この本を読んでいないゴーマニズム支持者にとっては、本のタイトルだけでも噴飯ものなのでしょう。読まずに怒っている人たちが多いのは、やむを得ない事です。
しかしまともに読めば、本当の敵は純真な読者をまんまと謀った小林にある事に気がつきます。著者の上杉氏は、君たちの敵ではありません。読む事で、更に小林の著作の深い部分を知る事にすら繋がります。
どうせ怒るなら、読んで内容を吟味の上、正当な批判をしましょう。そうでなければ、所詮ゴーマニズムの読者はマンガしか読まないからまんまと引っかかったのだ、という事の証明になってしまうだけでしょう。
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