勉学とはなにか
その本質はなにか。考えさせられました。
皆さんにも是非読んでいただきたい本です
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
勉学術 単行本 – 2006/12/30
白取 春彦
(著)
哲学・宗教に関する多くの啓蒙書で知られる著者が、自らの経
験をもとに、真の教養を身につけるには独学しかないと語る。「入門書ではなく
原典を読め」「哲学書は最初から最後まで読む必要はない」「西洋を知るには
聖書を読むしかない」といった明快な方法論は、知識欲に富む読者に役立つに
違いない。
験をもとに、真の教養を身につけるには独学しかないと語る。「入門書ではなく
原典を読め」「哲学書は最初から最後まで読む必要はない」「西洋を知るには
聖書を読むしかない」といった明快な方法論は、知識欲に富む読者に役立つに
違いない。
- 本の長さ163ページ
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2006/12/30
- 寸法12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- ISBN-104887595204
- ISBN-13978-4887595200
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学
と宗教に関する解説書の明快さには定評がある。主な著書に『仏教
「超」入門』(すばる舎)『この一冊で「哲学」がわかる!』『この一冊で「聖
書」がわかる!』(以上、三笠書房)『今知りたい世界四大宗教の常識』(講談
社)など多数。
と宗教に関する解説書の明快さには定評がある。主な著書に『仏教
「超」入門』(すばる舎)『この一冊で「哲学」がわかる!』『この一冊で「聖
書」がわかる!』(以上、三笠書房)『今知りたい世界四大宗教の常識』(講談
社)など多数。
登録情報
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2006/12/30)
- 発売日 : 2006/12/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 163ページ
- ISBN-10 : 4887595204
- ISBN-13 : 978-4887595200
- 寸法 : 12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,008,335位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
渡部昇一先生の知的生活の方法とは、また違ったスタイルの本である。共通点は、「自分の本を買うことに躊躇してないならない」というところだろう。さほど、厚い本ではないので、熟読派でも1日で読めてしまう。しかし、参考になることは沢山ある。「ネットで簡単に情報を入手する」、「ネットで本を注文する」、「ウィキペディアの利用」など、インターネットに安易に頼る姿勢を著者は否定している。言わんとしていることは分かる。しかし、私はインターネットで著者の本に出会い、他の本についても、かなり満足しているのだが、その点は、いかがに思っているのだろうか。
白取先生は、宗教・哲学で有名なだけあって、今回もそのカラーが強く出ている。「聖書理解が、正しい世界認識につながる」、「仏典、コーラン、聖書等と親しくなることで、カルトから身を守ることができる」、「カントの純粋理性批判は、こう言った内容である」、「実は、私はハイデガーの存在と時間を評価していない」と言った具合に、倫理や道徳が薄くなった現代人を補正する内容盛り沢山といったところである。
現代人の半端な英語信仰に対しても、バッサリ斬っている。この本を読めばどう勉強すべきか分かるはずだ。
白取先生は、宗教・哲学で有名なだけあって、今回もそのカラーが強く出ている。「聖書理解が、正しい世界認識につながる」、「仏典、コーラン、聖書等と親しくなることで、カルトから身を守ることができる」、「カントの純粋理性批判は、こう言った内容である」、「実は、私はハイデガーの存在と時間を評価していない」と言った具合に、倫理や道徳が薄くなった現代人を補正する内容盛り沢山といったところである。
現代人の半端な英語信仰に対しても、バッサリ斬っている。この本を読めばどう勉強すべきか分かるはずだ。
2023年4月4日に日本でレビュー済み
本書の著者である白取氏は何の発展もないような単純な作業は本当の勉強ではないと断言するのである。自分で独学するという裏打ちがなければ生きた知識は頭に残らないし、何も身につかないのである。だから、勉学は独学にかぎるのだと白取氏は説くのである。疑問から知識が始まるのであり、疑問がなければ知ることはできないが、疑問の芽は日常にいくらでも転がっているのである。疑問がたくさんの知を呼び、そこからまた新しい疑問が湧いて次々と追っているうちに知識が倍加するのである。また悪習慣である常習的な飲酒はひたすら集中していく姿勢の妨げとなるので厳に慎むべきなのである。つまり、感情の乱れや不健康は独学の障碍となるので注意が必要なのである。本を読みながら傍線を引くためにも図書館で借りるのではなく本を買う金を惜しまないことが必要なのである。中途半端な読み方でいいから損得勘定は捨てて「難しい本にぶつかれ」と白取氏は私達に発破をかけるのである。そして少し難しそうで面倒そうな本や雑多な本あるいは古今東西の本は臆病にならずまともに読まないで手荒にからかうように扱ってみるのである。しばらく眺めて一度はめくってみる価値があるのである。難解な書物も眺め読みで何とか征服できるのである。わかりにくい本はいくら有名な名著であっても悪い本なのである。だから、読む必要がないのかもしれないのである。しかし今まで知らなかったことを副次的に掘り出すために速くランダムにたくさん読むことが、いくら大切とはいえ自分なりに考えてみないとただの博学な読書家になってしまうのである。だから他人の解釈を鵜呑みにせずに本を読んで考えることが求められるのである。独学はいつでもどこでもできるのである。そして、独学することを阻むものは何もないのだから、たった今から熱中して独学すればいいだけの話なのである。
2007年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほかのレビュアーも書いていたところですけど、
「自分にとって未知の分野を独学する時はいきなり本物から読めということ。聖書や外国文学作品を例にすると、いきなりそれらを手にするには難解なイメージがあるため、実際の作品よりも難解な解説書から読み始めるケースが多いと指摘。 」と著者は書いていました。
これについてですが、読者がある一定のレベル(作者の精神レベル)に達していないと、読んでも理解できないのではないでしょうか。一般人の精神レベルから、聖書などの精神レベルへの橋渡しとして、解説書もそれなりに意味があるのではないかと思います。
「自分にとって未知の分野を独学する時はいきなり本物から読めということ。聖書や外国文学作品を例にすると、いきなりそれらを手にするには難解なイメージがあるため、実際の作品よりも難解な解説書から読み始めるケースが多いと指摘。 」と著者は書いていました。
これについてですが、読者がある一定のレベル(作者の精神レベル)に達していないと、読んでも理解できないのではないでしょうか。一般人の精神レベルから、聖書などの精神レベルへの橋渡しとして、解説書もそれなりに意味があるのではないかと思います。
2007年2月2日に日本でレビュー済み
いきなり「生涯学習」という言葉への批判から始まります。
学習というのは、誰かに教わること。
大人になってまで、誰かに教わるとは何たることか。
著者は怒ります。
著者は独学を勧めます。
いくつになっても勉強すべき、それも独学でなければならない。
世の中は、わからないことだらけであり、そういう意味では常に勉強が大事です。
外国語を学ぶ場合でも、語学教室に通うのではなく、独学が良いと勧めます。
発音は教育放送の外国語講座で学べます。
本を多く読むことで、自然と外国語も身につきます。
多くを学ぶために、多くの本を読むことを勧めますが、ここでも独学です。
速読教室などへ通うのは無駄だとまで言います。
本を速く読みたいなら、多くの本を読めばよい。
多くの本を読んでいるうちに、読む速度もアップする。
宗教と哲学を学んでこられた著者らしく、宗教書が必読と勧めています。
確かに国際紛争の多くが信仰する宗教の違いが根底にあります。
著者の主張もわからなくはありませんが、万人に必読であるとするには、少し違和感を持ちました。
学習というのは、誰かに教わること。
大人になってまで、誰かに教わるとは何たることか。
著者は怒ります。
著者は独学を勧めます。
いくつになっても勉強すべき、それも独学でなければならない。
世の中は、わからないことだらけであり、そういう意味では常に勉強が大事です。
外国語を学ぶ場合でも、語学教室に通うのではなく、独学が良いと勧めます。
発音は教育放送の外国語講座で学べます。
本を多く読むことで、自然と外国語も身につきます。
多くを学ぶために、多くの本を読むことを勧めますが、ここでも独学です。
速読教室などへ通うのは無駄だとまで言います。
本を速く読みたいなら、多くの本を読めばよい。
多くの本を読んでいるうちに、読む速度もアップする。
宗教と哲学を学んでこられた著者らしく、宗教書が必読と勧めています。
確かに国際紛争の多くが信仰する宗教の違いが根底にあります。
著者の主張もわからなくはありませんが、万人に必読であるとするには、少し違和感を持ちました。
2013年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生であろうが、社会人であろうが、サンデー毎日のリタイヤ組であろうが、この本で言うところの「俺の独学手法」を編み出し、有限の人生時間を愉快に楽しくやっていけるきっかけのヒントを与えてもらった。
特に、世間でまことしやかに言われていることを、正しいと認識し、又それの受け売りをしていたことを大いに反省させられた。いいチャンスである。
本当の、「学び」というものがどのようなことを言うのかが、この本から自分が、盗み出せば、著者の喜びとなろう。
特に、世間でまことしやかに言われていることを、正しいと認識し、又それの受け売りをしていたことを大いに反省させられた。いいチャンスである。
本当の、「学び」というものがどのようなことを言うのかが、この本から自分が、盗み出せば、著者の喜びとなろう。
2010年6月16日に日本でレビュー済み
ゆるぎない勉強論とでもいえばいいのか、確固とした信念の上で論が展開されていきます叙述の一部には疑問をはさみたくなる部分もあったが大筋においてこれは読んでおいて損のない勉強論である。
特に興味を持ったのは「外国語の独学法」
・日本語を正しく使う
・言葉のセンスが必要
・その言語の文法全体を俯瞰しておくこと
・辞書は用例の多いものを読むこと
・熱中すること
・読むこと重視でいい
・会話からはじめるはまちがい
・構文の習得をすること
テクニック本も役立つが、こういう本は視点を変えてくれる効果があるので時々読んでみると新鮮に感じるはず。
特に興味を持ったのは「外国語の独学法」
・日本語を正しく使う
・言葉のセンスが必要
・その言語の文法全体を俯瞰しておくこと
・辞書は用例の多いものを読むこと
・熱中すること
・読むこと重視でいい
・会話からはじめるはまちがい
・構文の習得をすること
テクニック本も役立つが、こういう本は視点を変えてくれる効果があるので時々読んでみると新鮮に感じるはず。
2009年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
疑問を持て、本を読め、教養をつけろというごく基本的な部分には同意できるが、内容はそれほど濃くない。
著者の言う勉学術は断定的で経験に基づき、今ひとつ論拠に欠ける。
自分の主張に対しては参考文献を引き合いに出しているが、
「吝嗇から文化は生まれない」
「ローン支払いのために自分の人間生活を壊すというのはどう見ても狂気であろう」
「いわゆるすぐにカッとする人やまともな生き方をしていない人を見てみればわかる。彼らは本を読まない」
など、やたらと上から目線でいかにも自分は教養人だという論調には好感が持てなかった。
また、ネットはよくないとかWikipediaはほとんど参考にならないとかいうことが特に論拠も無く書かれている。
そういう一面は確かにあるが、あまりにも偏狭的な見方だと感じた。
このほか、解説書よりも本物に当たれということが繰り返し書かれているが、
著者自身「この一冊で聖書がわかる!」などの解説書を多数出している点には矛盾を感じる。
こちらは結構分かりやすいので、宗教などの入門にはこの著者の本は良いと思うのだが…。
著者の言う勉学術は断定的で経験に基づき、今ひとつ論拠に欠ける。
自分の主張に対しては参考文献を引き合いに出しているが、
「吝嗇から文化は生まれない」
「ローン支払いのために自分の人間生活を壊すというのはどう見ても狂気であろう」
「いわゆるすぐにカッとする人やまともな生き方をしていない人を見てみればわかる。彼らは本を読まない」
など、やたらと上から目線でいかにも自分は教養人だという論調には好感が持てなかった。
また、ネットはよくないとかWikipediaはほとんど参考にならないとかいうことが特に論拠も無く書かれている。
そういう一面は確かにあるが、あまりにも偏狭的な見方だと感じた。
このほか、解説書よりも本物に当たれということが繰り返し書かれているが、
著者自身「この一冊で聖書がわかる!」などの解説書を多数出している点には矛盾を感じる。
こちらは結構分かりやすいので、宗教などの入門にはこの著者の本は良いと思うのだが…。