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文学賞メッタ斬り!リタ-ンズ 単行本 – 2006/8/1
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- 本の長さ383ページ
- 言語日本語
- 出版社パルコ
- 発売日2006/8/1
- ISBN-104891947411
- ISBN-13978-4891947415
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登録情報
- 出版社 : パルコ (2006/8/1)
- 発売日 : 2006/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 383ページ
- ISBN-10 : 4891947411
- ISBN-13 : 978-4891947415
- Amazon 売れ筋ランキング: - 606,306位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 99,799位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。
1961年2月2日、高知県高知市生まれ。高知市立追手前小学校、土佐中・高等学校を経て、京都大学文学部文学研究科卒(英語アメリカ文学専攻)。
1986年、マリオン・ジマー・ブラッドリー『惑星救出計画』でSF翻訳者デビュー。訳書は、バリントン・J・ベイリー『時間衝突』『ロボットの魂』(以上、創元SF文庫)、P・K・ディック『ザップ・ガン』、コニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』『航路』など約100冊。共訳書に劉慈欣『三体』三部作、『円』『球状閃電』『超新星紀元』、『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(以上、早川書房)など。
編訳書に、シオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)、コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(河出書房新社)、『マーブル・アーチの風』、(早川書房)など。
スタージョン「ニュースの時間です」、テッド・チャン「商人と錬金術師の門」、劉慈欣「流浪地球」(共訳)の翻訳により、第36回、第40回、第54回星雲賞海外短編部門を受賞。ベイリー『時間衝突』、劉慈欣『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林』で星雲賞海外長編部門受賞。
〈小説奇想天外〉の翻訳SF時評「海外SF問題相談室」を皮切りに、各紙誌にコラム・書評を連載。〈本の雑誌〉新刊SF時評は1990年から(二度の中断をはさみ)継続中。
2004年3月に豊崎由美との共著『文学賞メッタ斬り!』を刊行。
2008年からアンソロジストとしても活動。創元SF文庫『年刊日本SF傑作選』(日下三蔵と共編)とその後継の『ベストSF』(竹書房文庫)、『不思議の扉』(角川文庫)の各シリーズや、『ゼロ年代日本SFベスト集成』全2巻、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』などのSFアンソロジーを編纂。責任編集の河出文庫『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。
著書に『20世紀SF1000』、『新編 SF翻訳講座』、『50代からのアイドル入門』、『現代SF観光局』など。
1995年4月に開設したウェブサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/)の日記は、その一部が、『狂乱西葛西日記20世紀remix SF&ミステリ業界ワルモノ交遊録』にまとめられている。
ツイッターのアカウント(@nzm)は、http://twitter.com/nzm/
日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員。「ゲンロン 大森望 SF創作講座」主任講師。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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作品の評価は個人によって違い同じものは一つもないくらいだから、スポーツになぞらえるのは難しいのではないだろうか。一番を決める、という点は共通しているが、やはり飯の匂いとパンの匂いというか、そこのあたりが違うと思う。
大森氏はよく日記上で、サッカーに例をとることが多いが、これは未読者にとってその本や作者の立ち位置をうかがうことができる点で価値があると思う。だがそれが局地的でなかったことはおそらく一度もなく、氏もサッカーと文学をそのまま置き換えられるとはお考えではないだろう。
パワーダウンについては、印象で語ればそうなるより他ないといったところ。
受賞作と選評についてキャラの立った人間が対談、座談するというシステムは面白く、このコンビの「手が合わない」ところが魅力だろう(豊崎氏の百年の誤読は手が合いすぎて、同好の士のトークのように見えるときがある)。
お互いに畑違いの相手に説明しようとする、意見を譲らないところが面白かった自分としては今回はそれでも仲が良すぎた、とは思う。
『リターンズ』は…う〜ん、と首を傾げずにはいられませんでした。
島田雅彦さんの加わったラウンドはとても良かったですが、その他
のラウンドは尻すぼみだった気がする。
もちろん、豊崎さん大森さんのお二人自体の「切れ味」は相変わらず
抜群ですが、総合的に見て、この本自体は「切れ味」が前回に比べて
激減していると感じました。前回は読後、「痛快!」と心から思いま
したが、今回はただ「う〜ん…」となってしまって。
ちょっと期待はずれでした。
前回の文学甲子園のところでも思ったけれど、今回のサッカーに見立たてあれはなんだろう。上位にくる作品は決まりきっているわけで、もっといろいろな切り口のコラムがあってよかったのではないだろうか。
主観的でしたが面白かったです。これを読めば各文学賞が楽しめる…かも。巻末に各賞受賞作に対して点数をつけていますが、採点者によってまちまち。やはり作品の良し悪しの判断には、採点者の好みが大きく反映されると言わざるを得ないようですね。故にこの文学賞批判も一歩引いて、「そういう考えもあるんだな」というくらいに捉えておいたほうがいいかもしれません。「文学賞メッタ斬り大賞」をサッカーW杯方式でやることについては、必然性は全く感じられませんでした。結局のところ、一押し作品が優勝ですので。
文学賞や選考委員に興味がある方、文壇の事情に興味のある方にお薦めです。
しかしながら、それ以外は前作ほど楽しめず。著者二人の斬り込みに飽きてきたかな。