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こんなまちなら老後は安心!: セーフティネットを鷹巣から北秋田へそして全国へ 単行本 – 2006/3/1

4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 全国コミュニティライフサポートセンター (2006/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 237ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4887205031
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4887205031
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年1月17日に日本でレビュー済み
「旧鷹巣町」の先進的な福祉政策の事例を載せた本だと思い読みましたが、違います。
この本では、前半は、負けた選挙戦での反論と現秋田市長長への反論(前鷹巣町長)と、相手側への誹謗中傷中心です。後半になりますと、先進的な事例が多くなりますが、鷹巣で行われた福祉というよりは、参考にした北欧の福祉に対する感想が多いです。
先進的な事例は、デンマークの福祉のやり方を見習ったものであり、昨今の介護福祉のあり方を変えた、よい例ですので、このやり方が、10数年前に出てきた意義は大きいことがわかります。
ただ、選挙に負けた理由が、町の財政悪化を非難した現北秋田市長への反論が、数字抜きであることが残念です。公債費比率などはありますが、平成13年度(2001年当時)のもので、選挙に負けた平成15年度のものではありません。問題となっている、町全体の予算額・決算額、福祉公社の予算額・決算額、その内訳をもっと提示してもらった方が、善悪がわかると思います。
内容は、先進的な事例も出ていて、参考になるとは思いますが、「これは現代の異端審問」とか「これはファシズムの手法」などといった扇情的な言葉も出てきますので、福祉政策を伝える本という訳でもないです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月6日に日本でレビュー済み
 本書は日本一と言われる高齢者福祉システムを数年で構築した東北の小さな町、秋田県鷹巣町(現在は合併して北秋田市)の福祉制度構築の歴史と、当事者の思い、そして2003年の町長交代後の福祉制度の荒廃の様子を、当事者の言葉で語り、編集したものです。
 本書の著者は元鷹巣町長で日本一の高齢者福祉を実現した岩川徹氏、ジャーナリストで鷹巣の状況を全国に発信し続けてきた大熊一夫氏、ケアタウン鷹巣を運営する福祉公社の専務理事として現場で日本一の高齢者福祉を支えてきた飯田勤氏、朝日新聞の社説を通じて鷹巣の状況を発信してきた大熊由紀子氏、住民によるワーキンググループやケアタウン鷹巣設立運動の様子を映画で記録し、全国で紹介、議論を巻き起こしてきた羽田澄子氏、ケアタウン鷹巣の設計を担当し、利用者主体の個室施設を実現した外山義氏、そして利用者の家族や公社の職員、岩川町政を支えてきた市議会議員です。当事者らの熱く、切々とした訴えに、この町でおこった運動が単なる施設作りではなく、尊厳を持って人生を送りたいという人権闘争であったことを強く印象づけられました。
 また、その誇るべき高齢者福祉制度が保守派の巻き返しによって、2003年町長選の町長交代によって一気に崩されていきます。その謀略とも言っていいほどのなりふり構わない制度破壊のあり方に、正直言って落胆してしまいました。福祉以前に、それを決めるプロセスである民主主義と、その担い手に大きな問題があるようです。しかし、鷹巣に一度灯った火はまだ消えていません。岩川氏を始め安心の福祉の町を求める町民は多くいますし、本書やその他の資料などで福祉のまちづくり運動に参加している人も全国で少なくないからです。
 「こんなまちなら老後は安心!」。本書はまさに老人福祉政策についてあるべき姿の一例を示し、その実現過程、政治プロセスまで詳細に描き出した、当事者らによる渾身のルポタージュと言えます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月23日に日本でレビュー済み
利権にしがみつく人間、若い世代の活躍を嫉妬し、足をひっぱろうとする人間。

生々しい地方政治の一面が垣間見られるストーリーでもあるのです。

「失望はしても絶望はしない」

この言葉を胸に刻みたい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート