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言説分析の可能性: 社会学的方法の迷宮から (シリーズ社会学のアクチュアリティ:批判と創造 5) 単行本 – 2006/4/1
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社東信堂
- 発売日2006/4/1
- ISBN-104887136544
- ISBN-13978-4887136540
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登録情報
- 出版社 : 東信堂 (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4887136544
- ISBN-13 : 978-4887136540
- Amazon 売れ筋ランキング: - 563,912位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,391位社会一般関連書籍
- - 10,087位社会学概論
- - 50,574位ビジネス・経済 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年9月5日に日本でレビュー済み
『言説分析の可能性−社会学的方法の迷宮から−』という書名と佐藤俊樹、友枝敏雄という編者にそそられて買ったのだが、読み進めるうちに、この題名はどうかと思うに至った。逆に『言説分析の不可能性』もしくは『言説分析の死』というのが内容を表しているのではないか?いきなり、佐藤俊樹氏の言説分析批判からはじまり、遠藤知己氏の言説分析の不可能性でこの書のタイトルの不当性に思い至った。非常に緻密で、精巧な議論であり、私はただただ圧倒された。かろうじて、中河伸俊氏の登場で、言説分析と社会学との仲裁が入ったが、その後の、橋爪大三郎氏、鈴木譲氏、友枝敏雄氏の論考で、言説分析は社会学によって、抑圧され、過去のものとなり、社会学から追放される。これから、言説分析を行おうとする私には思いがけないショックであった。幸い、数理社会学会の学会誌『理論と方法 29』89-102(2001)の赤川学氏の反論を読んで(時間的には前後するのだが)、言説分析肯定派に属する私は溜飲を下げるのだが、いずれのせよ、激しい論争の書であることには間違いない。緻密な概念闘争は素人の私から見れば、神々の闘いである。今後の言説分析肯定派の逆襲に期待したい。余談ではあるが、第4章を書かれた橋本摂子氏の論考には若くて新しい知性の可能性を感じた。今後のご活躍を祈念したい。それと、鈴木氏が謝辞で述べられている園田浩之氏はフーコーがご専門のバリバリの言説分析派であることを申し添えておく。タイトルに不満は残るが、間違いなく、一級の書である。