「自衛隊」無人化計画
に続き、無人兵器及びロボット兵器への予算充実を訴える兵頭氏。本書は、軍学者とのしての使命である、その時代に合わせて最適な国家サバイバル術を具体的に世間に知らしめることを実に良く実践した書といえる。
かつて日本の海自も無人ヘリを船から運用していた時代もあったとか。DASHというそのヘリの性能と限界について知らしめる。無人機は今でも研究は進んでいるが、遅々として日本では配備が進まない。人の命が異常に軽い国が隣にあり、またいつロボット軍団が特攻攻撃をかけてくるか分からない世の中がすぐそこまで来ている。その場合、生身の自衛隊員に攻撃命令を出せるのか。あまりにも愚かしい選択だったと後悔することになるだろう。
また、米国は現状凄まじい勢いで無人機の開発を進めている。GPSと遠隔操作によって運用されるこの技術が民間にスピンオフしたとき、日本は戦えるのか。兵器のハードとソフトであれば、階段や山を登ることだって平気なはずだ。これが次世代ビークルの標準となったとき、技術立国日本は成り立たない。
軍の強化と民間経済の発展は国のサバイバルに欠かせない技術である。本書にて痴呆的政治家と白知化マスコミに活を入れる国民が増えん事を祈る。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,650¥1,650 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥1,650¥1,650 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥173¥173 税込
配送料 ¥350 6月8日-10日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
¥173¥173 税込
配送料 ¥350 6月8日-10日にお届け
発送元: ネットオフ
販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
無人機とロボット兵器 単行本 – 2009/12/22
兵頭 二十八
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,650","priceAmount":1650.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,650","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"V7cqxhUwhhUpjzFIRbc0E%2BEqA2PF5q%2BB79ZNi%2FGjmHAqBgM1O3mZHr%2FldDyFLbcfqLqU7hv4EP5Vz%2BrZcjCP5FRuC%2FVcCsVvuXK%2FeABfDTXe%2FGHwzxpO5rncacdwry1s","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥173","priceAmount":173.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"173","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"V7cqxhUwhhUpjzFIRbc0E%2BEqA2PF5q%2BBIPET7MjlYwzYj7aIqVDHPXrm%2BAucIRNOG6au5o%2FtirTkrpL5gLCOe7CIx%2F4RBlASo%2F5wBM6Aut%2FbSDuyMw%2FyqlEtF9Gnr4wAj6mocU2d3PMMPoA25jxRWQZPuOl8hRhkkrwO%2FsZHROuvJ0xfJeRwBw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
米軍の「ロボット化」はおそるべき勢いで進展中だ。各種航空機の無乗員化に続いて、補給用トラックの無人運転もまもなく始まる。米国の車両技術はもはやビッグ3ではなくて、大小の軍需企業が建て直しつつあるのだ。 こうした戦場ロボットのノウハウが民間利用されると、日本のメーカーは多額のソフト使用料を、米国の軍需企業に支払わなければならなくなる。 しかるに日本の政治家、官僚、マスコミ、軍事オタクには、この危機感がまったく無い。日本はすでに諸外国のロボット兵器開発からトラック何周分も遅れている。その最先端事情を手際よく紹介し、警鐘を乱打する。 あわせて米軍が本気で「省エネ」に取り組み始めていることについても、読者の注意を促す。戦前の「航空用ディーゼル・エンジン」の歴史を振り返り、地上用ロボット兵器の心臓として「ミニ・ディーゼル」がブレークした場合に、この分野を軽視してきた日本メーカーは、モノづくりでも敗退する畏れがあることを、本書は警告する。
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社並木書房
- 発売日2009/12/22
- ISBN-104890632514
- ISBN-13978-4890632510
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
レビュー
車で移動中のテロリストが無人機からミサイル攻撃を受けて死亡-といった報道がアフガンやイスラエルから届くようになった。すでにロボット兵器による戦いは当たり前の時代となっている。
本書では実戦投入されている各種無人機をはじめ、海軍向けの掃海・機雷敷設ロボット、陸軍が運用する偵察・輸送・砲側ロボットなど、最新ロボ兵器の動向をまとめた一冊だ。、
しかし本書が強調するのはロボ化による米国の世界戦略。ロボ技術のソフトウェアは軍事に止まらず民需にスピンオフし、近い将来、世界を支配する第2、第3の「ウィンドウズ」になる可能性が高いと著者は指摘。米が巨費を投じているは、世界のロボ技術の根幹ソフトを抑え、世界中からそのパテント使用料を得るための手段、としている。
十数年後、家電から乗用車、旅客機までロボット化が進んだ時、その基幹ソフトを握るのは米国となるのか。本書は読者にそう問いかけている。
現在、無人機の進化が著しい。すでに偵察、観測のみならず攻撃まで可能となっている。本著では各国の無人兵器最前線とその開発のすべてに迫る! またこれら無人兵器の新技術が開発国で独占されたら日本の技術大国としての基盤がなくなることを意味するだろう。 --「SATマガジン」、2010/03
著者について
兵頭二十八(ひょうどう・にそはち) 1960年長野市生まれ。高卒後、北海道の陸上自衛隊に2年間勤務し、1990年、東京工業大学 理工学研究科 社会工学専攻博士前期課程修了。現在は評論家。著書(共著含む)に、『あたらしい武士道』『精解 五輪書』(以上、新紀元社)、『属国の防衛革命』、『日本の戦争 Q&A』(以上、光人社)、『やっぱり有り得なかった南京大虐殺』(劇画原作、マガジンマガジン)、『【新訳】孫子』『【新訳】名将言行録』『自衛隊「無人化計画」』(以上、PHP研究所)、『逆説・北朝鮮に学ぼう!』『ニッポン核武装再論』『陸軍戸山流で検証する日本刀真剣斬り』『予言日支宗教戦争』(以上、並木書房)、など多数がある。
登録情報
- 出版社 : 並木書房 (2009/12/22)
- 発売日 : 2009/12/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 204ページ
- ISBN-10 : 4890632514
- ISBN-13 : 978-4890632510
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,153,011位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 156,154位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
3グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無人機とロボット兵器の紹介かとタイトルから推測し、購入したが、期待はずれであった。
筆者の主張が述べられているのみ。
そもそも有人兵器との客観評価に必要な前提条件の説明がされておらず、また評価自体にも疑問を感じた。
読みものとしては面白のかもしれないが、
無人機に関する技術動向を知りたいならば、
月刊誌である防衛技術ジャーナルに連載されているAUVSI調査の方がよほどマシである。
筆者の主張が述べられているのみ。
そもそも有人兵器との客観評価に必要な前提条件の説明がされておらず、また評価自体にも疑問を感じた。
読みものとしては面白のかもしれないが、
無人機に関する技術動向を知りたいならば、
月刊誌である防衛技術ジャーナルに連載されているAUVSI調査の方がよほどマシである。