プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
木とつきあう智恵 単行本 – 2003/5/1
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社地湧社
- 発売日2003/5/1
- ISBN-104885031737
- ISBN-13978-4885031731
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
商品説明
第1部「月と森と木の秘密」では、なかばおとぎ話のように思えてしまう不思議な実例がならぶ。「月からのメッセージに従った正しい伐採時期」というのがあるという。第2部 「人と木の共生」では、そうやって伐りだされた無垢の木材が塗料など化学物質を一切使わなくても、耐久性、防火性、断熱性、対電磁波、対害虫などすべての点で、いかにすぐれているかが説明される。第3部「実用的な情報とアドバイス」ではさらに具体的な数値や情報に話が及び、何年、何月何日に木を伐れとまである。
月と木の不思議な関係、これほど言われると、やはり「なぜ?」が知りたい。科学的証明でなくても、著者の仮説でもよいから。それがいまだ解明されていないことに対し、著者は有名な物理学者の言葉を引用し、「ただ単に科学的な裏付けがないとか、まだ証明されていないというだけで、わたしがその関連性や現象を否定するなら、それは不遜というものでしょう」と説明しているのだが、この点に納得がいかない向きも多いのではないだろうか。
時、まさにエコロジーの時代。シックハウス被害が多数報告されるなかで、無垢の木で作った家が日本でも見直されている。無垢の木の良さをうたう本がたくさんあるなかで、伐採時期のこだわりを説き、環境立国ドイツで反響を呼んだ本書は異色の1冊といえるかもしれない。(中山ケンタ)
出版社からのコメント
オーストリアには「新月の頃に伐った木は虫がつかないし、長持ちする」という言い伝えが昔からあります。近代林業の中では迷信だと無視されていましたが、営林署員だった著者は実際に試し、それが真実であると確信するようになっていきます。そして我が子がシックハウスになったのをきっかけに、「新月の木」しか扱わない製材所/工務店を営み、多くの現場で新月伐採された無垢材のすばらしい性能を実証していくのです。1996年に原書が出版されると賛否両論の大反響があり、ドイツではベストセラーになりました。その後、チューリッヒ大学で研究が行われ本書の内容が正しいと実証されてからは、オーストリアの森林局も「新月の木」かどうかを木材の証明書に明示するようになっています。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 地湧社 (2003/5/1)
- 発売日 : 2003/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 259ページ
- ISBN-10 : 4885031737
- ISBN-13 : 978-4885031731
- Amazon 売れ筋ランキング: - 130,782位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
林業者の経験に基づいた正しい木の伐採や加工の方法。
科学的知見は含まれていませんが、それは言い換えれば実証的な物の見方によっていて、
たとえば手相や人相学、風水なども何千年もの経験則に基づいていると考えると、
「非科学的だ」と思ってしまう僕もふくめた我々に問題があるのかもしれません。
日本にはこの書籍のような方法論は元々ないようですし、
そもそもこの中にでてくる「きこり」のような林業者はもう日本では少数派ですが、
家に使用する木が上質であることの大事さを、考えさせてくれる本です。
ログハウスを建てたい人や、日頃木を扱っている人にはオススメ。やや専門的な木造建築についての箇所もあるのであまり一般読者向きではない。
赤ん坊が生まれるのも月の満ち欠けと大いなる関係があるということは、多くの人が感じていることであろう。
この地球に存在するものすべてに、月は、何か大きな力で働きかけているのだろう。
だから、「冬至に近い新月に伐採された木には、虫がつかない、曲がらない」というのは、「さもありなん」なのだ。
材木関係者のみならず、専門家に限らず、すべての人に読んでほしい本である。
ユニークな商品であり,オーストリアの工場も現地の研究者の案内で見学して,
なかなかによい製品だと思いましたが・・・
建材と木材を利用するにあたって,含水率は確かに重要なファクターです。
耐久性・寸法安定性を考慮すると,15%以下を目標に乾燥させることが望
ましく,未だに流通しているグリーン材をそのまま使用するのは論外なのは
いうまでもありません。(まだ一部ではあるようです)
製材時期に関しては,一般に辺材部の含水率が低い冬場に伐採するのが
望ましいと言われておりますが,実情として年中伐採が行われております。
一方,近年の研究では,伐採時期と含水率は必ずしも関連性がない事も言わ
れており,いずれの場合においても,きちんと乾燥して使用する事が肝要です。
つまり,木材における耐久性,寸法安定性は,伐採時期は関係なく,適切な
乾燥手法で乾燥する事にあり,伐採時期が木材の物性に影響することは
ありません。
一般書に勝手に記述するのは構いませんが,これを利用したオカルト
商法で,一般消費者に高額の新月伐採材を売りつける団体がある以上,
この手の本が有害であることは間違いありません。
ちなみに,新月伐採の木材とそれ以外の木材で燃焼試験を行った場合,
木材の標準的炭化速度は0.8mm/分程度です。建築基準法上に,火災
時に残る木材断面を利用した燃えしろ設計の記載がありますが,製材
よりも構造用集成材,単板積層材の方がより燃えにくい数値の設定と
なっています。
仮に新月伐採の製材が通常の製材よりも燃えにくいというのであれば,
建材試験センターあたりで性能評価を行い,大臣認定を取得すれば,大変な
セールスポイントになりますが,そんな話はないようです。
欧州の木材産業の競争力が高いのは,補助金に頼らず,適切な森林
管理を長年にわたり行い,機械化を推し進めた結果,生産性が非常に
高い事にあります。
木材・住宅関係の書物は,一般消費者の無知に付け込むもので溢れ
かえっております。木質材料を建材として選択してくださる一般消費者
の方がこれ以上騙される事がない事を願ってやみません。
シックハウスが問題になっているものの、市場に出回る木材が有害化学物質まみれになっていることはほとんど知られていない。これもまた我々消費者の関心の低さが根っこの問題のように思う。私自身、最近になって住まいに興味を持ち始め、情報を集めるうちに、どうして我々が豊かさを実感できないのか、なんとなくわかってきたような気がする。街でマンション暮らしをする我々にとって住まい=インテリでしかない。何でできているのかわからない箱の中の表面だけ取り繕って暮らしているようなもの。人生の半分なり、1/3なりを過ごす住まいについて、あまりに無防備すぎる。
この「新月の木」については科学的な証明がしきれていない、というのもさらに心をくすぐられる。私たちは自分の暮らしの豊かさについて、もっと貪欲にならなきゃいけない。自然はお金持ちのためにあるわけではなく、ただそこに存在しているわけで、それを上手に使いこなすことこそ、人間の知恵を集結すべきことだと思う。
ふとん叩きでなにか良いことを期待するのと同じくらいナンセンス。
別に新月に伐採したから、鋼鉄並みに強くなるわけではないでしょが。
木材は木材です。