主人公イルクは、町中で遭遇した騒動の最中、知り合いの教授のメイドのルシアと出会う。
ルシアはあらすじ通り一日しか記憶を保てず、一日一日日記やメモに出来事を書き記し、なんとか日々を生きている。
イルクはルシアと少しずつ触れ合うが、その途中で突然ルシアが襲われて・・・！？
といった感じのストーリーになっております。
ルシアの苦しみがよく伝わって来るのはよいのですが、そのあまりの障害で根暗過ぎる気もします。仕方ないのかもしれませんが。
また、主人公は理屈くさいというか。回りくどいんですよね、文章が。
漢字にカタカナルビ表現も非常に多く（自分が記録している中では最多）、読むスピードは遅かったです。
そして、200Pくらいからは普通のラノベの引きつけ力（ページを読み進ませる力）があった感じでしょうか。
終わり方はよかったのですが、ある意味この巻だけで綺麗に終わらせた方がよかった気がします。
2巻の方は蛇足というか、必要か？と思いました。なんか新キャラが主役みたいになっていますし。1巻が気に入ったのなら購入してもよいかもしれませんが。
この巻は☆2.7、2巻は☆2といったところでしょうか。
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