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文学賞メッタ斬り! 単行本 – 2004/3/18
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文学賞ってなによ? 芥川賞・直木賞から、話題のホラー小説大賞、メフィスト賞、ファンタジーノベル大賞まで、50を越える国内小説賞について、稀代の読書家大森望・豊崎由美の二人がアンタッチャブル徹底討論!
WEBマガジン「エキサイトブックス」で一大センセーションを巻き起こした掟破りの言いたい放題がさらにパワーアップ。
最新受賞作全採点「文学賞の値うち」付き。
読む前に、読むべし!
- 本の長さ391ページ
- 言語日本語
- 出版社PARCO出版
- 発売日2004/3/18
- ISBN-104891946822
- ISBN-13978-4891946821
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商品の説明
出版社からのコメント
本書はそんな読者のための、明快かつわかりやすい文学賞ガイドです。賞の選考にも多く関わる稀代の読書家大森望・豊崎由美の二人が、50を越える国内主要文学賞について、どんな傾向のどんな賞で、過去にどんな受賞作を出し、読む価値があるのかないのか……等々徹底討論。各賞の成立事情や選考過程はもちろん、選考の内幕や賞をめぐる文壇ゴシップやトラブル・喧嘩・騒動にも斬り込み、歴史の古さや賞金額だけでは判断できない賞の「格」や「権威」についても、歴代受賞作をもとに独断と偏見で判定しました。「選評」を肴に選考委員を品評する一方、主要各賞最新受賞作を実際に読んで採点することで、文学賞ブックガイドとしての役割も持たせてあります。
今さら聞けない文学用語解説も充実、小説好きから文学ビギナーまで、読んで役立つ情報も満載です。
Webマガジン「エキサイトブックス」で昨年発表され一大センセーションを巻き起こした掟破りの言いたい放題が、約100時間にわたる語り下ろしを加えて大幅パワーアップ。“三度のメシより小説が好き”コンビの辛口かつ爽快な文学賞談義は、まさしく文学エンターテインメント! 芥川・直木最新受賞作緊急対談も急遽収録、今まさに旬の1冊、お見逃しなく!
内容(「MARC」データベースより)
著者について
1961 年生まれ。SF 翻訳家。最近の訳書にコニー・ウイリス『航路』(ソニー・マガジンズ)『ドゥームズデイ・ブック』(早川書房)、編纂も手掛けたシオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』(河出書房新社)など。他《本の雑誌》《週刊新潮》《小説すばる》などに書評も連載。《SIGHT 》では北上次郎との対談書評を継続中。多くの文学賞選考にも関わる「下読み王」(豊崎由美命名)。
豊崎由美Yumi Toyozaki
1961 年生まれ。ライター。《GINZA 》《本の雑誌》《流行通信》《婦人公論》など書評連載多数。《ダ・ヴィンチ》では岡野宏文と対談形式で日本のベストセラー史を解剖する「百年の誤読」を連載中。また、文芸のみならず、演劇、競馬、スポーツ、テレビドラマなどエンターテインメント全般に関心を示し、執筆活動範囲は極めて広い。著書にB 級スポーツ観戦記『それ行け!!トヨザキ』(文藝春秋)など。西武池袋コミュニティ・カレッジで4月から「年収600 万円の万能ライター養成講座」を開講。
登録情報
- 出版社 : PARCO出版 (2004/3/18)
- 発売日 : 2004/3/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 391ページ
- ISBN-10 : 4891946822
- ISBN-13 : 978-4891946821
- Amazon 売れ筋ランキング: - 742,582位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30,961位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。
1961年2月2日、高知県高知市生まれ。高知市立追手前小学校、土佐中・高等学校を経て、京都大学文学部文学研究科卒(英語アメリカ文学専攻)。
1986年、マリオン・ジマー・ブラッドリー『惑星救出計画』でSF翻訳者デビュー。訳書は、バリントン・J・ベイリー『時間衝突』『ロボットの魂』(以上、創元SF文庫)、P・K・ディック『ザップ・ガン』、コニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』『航路』など約100冊。共訳書に劉慈欣『三体』三部作、『円』『球状閃電』『超新星紀元』、『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(以上、早川書房)など。
編訳書に、シオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)、コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(河出書房新社)、『マーブル・アーチの風』、(早川書房)など。
スタージョン「ニュースの時間です」、テッド・チャン「商人と錬金術師の門」、劉慈欣「流浪地球」(共訳)の翻訳により、第36回、第40回、第54回星雲賞海外短編部門を受賞。ベイリー『時間衝突』、劉慈欣『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林』で星雲賞海外長編部門受賞。
〈小説奇想天外〉の翻訳SF時評「海外SF問題相談室」を皮切りに、各紙誌にコラム・書評を連載。〈本の雑誌〉新刊SF時評は1990年から(二度の中断をはさみ)継続中。
2004年3月に豊崎由美との共著『文学賞メッタ斬り!』を刊行。
2008年からアンソロジストとしても活動。創元SF文庫『年刊日本SF傑作選』(日下三蔵と共編)とその後継の『ベストSF』(竹書房文庫)、『不思議の扉』(角川文庫)の各シリーズや、『ゼロ年代日本SFベスト集成』全2巻、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』などのSFアンソロジーを編纂。責任編集の河出文庫『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。
著書に『20世紀SF1000』、『新編 SF翻訳講座』、『50代からのアイドル入門』、『現代SF観光局』など。
1995年4月に開設したウェブサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/)の日記は、その一部が、『狂乱西葛西日記20世紀remix SF&ミステリ業界ワルモノ交遊録』にまとめられている。
ツイッターのアカウント(@nzm)は、http://twitter.com/nzm/
日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員。「ゲンロン 大森望 SF創作講座」主任講師。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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文学賞っておかしい、とみんなが思ってることだろうし。
だけどこの本の面白さって居酒屋なんかで
馬鹿な政治家の話をして笑う面白さに似てないか。
真面目ぶってメディアのなかでは語られるけど
一般人から見たらもうおかしなところがいっぱい、と。
で、居酒屋で聞いてるぶんにはいいんです。
しかし活字となって商品として出されたら違ってくる。
お前自身は何様なのだ、と。
この本で作家達に対して言われている野次を、
この本の著者に対しても同じ言葉を突っ込めることがしばしば。
自分自身がそっちの側に回ってしまったらねえ。
大森氏は賞の選考委員になってしまってるし。
個人的には読書会主宰者の方々と『BOOK CLUB AWARD』というマイナーな(笑)文学賞をしている事もあって、勉強のために手にとりました。
さて、そんな本書は書評家、ライターの豊﨑由美、そして翻訳家、評論家の大森望が対談形式でマイナーなものも合わせると500を超えるとも言われる【文学賞全体について】また直木賞や芥川賞といった【知名度はあっても実態が知られていない賞】について、純文学、エンタメ、ミステリ、ファンタジー、SFとカテゴライズ、見取り図的に紹介しつつ、そこに毒舌交えた業界裏話を交えて放談しているわけですが。
記念すべき第一弾、初刊から約16年たって(この本の影響?)直木賞や芥川賞にも変化が、また既になくなっていたり、新たな文学賞が誕生したりしていますが。それでも外からは【はっきり言ってよくわからない】選考委員作家の『既得権益、収入補完』を重視した(読者無視な)【ガラパゴスな文学賞選考課程、業界体質】について【ずばりと指摘、明らかにした労力、功績】はやはり大きいな。と思いました。
また、とは言え小説好きな2人とあって。文学賞自体の性格や傾向、ゴシップや裏話以外にも、受賞したにも関わらず、また当時話題になったにも関わらず【忘れられた作家】たちの本の紹介もふんだんにあって楽しく。未読な本に手を伸ばす貴重なきっかけを与えてくれていて。嬉しく思いました。
小説家や出版関係をめざしている人はもちろん、普段あまり語られない文学賞の性格や位置づけをはっきり知りたい読者にもオススメ。
すごく役に立つ、とてもタメになる、楽しい本。
文学賞といっても、毎年ニュースで伝えられるノーベル文学賞とか、
芥川賞、直木賞ぐらいしか聞いたことがない人も多いと思う。
まずどんな文学賞があるのか、海外も含めて丁寧に紹介されて勉強になる。
賞はだいたいジャンル別に分かれているので、受賞作や落選作にいついて語ってもらうことで、
それぞれのジャンルでどんどん出てくる作家たちの様子から、文学の時期別の潮流やら、
あるいは受賞の歴史というのはそういう作家たちの受容の歴史でもあるから、
文学の読者の動向であるとかもよくわかる。
もちろん、この作品がよかった、これはひどいなどの、文学談義がベースなので、
それに参加できるかのような楽しさ、ワイワイ語り合う楽しさがあるし、
また当然ブックレビューを軽口で読むような魅力もある。
読んでいたら、知らなかった作家でも、聞いたことがあるけれどもよく知らない作家でも、
興味を覚える作品がどんどん出てくるし、
知っている作家ですらも、違った目で見られたり、新たな情報を得られたり。
エキサイティングだ。
もはや古典といっても本だから(2004年刊行、文庫版が2008年)、
今からみると時間のギャップはあるが、
それはそれでまた、
今すっかり有名になった作家のことが当時どう語られたいたかがわかる、などの興味もある。
何かと得な本だと思う。
ただ、そういった反面で、読んでいて「お前はいったい何様?」と思ってしまうところも否めませんでした。
また、文学賞をそこまで気にしたことのない私にとっては思いの外内容が難しかったです。知らないことだらけでした。
そして、本書によって私の文学賞に対する考え方は少なからず変わりました。
私のように文学賞をそこまで気にしたことのない人はもちろんですが、特に文学賞に興味のある方は本書に書かれている文学賞の裏話を楽しめると思います。
そして、本書では文学賞を受賞した作品がかなりの数話のネタとして出てきます。話を読んで気になった作品があればそれを読んでみるのも良いと思います。
このように、本書はおもしろい本を紹介してくれる役割も果たしてくれます。
なかなか普段話を聞かないSFやファンタジーのところは特に参考にさせていただきました。
上記のように私は本書を使いましたが、本書は人によって様々な使い方ができる本だと思います。
ぜひ、自分なりの使い方で本書を楽しんでください。
ソレデハ…