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建築MAP東京 改訂版 単行本 – 2003/1/1
- 本の長さ357ページ
- 言語日本語
- 出版社TOTO
- 発売日2003/1/1
- ISBN-104887062206
- ISBN-13978-4887062207
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商品の説明
商品説明
本書に掲載された建築のうち最も古いものは、1958年の菊竹清訓設計によるスカイハウスである。終戦後の日本が近代化を杖として未来へと向かったころの小さな住宅建築である。日本が西洋の模倣を離れ、日本人の生活と近代化の調和へと目を向けた時期の象徴と言っても良いだろう。そこから高度成長を経てバブル崩壊へと至る日本の現代建築の展開のドキュメントとして、この本は読むことができる。そしてその本を手に取り出かけてみれば、実際にその建物が建っている姿を見ることができるのだ。その意味で本書の巻頭言にもあるとおり、東京は「現代建築博物館」であり、本書はその博物館を巡るガイドブックなのである。
本書に登場する建物の多くは、バブル経済に躍らされ東京の街の表情が激変した80年代に成立した個性的な建物である。『2』に掲載された建物の姿と見比べてみればデザインの背後にある体質の差のようなものがはっきりと伺えるだろう。今から考えればほとんど狂気の沙汰とも言うべき当時の状況が、そこにありありと現れている。ただ一種の気恥ずかしさと共に、そこに一寸の懐かしさを感じる向きも少なくないだろう。そんな時代もあった、そんな建物がカッコよく見えた時代があった、そういう歴史が東京の街には刻まれている。それはあなたが生活している現在の街に今も生きている歴史である。本書をひもといて、そんな身近な歴史を見つけてみてはどうだろうか。 (日埜直彦)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : TOTO (2003/1/1)
- 発売日 : 2003/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 357ページ
- ISBN-10 : 4887062206
- ISBN-13 : 978-4887062207
- Amazon 売れ筋ランキング: - 410,643位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
建築単体での情報の密度はかなり低いです。
主な内容は、
建築名:建築事務所名:住所:用途:竣工:延床面積
(建築によっては断面図、平面図、アクソメなどが出ています。)
地図から検索する方法と、逆に作者から検索する事も可能です。
現在はインターネットなどで詳しい情報をいくらでも得る事が可能なので、持っていて損はないと思います。
ひとつ不満を挙げるとすれば、携帯するのに適したサイズとは思えません。(mini版があるぐらいなので、要望も多かったのでしょう。)
mini番は手頃なサイズで持ち運びにも非常に適しています。ただ、携帯用に制作された書物の運命か、地図を見る為に目一杯開くとページが抜け落ちてしまいます。
通常サイズのモノでそのような現象が起きた事がないので、mini版を購入される場合は、一度書店などで現物を確認してから購入した方がいいかもしれませんよ。
他の記載のレビューをよく見ればよかった。ま、中古で安かったのでいいですが、正直な感想だと、どうしてって思うものが多い。
確かに有名どころも記載してあるが、場所と説明が数行程度で文字数にすると100字あるかないか。それが、地域別に記載しており
地図部分が半分。立面図や平面図の一部を載せているのもあるが、個人住宅で場所と竣工日や延べ床面積がある程度、個人住宅が多い。
建築系の人間が買うべき本ではない。街歩きの趣味の人が、あの建物はなんだろう?でみるべきなのかも知れない。
東京都庁を例に出すと、記載は 名称、設計者、住所、用途、竣工、延床面積の記載のみ。他の記載もほぼ同様。
古いところでは、1958年竣工の菊竹清訓の自邸「スカイハウス」。
このエポックメーキングな住宅に始まり、バブルを経てその崩壊に至る時期までの、さながら常時、建築博覧会を催しているかのような東京の建築状況は目もくらむほどに鮮やかだ。
なお、1994年以降の建築については「建築MAP東京2」が出ている
本書の特徴として、地図の使いやすさが挙げられる。
地域ごとに1/10000に統一された縮尺の地図が、見開き2ページに納まっている。1/10000という縮尺は、10cmが1kmになるので、見開き2ページ分が、歩いて回るのにちょうど良い範囲になっている。
この縮尺では狭い路地まで正確に表現され、実際に歩いて迷うことがない。
本書を片手に東京の建築探訪に出かけて見よう。
でも、建築物、特に近代建築(コンドルとか)が大好きで、また安藤忠雄とか
コルビジェなど「ベタ」なものなら現代建築でも見に行っちゃったりします
そのような、ミーハーレベルの私にはこの本のよさがわかりませんでした
もっとその街にある、設計者・建築時期が色々な建物を網羅しているのかと
思ったら、かなり紹介している時代に偏りがあるのですね
この時代が好きな人にはたまらないのかもしれませんが、車で走っていて
不思議な形のビルをみて「今の何?」としてこのmapで引いて見ると
詳しく載っている・・というような使い方ができると勝手に思っていた私に
とって、紹介されている建物の数の少なさと時期の偏りは残念でした
古すぎも新しすぎもしないあたりの建築、80年代とか好きの方におすすめします
東京駅最高!とか明治生命館渋い!とか言う方にはまったく見当違いの本です。