれているため非常に参考になります。
本書を読めば、物事に対する視野が広がると思います。
2021年1月8日に日本でレビュー済み
漫画家の小林よしのり氏が、文藝春秋誌上での、半藤一利、保阪正康、御厨貴等の座談会発言を捉え、「蛸壺史観」と呼んだそうで、著者はこれを肯定している。要するに、日本が敗北するまでの内輪話に終始、日本が戦争に突入していく国際的経緯に触れることを避けているという。なるほど、確かにその通りだ。
2010年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人に生まれた人は、自分の国を愛し誇りを持とう。それを教えてくれる一冊です。
2010年3月11日に日本でレビュー済み
渡部昇一先生の講演を聞く前と聞いた後では
まるっきり評価が変わる。
一言で言うと ” こんな面白い人だったのか! ”
この本は 地球上の歴史を背景に
先生のブレない爽快で闊達な話を集めたものである。
著名人・マスコミに正面を切ってダメだしできる話は面白い。
ノーベル賞がチョロイとかは先生だから面白い。
東京裁判の話はずっと一貫してお話していることである。
この本だけしか味わえない話が多い。
日本人に
『真実を見極める目を持って欲しい』ということではないでしょうか。
まだまだ 長生きをして正論を言ってもらいたいと思った本です。
まるっきり評価が変わる。
一言で言うと ” こんな面白い人だったのか! ”
この本は 地球上の歴史を背景に
先生のブレない爽快で闊達な話を集めたものである。
著名人・マスコミに正面を切ってダメだしできる話は面白い。
ノーベル賞がチョロイとかは先生だから面白い。
東京裁判の話はずっと一貫してお話していることである。
この本だけしか味わえない話が多い。
日本人に
『真実を見極める目を持って欲しい』ということではないでしょうか。
まだまだ 長生きをして正論を言ってもらいたいと思った本です。