古本で買って読んでいるときに、羽田孜が亡くなったと報道されました。語りべが羽田孜さんでしたので感慨を強く思いました。
小沢一郎って直球勝負しか出来なかったんだな。政権交代が簡単にできるようになった小選挙区制度は二人の功績ですね。
日本が本当の意味で独り立ちしようとすると、こうも官僚・マスコミは反発するのでしょうね。
憲法上は三権分立の中では、国会が上位に来るんだけど、行政が圧倒的に強く、司法は行政の下請けでしかないことが、田中角栄・小沢一郎の逮捕でよくわかります。国会議員も哀れで大臣などの行政のトップという餌にむしゃぶりついて、国民のことを考えないんだなと。
著者は最近の小沢一郎を震災の時地元の被災地に飛んでいかなかったことを非難していますが、地元では裏方で支援に動き回ったということも言われています。安倍首相のように何度も被災地に来るんだったら、そのお金を支援に使ってもらいたいね。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,760¥1,760 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥1,760¥1,760 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥16¥16 税込
配送料 ¥240 6月4日-6日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥16¥16 税込
配送料 ¥240 6月4日-6日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
泣かない小沢一郎が憎らしい 単行本 – 2010/8/25
世川行介
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,760","priceAmount":1760.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,760","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MdjY37c%2FIqoo4pWHqPcUZo4F55KnTI0%2Bcy0ovaNAa6743BvivVO93RJYh%2BDWcBUogWG1BQ%2FnvxxPtQgAEXH7oae4fXYqv%2B21qWWkLBGRm4XE1WprYhodAVyoTI%2FnEM%2BXpwLq1FQ1c0M%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥16","priceAmount":16.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"16","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MdjY37c%2FIqoo4pWHqPcUZo4F55KnTI0%2Blfz6XkAVbktMvLPFfNxex7jqsJlnvvj1JEurOMjGQnvKUeCINouQkKYl1Kdf%2B7HyZGN5JxNQvXy%2Bzb8lTJstT6BL7aHicD%2FM6JK470IU30yX0cvzGw570flBQcY0MRRUyse9r4EbUtQidTSQp8O4hw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
「誰も、〈かれ〉の〈本当の姿〉を知らない――。」盟友の独白。ネット世界を騒然とさせた小沢論、待望の書籍化!
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社同時代社
- 発売日2010/8/25
- ISBN-10488683681X
- ISBN-13978-4886836816
商品の説明
著者について
1952年生。山口大学経済学部卒。大和證券勤務後、特定郵便局長を経て、99年から放浪生活に入り、現在に至る。ネット上で『世川行介放浪日記』を連載中。著書、『歌舞伎町ドリーム』、『郵政 何が問われた』、『小泉純一郎と特定郵便局長の闘い』、『地デジ利権』。
登録情報
- 出版社 : 同時代社 (2010/8/25)
- 発売日 : 2010/8/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 328ページ
- ISBN-10 : 488683681X
- ISBN-13 : 978-4886836816
- Amazon 売れ筋ランキング: - 769,813位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,679位マスメディア (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
15グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
羽田孜(つとむちゃん)の独白。
ぼくたちは、冷戦構造(55年体制)崩壊後の混沌とした中で小選挙区制、政権交代可能な二大政党制の導入を試みた。
しかし、ぼくたちは世界が変わっても日本は変わらないと嘯く竹下さんや梶山さんに敗れた。
それは、理念闘争という高尚なものではなく数合わせの算術、出世欲、嫉妬、憎悪というものが左右した。
政治改革の夢のためなら、裏切者呼ばわりされてもぼくたちは構わないと44人で自民党を飛び出した。
しかし、マスメディアは視聴率を稼ぐため「政治のワイドショー化」を目論んで政治の理念より大衆が面白がることに軸足を置いたのであった。そして、自分たちだけが知識人という自分勝手な思い込みをしだした。
小沢一郎は、その意味で一番邪魔っけな存在であった。
そのうち、双方の側近が反目しはじめそのため二人の仲は疎遠となっていった。
小沢から側近が離れていく真の理由は、いっちゃんにあるのではなく側近間の覇権闘争に敗れたからである。
そして、理念でない感情の争いに国民は失望して離れていったのであった。
その後、小泉が郵政選挙で大勝したが小泉の「洋風指向家族」父性ー<平成大衆浮遊層>に対して小沢「昭和日本的」父性ー<無言の知>である。尤も、小泉は、B層を的確に理解していたように大衆を冷たく見ている。
このとき、パフォーマンスに浮遊する平成大衆の感性を見抜いた小沢はその後「国民の生活が第一」という簡明なシグナルを出し成功し政権交代が実現する。
しかし、既得権の崩壊を恐れた政・官・財・マスコミは、執拗な小沢排除、無力化に奔走し一応は成功する。
これが、現在までの経過である。
この世川行介という人の本は、羽田孜の独白(ワキとして小沢と行動をともにした二見伸明元公明党副委員長)を軸に小沢一郎の軌跡を描いているが何とも不思議な玄妙とでも言っていい趣のあるものとなっている。
最近、「検察の罠」、「検察崩壊」という本がたて続けに出版され閉ざされていた検察の内情が明らかになってきた。
そしてそれは、この本の内容の裏付けともなっている。
いっちゃんとつとむちゃんは、あまりにも真っ当に政治改革を主張し行動したため周りから迷惑がられたのであろう。
そしてそれは、恐怖を感じさせる程のものであったことがわかる。
小沢追い落としはロッキード事件とも相似で宗主国の影がちらつく。
江藤淳が、「心底からぞっとした」と評した「日本新党なら当選出来そう」として参加した松下政経塾出身の「山田宏、野田佳彦、中田宏、前原誠司、樽床伸二」の名前は、20年を経て江藤の評価が正当であったということが解ったのである。
そして今、「日本維新の会」を巡って同じ名前があり同様の茶番がまた始まっている。
ぼくたちは、冷戦構造(55年体制)崩壊後の混沌とした中で小選挙区制、政権交代可能な二大政党制の導入を試みた。
しかし、ぼくたちは世界が変わっても日本は変わらないと嘯く竹下さんや梶山さんに敗れた。
それは、理念闘争という高尚なものではなく数合わせの算術、出世欲、嫉妬、憎悪というものが左右した。
政治改革の夢のためなら、裏切者呼ばわりされてもぼくたちは構わないと44人で自民党を飛び出した。
しかし、マスメディアは視聴率を稼ぐため「政治のワイドショー化」を目論んで政治の理念より大衆が面白がることに軸足を置いたのであった。そして、自分たちだけが知識人という自分勝手な思い込みをしだした。
小沢一郎は、その意味で一番邪魔っけな存在であった。
そのうち、双方の側近が反目しはじめそのため二人の仲は疎遠となっていった。
小沢から側近が離れていく真の理由は、いっちゃんにあるのではなく側近間の覇権闘争に敗れたからである。
そして、理念でない感情の争いに国民は失望して離れていったのであった。
その後、小泉が郵政選挙で大勝したが小泉の「洋風指向家族」父性ー<平成大衆浮遊層>に対して小沢「昭和日本的」父性ー<無言の知>である。尤も、小泉は、B層を的確に理解していたように大衆を冷たく見ている。
このとき、パフォーマンスに浮遊する平成大衆の感性を見抜いた小沢はその後「国民の生活が第一」という簡明なシグナルを出し成功し政権交代が実現する。
しかし、既得権の崩壊を恐れた政・官・財・マスコミは、執拗な小沢排除、無力化に奔走し一応は成功する。
これが、現在までの経過である。
この世川行介という人の本は、羽田孜の独白(ワキとして小沢と行動をともにした二見伸明元公明党副委員長)を軸に小沢一郎の軌跡を描いているが何とも不思議な玄妙とでも言っていい趣のあるものとなっている。
最近、「検察の罠」、「検察崩壊」という本がたて続けに出版され閉ざされていた検察の内情が明らかになってきた。
そしてそれは、この本の内容の裏付けともなっている。
いっちゃんとつとむちゃんは、あまりにも真っ当に政治改革を主張し行動したため周りから迷惑がられたのであろう。
そしてそれは、恐怖を感じさせる程のものであったことがわかる。
小沢追い落としはロッキード事件とも相似で宗主国の影がちらつく。
江藤淳が、「心底からぞっとした」と評した「日本新党なら当選出来そう」として参加した松下政経塾出身の「山田宏、野田佳彦、中田宏、前原誠司、樽床伸二」の名前は、20年を経て江藤の評価が正当であったということが解ったのである。
そして今、「日本維新の会」を巡って同じ名前があり同様の茶番がまた始まっている。
2010年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これほどマスコミから叩かれ続ける政治家はいない。47歳で自民党幹事長に就任して以来ほとんど20年になる。「剛腕」「独裁的」「金権」「壊し屋」……数限りない悪罵を受け続け、政治的にも自民党離党以来「負け」続けながら、なお国内政治の中心に居続けてきた理由を説明できる人は少ないだろう。
私自身も、2007年の参議院選の前までは、ほぼマスコミの創り上げた小沢像を共有していた。「国民の生活が一番」という簡単明瞭なスローガンに興味を持ち「日本改造計画」などの著作を読み、支持に転換した。
しかし、それまでの小沢さんの政治行動が理解できずに遠ざけていた出来事は納得できないでいた。
本書では一つひとつの政治行動の背景が説明され、理解することができた。
民主党代表選出馬を期に、さらに小沢排斥キャンペーンが強まると考えられるが、反小沢の立場の方にもマスコミ報道を鵜呑みにしないためにも読んでいただきたい作品である。小沢支持者にはもちろん必読書である。
私自身も、2007年の参議院選の前までは、ほぼマスコミの創り上げた小沢像を共有していた。「国民の生活が一番」という簡単明瞭なスローガンに興味を持ち「日本改造計画」などの著作を読み、支持に転換した。
しかし、それまでの小沢さんの政治行動が理解できずに遠ざけていた出来事は納得できないでいた。
本書では一つひとつの政治行動の背景が説明され、理解することができた。
民主党代表選出馬を期に、さらに小沢排斥キャンペーンが強まると考えられるが、反小沢の立場の方にもマスコミ報道を鵜呑みにしないためにも読んでいただきたい作品である。小沢支持者にはもちろん必読書である。
2011年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、ある政治家を分析・評価する本である。マスコミに叩かれ、国民
に嫌われ、同じ派閥内でも公然と反発されてしまう政治家を。そしてそれ
をものともせず、何度でも立ち上がってくる強かな政治家を。
田中角栄が自民党幹事長として采配を振るった1969年、小沢は初当選
する。以降、数々の派閥・政党の歴史の渦に身を泳がしていく。
89年・自民党幹事長、93年・新生党代表幹事、98年・自由党党首、
06年・民主党代表..輝かしい経歴の裏に、同じ数だけ敗北の歴史が存
在する。そして表に出てこない、小沢を取り囲む人々の負の感情もまた、
存在している。
・・・
正直、小沢一郎に対する見方が変わった。もちろん、彼自身のカネや権力
についての問題は解決しなければならないと思う。しかし、もしそれを評
価するのであれば同様に、彼のそれぞれの立場での行動や、掲げた政治理
念についても評価すべきではないのかと感じた。
著者は小沢擁護色が強い。それは差し引かなければならない。ただ、この
本なり、この政治家を軸にして、日本の政治を考えることは、決して悪い
ことではない。
に嫌われ、同じ派閥内でも公然と反発されてしまう政治家を。そしてそれ
をものともせず、何度でも立ち上がってくる強かな政治家を。
田中角栄が自民党幹事長として采配を振るった1969年、小沢は初当選
する。以降、数々の派閥・政党の歴史の渦に身を泳がしていく。
89年・自民党幹事長、93年・新生党代表幹事、98年・自由党党首、
06年・民主党代表..輝かしい経歴の裏に、同じ数だけ敗北の歴史が存
在する。そして表に出てこない、小沢を取り囲む人々の負の感情もまた、
存在している。
・・・
正直、小沢一郎に対する見方が変わった。もちろん、彼自身のカネや権力
についての問題は解決しなければならないと思う。しかし、もしそれを評
価するのであれば同様に、彼のそれぞれの立場での行動や、掲げた政治理
念についても評価すべきではないのかと感じた。
著者は小沢擁護色が強い。それは差し引かなければならない。ただ、この
本なり、この政治家を軸にして、日本の政治を考えることは、決して悪い
ことではない。
2010年9月11日に日本でレビュー済み
まさに巻を措く能わず…異色とも言えるこの「小沢一郎」本を、私は終日読み耽り、そして、当著を閉じた後、目頭に熱いものを感じてしまった。閉じた書物の帯には、著者である世川行介さんの、振り絞るような次の言葉が刻み込まれている―こんなにも罵詈雑言や中傷誹謗ばかり浴びせられては、いかにも小沢一郎が不憫であるし、同時代を生きる僕たちが、なさけない―と。「無言の知」(本書)の代弁者と言って良い世川さん…私は民主党員でもサポーターでもないけれど、小沢一郎さんの「本当の姿」をよくぞ描いてくれた。
本著に小沢さんの肉声はない。だけど、羽田孜さんや二見伸明さん、平野貞夫さんなどの言葉が、江藤淳や吉本隆明なども認める「理念的政治家」を浮き彫りにする。「人に誤解されながら、言い訳もせず、誤解に耐え、あっちにぶつかり、こっちに倒れしながら、それでもその度に黙って立ち上がり、衣服の泥を払うとまた寡黙に歩き出す」(同)…そんな小沢さんと「同じ一つの夢」(同)を現実のものとするために邁進してきた羽田さんの「独白」が、取り分け、心に響く。「そうだ。いっちゃん。おれとあんたで、ここまで来たんだ」
旧敵の自民党はもとより、検察を含む霞ヶ関官僚、鉛筆を舐めた「世論調査」等で国民を誘導する大マスコミ、民主党内の反小沢勢力などによって、「百年に一度出るか出ないかの傑出した人物」(同)である小沢さんの“無力化”“政治的抹殺”が、現在も進行している。確かに、「小沢一郎が成し遂げた09(平成21)年の政権交代は、「高度化された社会における革命」と言ってもいいくらいに、画期的な偉業だった」(同)。この「偉業」の質を高めるため、「同時代を生きる」私たちは、断固、小沢さんを守り、支えていかねばならない。
Amazonで購入
まさに巻を措く能わず…異色とも言えるこの「小沢一郎」本を、私は終日読み耽り、そして、当著を閉じた後、目頭に熱いものを感じてしまった。閉じた書物の帯には、著者である世川行介さんの、振り絞るような次の言葉が刻み込まれている―こんなにも罵詈雑言や中傷誹謗ばかり浴びせられては、いかにも小沢一郎が不憫であるし、同時代を生きる僕たちが、なさけない―と。「無言の知」(本書)の代弁者と言って良い世川さん…私は民主党員でもサポーターでもないけれど、小沢一郎さんの「本当の姿」をよくぞ描いてくれた。
本著に小沢さんの肉声はない。だけど、羽田孜さんや二見伸明さん、平野貞夫さんなどの言葉が、江藤淳や吉本隆明なども認める「理念的政治家」を浮き彫りにする。「人に誤解されながら、言い訳もせず、誤解に耐え、あっちにぶつかり、こっちに倒れしながら、それでもその度に黙って立ち上がり、衣服の泥を払うとまた寡黙に歩き出す」(同)…そんな小沢さんと「同じ一つの夢」(同)を現実のものとするために邁進してきた羽田さんの「独白」が、取り分け、心に響く。「そうだ。いっちゃん。おれとあんたで、ここまで来たんだ」
旧敵の自民党はもとより、検察を含む霞ヶ関官僚、鉛筆を舐めた「世論調査」等で国民を誘導する大マスコミ、民主党内の反小沢勢力などによって、「百年に一度出るか出ないかの傑出した人物」(同)である小沢さんの“無力化”“政治的抹殺”が、現在も進行している。確かに、「小沢一郎が成し遂げた09(平成21)年の政権交代は、「高度化された社会における革命」と言ってもいいくらいに、画期的な偉業だった」(同)。この「偉業」の質を高めるため、「同時代を生きる」私たちは、断固、小沢さんを守り、支えていかねばならない。
2013年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当のおとことは、こういうものなのか・・・と感じられました。
2010年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小沢一郎に興味を覚えたのは、彼がブリキのロボットにがんがん殴られているCMを見た時からだった、面白い政治家がいる….。その後、彼の著作を読み、彼の言動を注意深く眺めているうちに、これは並みの人間じゃないなと思うようになった。代表選での彼の演説を聞き、日本語はこれほど重いものだったのかとあらためて認識した。彼が少し表にでてくると、すぐさまハチの巣をつっつくようにマスコミが叩き始める。普通の日本人なら、これを1−2回やられれば、ほとんど力尽きるのに、彼はゾンビのように蘇ってくる。何が彼をここまで駆り立てるのか、羽田孜の口を借りて綴られた“泣かない小沢一郎(あいつ)が憎らしい”という著書に、民主党が政権交代を果たし、首班指名の投票を行う時、小沢一郎が病気のせいで身体が動かなくなった羽田孜の手を取りながら、階段を昇り、ともに一票を投ずるシーンが描かれていた。もしこれが彼をゾンビたらしめていたエネルギーだとすれば、我々は歴史に刻まれる人間を今、見ているのかもしれない。しかし、どのようなものにも器があり、それ以上もそれ以下も受け入れることができない。日本が持つ現在の器では彼を受け入れることはできないかもしれない。詭弁がまかり通る政治と司法、ステレオタイプな論調に終始するマスコミを見るにつけ、精神的に成長していない日本の卑小な器を思い描かざるをえない。彼を取り巻く様々な負のエネルギーをみるにつけそう嘆じざるをえない。しかし、それでも彼はゾンビのように戦いをやめないであろう。国民に政治を取り戻すという彼の夢はまだ果たされていないから。日本人としては極めて珍しい限りなくタフな人間の行動と思考がわずかかいま見られる著書である。