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若手SEのための ソフトウェアテストの常識 単行本 – 2006/1/25
品質向上のためには必須のソフトウェアテスト。
その基本的な考え方から実践に役立つポイントまで解説します。
ソフトウェアやシステムのバグや不具合をゼロにはできませんが、減らす方法はあります。それが「ソフトウェアテスト」です。
システム開発技術者が「自分が開発したソフトウェアやシステムにはバグはない!」と断言したとしても、顧客企業に対してそのことを証明・保証することは困難です。
ソフトウェアテストによって、製品の納入前にバグを発見し、ソフトウェアやシステムの品質を向上させたり、検査結果によって顧客企業に対してそのソフトウェアが高品質であることを、証明したり保証することができるのです。
しかし、ソフトウェアやシステムの開発工程で、ソフトウェアテストは軽んじられる傾向があります。これは、頻繁に品質に関する大問題が起きるわけではないので、「ソフトウェアやシステムの品質向上のためにはソフトウェアテストが不可欠」という認識よりも、「ソフトウェアテスト=コストセンター(利益を生み出さない場所)」という考え方に傾く傾向があるためです。しかし、バグが多いソフトウェアを納入したことによって生じるソフトウェアの改修費用や、致命的なバグによる信用失墜、賠償などを考えれば、本当はソフトウェアテストにかかる費用は安いものなのです。
また、ソフトウェアテストを実施しようとしても、「テスト方法についてのノウハウがないためにできない」という事態に陥っているSI企業もあります。たとえば、開発技術者の頭の中にあるテスト項目だけを実施したり、テスト手順やテスト結果に関する記録をとらないこともあります。このような記憶に頼ったテストでは、ソフトウェアテストでバグや不具合を発見したとしても、そのバグや不具合を再現できず、ソフトウェアがそれを内包したまま納入されるケースもあります。
本書では、「ソフトウェアやシステムに対するテストのレベルが、それらの品質のレベルを左右する」という原則に立ち、ソフトウェアテストの構成や方法を説明するとともに、その中核となるソフトウェアテスト仕様書の重要性を若手SEに理解してもらうことを目的とします。
ソフトウェアテストは、ただやみくもに実施すればいいわけではなく、テスト実施時にだけ注意すればよいということではありません。
ソフトウェアの品質とはなにか、信頼性からみた低品質の原因、各開発段階の対策、ソフトウェアテストを設計するとき・実施するときの心得、設計と実施に必要な能力などソフトウェアテストに関する基本を総合的に解説します。また、付録としてソフトウェア仕様書の記入例を掲載しました。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社ディー・アート
- 発売日2006/1/25
- ISBN-104886487505
- ISBN-13978-4886487506
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登録情報
- 出版社 : ディー・アート (2006/1/25)
- 発売日 : 2006/1/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4886487505
- ISBN-13 : 978-4886487506
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,824,194位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 29,555位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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なので、初心者の方でも理解しやすいと思いますよ。
基本的なことは網羅できてると思います。
残念なのは、200ページ以上あるわりに、内容が薄いです。
同じような記述が何回も出てきますね、
読んでいて、これ前の方に書いてなかったっけ?って何度思ったか(^^;)
1〜3章は正直いらないんじゃないかな・・・、せめて1章分くらいにまとめて欲しい。
逆に具体例がもっと載ってれば良かったと思います(付録にちょこっとあるけどね)。
読むなら1,4,5章と付録で十分かと。
常識が知りたいテスト技術者の方に。
品質とは?ということを重視して顧客からみた品質、機能からみた品質など
品質にもいろいろな視点からみると違うということはためになりました
開発フェーズにおける仕様書の重要性など当たり前のことしか
書いてないのですが、その当たり前のことができていない場合、
いかにテスト工程が生産性の低く、非効率的なものになるか。
開発リーダーとして見た場合、基本仕様書、詳細仕様書などに
記述すべき内容などは役に立ちました。
難しいことは何もなく、読み物の感じでさらりと読めて、若手の開発者には
読んでほしいと感じました。
テスト技術者はもっと専門的な深い本を読むべきだと思いますが。
若干、教科書的な硬さが気になったところもあるが、教科書として座右に置けば必ず役に立ちそうだ。