内容はそれほど難しいものではない。けれど、書かれている事柄をしっかり理解するには、高校で生物を選択している必要があると思う。
全部で９章（別にコラム有り）あるが、文章量は多くない。文字が大きく、空白も多い。写真や図もあるので、必然的に文字数は少なくなる。文章自体も小難しく書かれていないので、スイスイ読める。基本的には高校生向けのオープンキャンパスで行われている内容であるので、分かりやすく仕上げてある。ちょっと興味持って、手に取っても問題ないと思う。
しかし雑誌ニュートンなんかを読んでいる方々には、おおいに不満のある内容であると思う。そのような方には内容の浅いものであろうと思われる。そこをもう少し詳しく、と思うところで終わっている感じではないだろうか。
新聞の科学的記事に興味はあるけど、ちょっと難しいなと思う人にちょうどいいのではないかと。
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