「画本宮澤賢治」シリーズは何冊か持っています。
特色インクを使った、手間ひまをかけた印刷など、丁寧に作られた素敵なシリーズです。
その中でも、この「雪わたり」は、
この画本シリーズのコンセプトにぴったりの内容と雰囲気で、
とても上品なクオリティの絵本だと思います。
幼い兄と妹が、一面雪景色の野原を、渡っていく。
「堅雪(かたゆき) かんこ 凍み雪(しみゆき) しんこ」
「キック、キック、トントン。キック、キック、トントン。」
かわいらしくも、リズミカルな声とともに、
幼いふたりは、雪の野原を渡って森の中に入って行く・・・。
幼いころの自然の中での、なんとも不思議な幻想的な、ちょっと楽しい世界。
意味のあるような、ないような・・。
子供の頃の無邪気な記憶が、やさしくよみがえってきます。
デジタルなWEBの時代、
紙にインクを印刷した「絵本」という、ある意味ちょっと贅沢なもの。
そんな丁寧でアナログな「贅沢」が、とても気持ちいい絵本です。
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雪わたり: 画本宮沢賢治 (画本宮澤賢治) 大型本 – 1989/12/1
- 本の長さ41ページ
- 言語日本語
- 出版社エフ企画
- 発売日1989/12/1
- ISBN-104894190206
- ISBN-13978-4894190207
登録情報
- 出版社 : エフ企画 (1989/12/1)
- 発売日 : 1989/12/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 41ページ
- ISBN-10 : 4894190206
- ISBN-13 : 978-4894190207
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,307,906位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 87,064位絵本・児童書 (本)
- - 317,983位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1896-1933)明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。
富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。生前刊行されたのは、詩集『春と修羅』童話集『注文の多い料理店』(1924)のみ。
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