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量子力学と意識の役割 (科学と意識シリーズ 1) 単行本 – 1984/11/1
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社たま出版
- 発売日1984/11/1
- ISBN-104884811232
- ISBN-13978-4884811235
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登録情報
- 出版社 : たま出版 (1984/11/1)
- 発売日 : 1984/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 324ページ
- ISBN-10 : 4884811232
- ISBN-13 : 978-4884811235
- Amazon 売れ筋ランキング: - 273,573位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19,038位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、量子力学や量子論と意識や心の関係に興味を持ったため購入しました。難しい数式等もありますが、図解もあり参考になります。
2008年3月9日に日本でレビュー済み
カプラ、ボールギャール、ボームらの著名な人々の小論または議論を並べている。
ほとんどが数学を用いていない。ただし、数式を追いかけてみないと、空論と理論との違いがわからないかもしれない。
ほとんどが数学を用いていない。ただし、数式を追いかけてみないと、空論と理論との違いがわからないかもしれない。
2012年7月24日に日本でレビュー済み
コルドバの「科学と意識」シンポジウム---そのフランス語名Science et Conscience(シアンス・エ・コンシアンス)はどちらも“知”を意味するラテン語の“scientia”を語根に含み洒落た題名である。
日本語版監訳者竹本忠雄氏(筑波大学教授)の序文をお読みになれば、このシンポジウムの意義、困難さがお分かりになるだろう。コルドバ・シンポジウムの主催者は、その高度にして聴率高き放送内容によって国際的に名声を馳せていたフランス国営放送である。この大企画によって冒険をし、それ相当の風当たりも受けた。非常に重要なことは、そのいかんにかかわらず、アメリカでのニュー・エイジ・サイエンスなるムーヴメントがデカルト的弁証法の国フランスによって行われたことで、アメリカとは異なる保守性があるとともに、ライアル・ワトソンの手前で線を引くなどといった、いったん事を始めれば着実に革新を進めていく確実性、信頼性がある。フランスでは一切が文明に関連する。政治でも芸術でも、コルドバ会議の推進者たちは、われわれの文明を変えようとしたのである。この場合、変革の条件となるものが一つあった。これはユングの告白「私は自分の発見を科学として認めさせるのに45年かけた」が意味するように“psi”を入れることであった。コルドバでも、当然これが問題になった。しかも心理学ではなく物理学の領域においてなによりも問題になったのであるから、反発が起こったのも無理はない。古い観念論の産物として捨去られたかにみえた“意識”が、ここに新しい視野、宇宙論的スケールの視野のもとに再登場してきたのである。この第1巻目は第1日目に当てられた「量子力学と意識の役割」のセッションで攻防戦が最もドラマチックに展開されたのは当然であり、本書が討論全体を最後まで続かせた序章なのである。この巻において壮大な締めくくり役をやってのけた故ディヴィッド・ボームが最終巻「科学と意識」に再び登場してラポター会議報告者を演じたことが、その何よりのあらわれである。目次は以下のようである。目次:日本語版監訳者の序(竹本忠雄)、緒言(ミシェル・カズナーヴ)、参加者リスト、自由の場(フランス国営放送、イヴ・ジェギュ)。1.意識経験とその物理学における位置(ブライアン・D・ジョセフソン)、討論。2.物理学のタオ(フリチョフ・カプラ)、討論。3.コスモスと意識(オリヴィエ=コスタ・ド・ボギャール)、討論。4.意識と物質の相互作用に関する量子力学的試論(リチャード・D・マトゥック、討論。5.宇宙の暗在系-明在系と意識(ディヴィッド・ボーム)、討論。意識と物質の相互作用に関するリチャド・マトゥックの報告補遺、フォン・ノイマンの観測と意識---その批判的考察(フランコ・セレリ)。以上。このフランス版からの翻訳者には物理学に精通した人はいなかったが、その翻訳は素晴らしいものであった。この主翻訳者はニューサイエンスに非常に関心を持つ方で、レビューアーの現代思想の小文を知って、原稿の依頼があった。その後、公演なども頼まれてしました。本著が刊行される頃、本著の評論を依頼されましたが、お断りしました。日本における、この分野は世界的に遅れており、その後のこの分野での発展は、現在まで見られないのが実情でしょう。
日本語版監訳者竹本忠雄氏(筑波大学教授)の序文をお読みになれば、このシンポジウムの意義、困難さがお分かりになるだろう。コルドバ・シンポジウムの主催者は、その高度にして聴率高き放送内容によって国際的に名声を馳せていたフランス国営放送である。この大企画によって冒険をし、それ相当の風当たりも受けた。非常に重要なことは、そのいかんにかかわらず、アメリカでのニュー・エイジ・サイエンスなるムーヴメントがデカルト的弁証法の国フランスによって行われたことで、アメリカとは異なる保守性があるとともに、ライアル・ワトソンの手前で線を引くなどといった、いったん事を始めれば着実に革新を進めていく確実性、信頼性がある。フランスでは一切が文明に関連する。政治でも芸術でも、コルドバ会議の推進者たちは、われわれの文明を変えようとしたのである。この場合、変革の条件となるものが一つあった。これはユングの告白「私は自分の発見を科学として認めさせるのに45年かけた」が意味するように“psi”を入れることであった。コルドバでも、当然これが問題になった。しかも心理学ではなく物理学の領域においてなによりも問題になったのであるから、反発が起こったのも無理はない。古い観念論の産物として捨去られたかにみえた“意識”が、ここに新しい視野、宇宙論的スケールの視野のもとに再登場してきたのである。この第1巻目は第1日目に当てられた「量子力学と意識の役割」のセッションで攻防戦が最もドラマチックに展開されたのは当然であり、本書が討論全体を最後まで続かせた序章なのである。この巻において壮大な締めくくり役をやってのけた故ディヴィッド・ボームが最終巻「科学と意識」に再び登場してラポター会議報告者を演じたことが、その何よりのあらわれである。目次は以下のようである。目次:日本語版監訳者の序(竹本忠雄)、緒言(ミシェル・カズナーヴ)、参加者リスト、自由の場(フランス国営放送、イヴ・ジェギュ)。1.意識経験とその物理学における位置(ブライアン・D・ジョセフソン)、討論。2.物理学のタオ(フリチョフ・カプラ)、討論。3.コスモスと意識(オリヴィエ=コスタ・ド・ボギャール)、討論。4.意識と物質の相互作用に関する量子力学的試論(リチャード・D・マトゥック、討論。5.宇宙の暗在系-明在系と意識(ディヴィッド・ボーム)、討論。意識と物質の相互作用に関するリチャド・マトゥックの報告補遺、フォン・ノイマンの観測と意識---その批判的考察(フランコ・セレリ)。以上。このフランス版からの翻訳者には物理学に精通した人はいなかったが、その翻訳は素晴らしいものであった。この主翻訳者はニューサイエンスに非常に関心を持つ方で、レビューアーの現代思想の小文を知って、原稿の依頼があった。その後、公演なども頼まれてしました。本著が刊行される頃、本著の評論を依頼されましたが、お断りしました。日本における、この分野は世界的に遅れており、その後のこの分野での発展は、現在まで見られないのが実情でしょう。