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エミール・デュルケム: 社会の道徳的再建と社会学 (シリーズ世界の社会学・日本の社会学) 単行本 – 2001/9/1

4.5 5つ星のうち4.5 3個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東信堂 (2001/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 142ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4887134029
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4887134027
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 3個の評価

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中島 道男
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上位レビュー、対象国: 日本

2013年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
デュルケムの理論をわかりやすく、しかも彼の
生涯を連ねて説明してくれています。
内容も非常にわかりやすく、社会学入門者にピッタリです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 私自身は社会学関連の本を読み始めたばかりなので、正直なところかなり挑戦するつもりで読んだのですが、警戒していたせいか拍子抜けするほどわかりやすくて驚きました。
 内容に関しては、その全てではないでしょうが、かなり深く追求しているようです。かなり大胆な解釈もそう断ったうえで紹介されており、デュルケムとデュルケム前後、あるいは現代につながる学説や議論が紹介されており大変ためになりました。
 読むにあたって特にこれといった事前知識もいらないようなので、社会学に興味があれば読んで見てもいい一冊だと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年11月14日に日本でレビュー済み
デュルケームの思想を理解するためには、デュルケームの著作を読むべきである。そんなことは今更言うまでもないのだが、読むにしても何らかの指針は欲しい。あるいは読んだのはいいが、何が書いてあるのかさっぱり分からない、ということもあるだろう。それゆえ解説本はやはり有り難い。「解説本を読むと、その解説本の解釈に引っ張られるから危険だ」という意見ももっともである。もっともであるのだが、しかし読んでも読んでも分からないんだから、自分の解釈なんてさっぱり沸かないんすよ、ということだってあるだろう。仮に自分の解釈を何とか形にできたとしても、それが果たして正しいのかどうか心許ない、なんてこともある。一冊の著作に徒手空拳で立ち向かっても勝てる見込みはないし、そもそもそんな時間もない人もいるはずだ。だから先人の解説本は有り難いし、あるんなら活用したらいい、と思う。活用を目的として書かれたものなのだし。
 デュルケームでは本書が有用な解説本の一つである。何しろコンパクトだ。120ページしかない。にもかかわらずデュルケームの主要著作の内容はきちんと押さえられているし、著作に接して絶対出て来るであろう疑問にも明快な答えが用意されている。その上でデュルケームの思想が持つ今日的な意義についても触れられる。手っ取り早くデュルケームを知りたいなら本書に限る。とはいえ、注意を要するのは「デュルケームの著作を読むとき」にはこの本が便利だ、というところだ。各著作の具体的な内容が要約した形でまとめられているわけではないので、これ一冊でデュルケームの著作を全部読んだ気になれる、ということは期待してはならない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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