面白い!
これ、途中までは『3びきのこぶた』の物語を忠実に描いているんだ。
でも、途中から絵がおかしなことになる。
気づくと、ぶたたちは絵本の世界から飛び出して逃げ出しているんだ。
もう、そこからは物語はあってないようなもの。
完全な創作物語へと変化していく。
たくさんの絵本を旅して、その世界に介入してしまう。
元のお話は書き換えられて、ラストすら変わってしまう。
それを知ってか知らずか、3びきのぶたたちはある行動に出るのだ。
いや、もうなんというか、勇気があって革新的で自由で…。
その心持ちが爽快で気持ちいいって感じてしまう絵本です!
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3びきのぶたたち ハードカバー – 2002/10/1
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Japanese edition of The Three Pigs, the winner of the 2002 Caldecott Medal. When threatened by the wolf, the three pigs went to another realm to escape. There they met other characters in nursery rhymes - like the cow that jumped over the moon, and the cat and the fiddle. In Japanese. Annotation copyright Tsai Fong Books, Inc. Distributed by Tsai Fong Books, Inc.
- 対象読者年齢5 ~ 8 歳
- 本の長さ1ページ
- 言語日本語
- Lexile指数NP0L
- 寸法22.86 x 1.02 x 28.19 cm
- 出版社ビーエル出版
- 発売日2002/10/1
- ISBN-104892385484
- ISBN-13978-4892385483
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「3びきのこぶた」はおなじみの昔話。けれども、ぶたたちはそこから抜け出し、他の物語の中に出かけ、動物たちを助け出していきます。意表をつく物語展開と構図が新鮮な感動を呼ぶ絵本。2002年度コールデコット賞受賞作。
登録情報
- 出版社 : ビーエル出版 (2002/10/1)
- 発売日 : 2002/10/1
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 1ページ
- ISBN-10 : 4892385484
- ISBN-13 : 978-4892385483
- 対象読者年齢 : 5 ~ 8 歳
- 寸法 : 22.86 x 1.02 x 28.19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 581,261位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一般的な三匹の子ぶたのお話を知っていないと、何が起こっているのか理解しにくいのではないかと思います。
また、絵本の世界に出入りする表現があるのが魅力なのだと思いますが、楽しめるのは小学生低学年くらいからかなと感じました。
また、絵本の世界に出入りする表現があるのが魅力なのだと思いますが、楽しめるのは小学生低学年くらいからかなと感じました。
2017年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵は好きです。発想も斬新です。
でもごめんなさい。中身見てたら買わなかった。
斬新な内容に頭がついていけませんでした。
でもごめんなさい。中身見てたら買わなかった。
斬新な内容に頭がついていけませんでした。
2003年5月27日に日本でレビュー済み
是非、本書を読んでください。
あらゆる場面で心理トリックに引っ掛かってしまったように
作者の世界に引き込まれます。
私がお勧めする読み方は、
この物語はこう進むはずだ、と思って読み進めてください。
その方が読んでいて楽しさが倍増します。
もし、ベースとなる物語がうろ覚えの人は、
面倒でもその本を読んでからこの本を読んだ方がいいと思います。
あらゆる場面で心理トリックに引っ掛かってしまったように
作者の世界に引き込まれます。
私がお勧めする読み方は、
この物語はこう進むはずだ、と思って読み進めてください。
その方が読んでいて楽しさが倍増します。
もし、ベースとなる物語がうろ覚えの人は、
面倒でもその本を読んでからこの本を読んだ方がいいと思います。
2014年1月20日に日本でレビュー済み
この絵本はコマ割り風な展開になっていて、ちょっとウィーズナーの他の作品と毛色が違うな…?と思いながら読みました。
有名な3匹の子豚のお話が、お話に忠実に描かれていくのですが、「こぶたをたべてしまいました。」という文章に反してオオカミは「あれえ?」とか「おやあ?」とか、とにかく困ったような表情をしています。
この時点で、1匹目の子豚も2匹目の子豚も、元の絵本から飛び出しているんです。元の絵本の子豚は比較的『ベタ塗り』で、飛び出したコブタは毛並もツヤツヤのやや立体的な子豚になっています。
コブタ達は、元の絵本の世界から飛び出して、いろんな絵本の世界を旅します。
勇者に退治されそうなドラゴンも、その絵本の世界から救い出してあげました。
そんなこんなで絵本の世界を出たり入ったり出来るコブタ達は、ドラゴンやバイオリンを弾く猫と楽しく暮らす訳ですが、もはやそこは絵本の世界ではない…?
このエンデイングはちょっと原書で見てみたいかな。
有名な3匹の子豚のお話が、お話に忠実に描かれていくのですが、「こぶたをたべてしまいました。」という文章に反してオオカミは「あれえ?」とか「おやあ?」とか、とにかく困ったような表情をしています。
この時点で、1匹目の子豚も2匹目の子豚も、元の絵本から飛び出しているんです。元の絵本の子豚は比較的『ベタ塗り』で、飛び出したコブタは毛並もツヤツヤのやや立体的な子豚になっています。
コブタ達は、元の絵本の世界から飛び出して、いろんな絵本の世界を旅します。
勇者に退治されそうなドラゴンも、その絵本の世界から救い出してあげました。
そんなこんなで絵本の世界を出たり入ったり出来るコブタ達は、ドラゴンやバイオリンを弾く猫と楽しく暮らす訳ですが、もはやそこは絵本の世界ではない…?
このエンデイングはちょっと原書で見てみたいかな。
2005年11月3日に日本でレビュー済み
もうほんと、すきです。ぶたたちが生きてる感じ。絵から出てきちゃうしさ。あと、オオカミのページは紙飛行機になっちゃうし、龍の物語からも龍が出てきちゃうし・・・。何とも言えないです。これ、とっても気に入ってしまって、読み聞かせで使ってみました。読み聞かせには向かないんだけど、おもしろい絵本を紹介するということでいいかなと思い、読んでみました。結果は、もう大好評ーーーでした。