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「婚活」時代 (ディスカヴァー携書) 新書 – 2008/2/29

3.6 5つ星のうち3.6 104個の評価


もはや結婚はデフォルト(初期設定)ではない!

だれでもそのうち自然に結婚することになるわけではない


「パラサイト・シングル」「格差社会」で知られ、「報道ステーション」等のテレビ・新聞・雑誌でもおなじみの気鋭の家族社会学者山田昌弘教授と、
結婚・恋愛・少子化をテーマに圧倒的な質量の取材と執筆・講演活動を続けるジャーナリスト白河桃子。
今、日本で、結婚と恋愛の実態とその解明を語らせたら右に出る者のいない両氏による本書は、驚くべきスピードで進む晩婚化・非婚化の要因と実態を明快にリアルに伝え、
まさに、『「婚活」時代』以前と『「婚活」時代』以後と時代を二分する衝撃の書といえよう。

が、本書の本当の斬新さは、これが社会学の本であると同時に、具体的な「婚活」の方法と各種サービスの賢い活用法までを網羅し、
いわば『婚活のすすめ』とも呼ぶべき実践の書ともなっている点である。
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商品の説明

著者からのコメント

「婚活」は、「結婚活動」の略です。

わたし(山田昌弘)は、家族研究を専門としています。
なかでも、現代日本社会で、結婚がどのように変化しているのかということを一つの研究テーマにしています。
結婚や恋愛を中心に精力的に取材しているジャーナリストの白河桃子さんからAERAの取材を受けていたときに「結婚活動」についてどう思うかと聞かれました。結婚活動とは、就職活動のアナロジーとして作られた言葉です。
今では、よりよい就職をするために、情報を集め、セミナーに通い、試験勉強をし、
エントリーシートを書き、履歴書の写真をとり、面接用にスーツを整えるなど、さまざまな活動をします。
就職のための予備校に行く学生も多くなってきました。
学生たちは、これらの就職活動を、「就活」と称しています。
同じように、よりよい結婚を目指して、合コンや見合い、自分磨きなど、積極的に行動をする人が出てきています。
それらの活動を結婚活動と呼ぶことにしました。
就職活動は略して「就活」だから「結活」でしょうか、
いや、結活は発音がしにくいから「婚活」にしたらと提案したのが、このことばの由来です(初出『AERA』2007年11月5日号)。

二人で意見交換する中で、昔と違って、結婚活動、略して「婚活」をしなければ、
結婚がしにくくなっている時代に入った、という共通認識があるのがわかりました。
そして、就活をサポートするものは、ハローワークや就職相談など公的なものから、
セミナーや就職活動用ガイドブックまでいろいろあるのに、婚活をサポートするものはほとんどないことに気づきました。
そこで、まず、現在の結婚状況から、結婚活動が必要になった理由や結婚活動の実態を描くものが必要ではないか、
ということで、二人の研究、調査結果を出し合って、一冊にまとめようということになったのが、本書ができるきっかけです。

おもに、山田が社会学に基づいた理論的部分を、白河さんが広汎な取材に基づいた実態部分を担当し、
両者が交錯する部分を対談で補うという形をとりました。
本書は、現代日本の結婚状況を理解するだけでなく、これから結婚を目指す人、
そして、少子化対策に携わる人にも役に立つ本だと思っています。

著者について


山田昌弘 (やまだ まさひろ)

中央大学文学部教授。
1957年東京生まれ。1981年東京大学文学部卒。1986年同大学院社会学研究科博士課程退学。専門、家族社会学。
親子・夫婦・恋人などの人間関係を社会学的に読み解く試みを行っている。
「学卒後も基礎的生活条件を親に依存している未婚者」の実態や意識について分析した著書「パラサイト・シングルの時代」(ちくま新書、1999年)は話題を呼んだ。
1990年代後半から日本社会が変質し、多くの若者から希望が失われていく状況を「希望格差社会」(ちくま文庫)と名づけ、格差社会論の先鞭をつけた。
2006年「格差社会」で流行語大賞トップ10受賞。
著書は他に、「近代家族のゆくえ」(新曜社)「家族というリスク」(勁草書房)「迷走する家族」(有斐閣)「家族ペット」(文春文庫)
「新平等社会」(日経BP・Biztech図書賞受賞・文藝春秋)「少子社会日本」(岩波新書)など多数。

白河桃子 (しらかわ とうこ)

東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。少子化ジャーナリスト&ライター。
『AERA』『日経ビジネスアソシエ』『プレジデント』、ほか女性誌に未婚、晩婚、少子化や恋愛、女性インタビュー等の記事を執筆。
「丸の内OLのための少子化講座」主宰。
著書:『結婚したくてもできない男結婚できてもしない女』(サンマーク出版)、『こんな男じゃ結婚できない』(光文社知恵の文庫)、
最新刊 『白河桃子の「“キャリモテ”の時代」 』 (日本経済新聞出版社)
現在日経ビジネス オンラインにて 『白河桃子の「“キャリモテ”の時代」 』連載中。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008/2/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/2/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4887596235
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4887596238
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 104個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年9月26日に日本でレビュー済み
“就職活動のように、結婚するための活動をしなければ
 結婚をすることが難しくなった”ということを
数値的データ、社会学的考察、取材、インタビューをもとに説明している。
なぜ自分は女性と出会う機会がなく恋愛経験も少ないのだろう、
と常日頃から感じていたのだが、
それはニートの増加や格差社会などと同じく
時代の流れ、日本社会が生み出している一つの現象だということが
この本でわかった。

かつてはお見合い、職場結婚、兄弟・親戚からの紹介で知り合い
そのまま結婚するというシステムがあった時代は、
苦労せずとも適齢期になれば
まわりがおせっかいを焼いてくれていたし、
男性なら働き女性なら主婦になると
世の中誰もが思っていた。
けれども、自由恋愛市場になったことで、
婚前交渉も当たり前になったし、
相手に求める条件も厳しくなり、
モテる人がよりモテ、モテない人がよりモテなくなってしまった。
一夫一婦制の日本では
当然余る男女が出てきてしまう。
余った男女でくっつけばいいのだろうが、
そう簡単にはいかない。
女性が社会に進出するにつれ
女性が男性に求めるスペックが高くなり
それに見合う男性がいない、
もしくはいてもすでに相手がいる、という状況に。
一方男性は、モテる人とモテない人の差がより明確に広がったことで
モテない人はますますモテなくなり
女性とコミュニケーションをとる機会さえ失い、
スキルを磨くことができなくなってしまった、という状況に。
こうして
「結婚したくてもできない」
時代になってしまったのだという。

そういう時代の「婚活」として
「結婚情報サービス」や
「ネット出会い」にも
触れている。
さらに、現状を打破するための手段というか
アドバイスも少し書いてあるが、
あまり参考にはならないかもしれない。

社会学的立場から現代の恋愛市場を分析する内容ではあるが、
・結婚したいけどなぜか結婚できない
・恋人はいるのに結婚に結び付かない
・恋人ができな
・そもそも異性との出会いがない
という人たちが読んで損はない本だと思う。
なぜ結婚ができないのか、という謎が
少しは解けるかもしれない。
恋愛テクニックのマニュアル本や
恋愛指南本ではないので、
誤解のなきよう。

また、あとがきに
「結婚する人が減少しているのに
 少子化対策として子育て支援だけをやるのは無理がある」
という意見には賛同します。
子育てがしやすい環境になったとしても
子供を産む相手がいなければ
子供が増えるわけがありませんから。

ところで、
フリーアナウンサーの渡辺真理は
最近41歳にして結婚した。
元フジテレビでフリーの八木亜希子アナウンサーの紹介で知り合い、
「出会ってなかったら結婚は(一生)してないかも」とコメントしていた。
バリバリのキャリアウーマンが結婚した理想の相手は
白馬に乗ってやってきたわけではなく、
八木亜希子の紹介でやってきたわけだ。
自然な出会いとかではなく、知り合いの紹介。
まさに「婚活」。
本人のコメントからもわかるとおり、
「婚活」していなければ、一生独身だったに違いない。
本人の仕事柄、出会いもたくさんあったはずである。
さらに美人だし仕事もできるし、モテたはすである。
なのに婚活しなければ結婚できなかったという事実。
「いつか自然な出会いで結婚したいな」と漠然と思っている人につきつけられた
厳しい現実かもしれませんよ。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
就活と同様に婚活時代到来ですね。
これからは、結婚紹介所がもうかる予感がします。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年7月21日に日本でレビュー済み
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問題なし
2021年6月3日に日本でレビュー済み
当方男子大学生。講義の課題図書で本書を読みました。煮えきらない思いから読み進めるのを断念したため、記録として残します。
前半、山田教授が日本の少子高齢化やその他晩婚化の進む背景について、丁寧なデータの引用で紹介してくれます。問題は後半、少子化ジャーナリストを自称する白河氏のパート。「思います」、「思われます」など根拠を明示しない類推の語り口が多く、読み進めるほど疑問が積み重なっていきます。
根本的な課題解決へのアプローチや論理は見当たらず、「女性の理想が高い」現状について長々と書いています。男性がどうあるべきかのロールモデルの紹介があっても良いだろうに。結局は白河氏が語りたいことを語り、課題解決への可能性や具体的方策は触れられません。
私の講義の課題は感想文でしたので、「卒論では論理的に根拠を多数並べた構成となるよう努めます」と書きました。ブックオフに行ってきます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身、若かりし頃に離婚を経験した後、そのトラウマから結婚には興味がないカテゴリーに属します。

一度結婚するとちょっとした余裕もあるため結婚にそれほど執着はしないのですが
結婚に意欲的な女性に魅力的な男性が刈り取られているというのはまさしくその通り。

40代ともなると私の周りにはワケありの男性ばかりで(女遊びがすごい、生活苦、マザコン)
人生の仕切りに失敗しその失敗をずるずるとひきずっている人を見るととてもじゃないけど
一緒に人生ともにしようという気持ちには正直なれない。
(向こうも同じ?)

遊び上手で経済力のある男性は若くてカワイイ女性に持っていかれる。ハイ。そうです。
むしろちょっと女性に対しておくてな男性を自分好みの男性に仕立て上げたほうがいいという
説には納得。

あまりにも目が肥えすぎてしまったこと反省します。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年1月4日に日本でレビュー済み
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二人の著者の話がいいのとか、間違ってるのとか、どうだ
とか、こうだとかは、まぁいいことにして、

男にしても女にしても、夜中にパソコンやテレビ・ビデオ
で大脳を活動させて、一人寝を寂しいと思わない人が増え
ているみたい。

大人の身体になったら、二人で寝る方が寂しくなくて、
普通で、自然で、生産的でいいと思いませんか。

生態系破壊は、人の活動が地球の包容力を壊して起きたが、
人類絶滅は、大脳の活動が本能の抱擁力を壊して起きるの
ではと思えてきました。

夜の消灯・消電で本能を磨きましょう!
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年2月22日に日本でレビュー済み
男女、どちらが結婚したいのかを「生きる」「生計を立てる」という人間の根源的な問題から分析してみると良い。
年収が200万以下の非正規は男で18%女は53%。
結局、男の8割は独身のままでも余裕で暮らしていける。
女の半分以上は独身のままでは生活が苦しいという事になる。
独身では寂しいとか言う以前に半分以上の女たちは一人ではまともに生計が立てられない現状なのだ。
だから当然、婚活に対して必死になっている。
逆に男たちは生活そのものには困っていないのだから
「良い人がいれば結婚できたらいいな」程度で男女の婚活に対する温度差はかなりのものがあるのではないか。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年3月7日に日本でレビュー済み
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僕や周りの独身者も結婚願望ある人ばかりです。
でも現状から抜け出せない人ばかり。
そんな人達の現実と対策を非常に分かりやすく書いています。
今の世の中、恋愛能力に乏しい人は積極的に活動しないと一生独身は間違いないでしょう。
待っていても結婚できる時代はとっくに終わりました。

この本は宣伝次第では絶対ベストセラーになると思います。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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