本書は、「フロイトが、神経症の原因として最初に考えた誘惑理論を捨てたのはなぜなのか?」という問いを、さまざまな資料を渉猟しながら解いていくものです。日本語訳にして409ページという分厚い本ですが、推理小説を読むような感じで、一気に(といっても2日かかりましたが)読んでしまいました。翻訳もよくこなれており、また詳しい訳注もついていて、日本語としても読みやすいものです。
ただ、読み終わってみて、「ところで犯人は誰だったの?」という印象がぬぐえません。100年以上前の出来事を、改めて推理によって明らかにしようというのですから、ある意味無理もないとは思うのですが、やはり欲求不満が残りました。そういう理由で星4つにしました。
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彫像の男―フロイトと父の隠された過ち 単行本 – 1988/3/1
- 本の長さ440ページ
- 言語日本語
- 出版社哲学書房
- 発売日1988/3/1
- ISBN-104886790208
- ISBN-13978-4886790200
登録情報
- 出版社 : 哲学書房 (1988/3/1)
- 発売日 : 1988/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 440ページ
- ISBN-10 : 4886790208
- ISBN-13 : 978-4886790200
- Amazon 売れ筋ランキング: - 523,555位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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