「不浄なる暗黒の書」と対をなすサプリメントの日本語版が登場。
「不浄なる暗黒の書」が「悪」に焦点を当てたサプリメントなら、こちらは善に焦点を当てています。
第1章では「善とはなにか?」ということで、善のキャラクターがとる(ことが期待される)行動や、善のキャラクターが直面する問題、
善のキャラクターの例といったいわばロールプレイ的なことに関して多く述べられています。
第2章のいくつかの選択ルールのあとは追加データの数々です。
各種装備品に、50近い特技、20くらいの上級職に、100ほどの魔法(+追加領域少々)といったものがあります。
その多くは善にかかわりのあるもので、善に身をささげた物のみが修得できる「高貴なる」特技や、「成聖呪文」という新分類も登場しています。
この他にも善の化身とでも言うような「セレスチャル・パラゴン」や、善の来訪者を主とした(それ以外も多少)「モンスター」群も収録。
収録されているデータには強力な物があったりしますので、悪の力に押されていて巻き返しをはかりたいPLには最適でしょう。
(他には、善とはなにか、というようなことを考えるのが好きな人にも)
一方DMはDMで「今度は善同士の戦いということにしたんだ」と言って、この本を投入するのもいいかもしれません。
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D&D3.5版サプリメント 「高貴なる行ないの書」 (ダンジョンズ&ドラゴンズサプリメント) 大型本 – 2006/1/31
ジェームズ ワイアット
(著),
鶴田 慶之
(翻訳)
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社ホビージャパン
- 発売日2006/1/31
- ISBN-104894254115
- ISBN-13978-4894254114
登録情報
- 出版社 : ホビージャパン (2006/1/31)
- 発売日 : 2006/1/31
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 191ページ
- ISBN-10 : 4894254115
- ISBN-13 : 978-4894254114
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上位レビュー、対象国: 日本
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2006年2月2日に日本でレビュー済み
本書はD&Dにおける善とはなにかをゲーム的に扱えるようにしたサプリメントであり、同じくD&Dにおける悪を扱った『不浄なる暗黒の書』と対になるべき一冊である。
が、読んでの率直な感想は「力こそ正義なり!」という冒頭の一言である。反応セーヴによって魔法の武器によるダメージさえ半減させるスターマントル、光り輝く鎧を纏って光源いらずの上にACが+5(実質的にはもっと上昇)などの呪文はまさにPLを引きつけてやまない善の魅力に満ちあふれている。その他聖なる腹心などの追加ルールや装備品なども世のDM達にうめき声を上げさせるクオリティだと言える。
また、魔王達のライバルであるセレスチャル・パラゴン達の姿は善なる存在の凶悪さをこれでもかと言わんばかりにPRしている。(彼らの畏怖すべき姿は発売元のHJのD&D公式サイトのプレビューで見ることができるが、当に魔王以上の存在感である)しかも、所有欲を捨てる《清貧の誓い》や生きているクリーチャーへの暴力を放棄する《平和の誓い》などの特技や敵に慈悲をかけ、改心を試みるような善の生き方は敵を倒して経験値やアイテムを入手して強くなるというこれまでのD&Dのプレイスタイルを変えかねない代物である。
しかし、その反面、力の背後にある善を貫く生き方という新しいエッセンスを導入する契機にもなるだろう。また、改心したマインドフレイヤーといった善人のサンプル、天界の住人達に関するまとまった記述は、使用者のD&D世界をより豊かにしてくれるだろう。良くも悪くも『不浄なる暗黒の書』と同じく、プレイに変化をもたらす調味料であり使いすぎに注意すべき代物なのは確かだ。パワーを求めるプレイヤーには文句なく星5つでお勧め、そしてDMには採用は慎重かつ計画的にという言葉を沿えて星4つでお勧めさせていただく。
が、読んでの率直な感想は「力こそ正義なり!」という冒頭の一言である。反応セーヴによって魔法の武器によるダメージさえ半減させるスターマントル、光り輝く鎧を纏って光源いらずの上にACが+5(実質的にはもっと上昇)などの呪文はまさにPLを引きつけてやまない善の魅力に満ちあふれている。その他聖なる腹心などの追加ルールや装備品なども世のDM達にうめき声を上げさせるクオリティだと言える。
また、魔王達のライバルであるセレスチャル・パラゴン達の姿は善なる存在の凶悪さをこれでもかと言わんばかりにPRしている。(彼らの畏怖すべき姿は発売元のHJのD&D公式サイトのプレビューで見ることができるが、当に魔王以上の存在感である)しかも、所有欲を捨てる《清貧の誓い》や生きているクリーチャーへの暴力を放棄する《平和の誓い》などの特技や敵に慈悲をかけ、改心を試みるような善の生き方は敵を倒して経験値やアイテムを入手して強くなるというこれまでのD&Dのプレイスタイルを変えかねない代物である。
しかし、その反面、力の背後にある善を貫く生き方という新しいエッセンスを導入する契機にもなるだろう。また、改心したマインドフレイヤーといった善人のサンプル、天界の住人達に関するまとまった記述は、使用者のD&D世界をより豊かにしてくれるだろう。良くも悪くも『不浄なる暗黒の書』と同じく、プレイに変化をもたらす調味料であり使いすぎに注意すべき代物なのは確かだ。パワーを求めるプレイヤーには文句なく星5つでお勧め、そしてDMには採用は慎重かつ計画的にという言葉を沿えて星4つでお勧めさせていただく。