最近TRPGの小説のようなゴブリンスレイヤーを読み、雰囲気が似ていたコレを思い出して、感想を。
昔角川から出ていた翻訳小説のリメイク。そしてシリーズとして当時発売されていない続きの二巻から四巻までも発売されました。
表紙に関しては旧角川のほうが気合い入っていました。文章に関しては、シリーズ発売された喜びや過去の作品からの脳内補正が勝ったのか、私はあまり気になりませんでした。
ウォーハンマーのノベルということですが、世界や時代の問題で、こういう世界や時代もあるのだろうと思ってます。
主人公は、女吸血鬼ジュヌヴィエーヴ。彼女がかって、仲間とともに悪の大魔法使いドラッケンフェルズを倒しており、それから月日がすぎ、過去の仲間やその偉業を知るものたちが集まっていたところ、一人一人殺されていくという話で、殺人の謎は何か?という物語。ロマンス要素もありで、暗めの雰囲気もいい感じの作品でした。
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ウォーハンマーノベル ドラッケンフェルズ (HJ文庫G ジ 1-1-1 ウォーハンマーノベル 1) 文庫 – 2007/9/29
オストランド選帝侯の子息、オスヴァルト公太子ら一行によって邪悪な大魔法使い、コンスタント・ドラッケンフェルズは滅ぼされた。それから25年の後、オスヴァルト公自らの要望によって、かつての冒険行が演劇として上演されることとなる。その会場は、他でもないドラッケンフェルズ城であった。25年の歳月を経て再会した仲間を加えて、一行は険しい山並みに聳えるドラッケンフェルズ城へと戻ってきた。だが、それは新たな惨劇の始まりにすぎなかった・・・。
- 本の長さ348ページ
- 言語日本語
- 出版社ホビージャパン
- 発売日2007/9/29
- ISBN-104894256037
- ISBN-13978-4894256033
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商品の説明
著者について
ジャック・ヨーヴィルは、ホラー作家として有名なキム・ニューマンのペンネーム。
キム・ニューマンは『ドラキュラ紀元』(東京創元社刊、原題 "Anno Dracula")シリーズの作者で、数々の受賞経験を持つ、ホラー小説のベストセラー作家である。また、熱狂的なSF専門家であり、英国随一の変わり者としても知られる。現代の英国において、もっとも聡明でイマジネーションあふれる作家の一人として認められている。Bram Stoker Award(ブラム・ストーカー賞)、British Science Fiction Association Award(英国SF協会賞)短編部門、他多数受賞。
ジャック・ヨーヴィルの名前では、ゲームズワークショップが展開するウォーハンマーのファンタジー世界を舞台とした小説や短編作品を発表している。
キム・ニューマンは『ドラキュラ紀元』(東京創元社刊、原題 "Anno Dracula")シリーズの作者で、数々の受賞経験を持つ、ホラー小説のベストセラー作家である。また、熱狂的なSF専門家であり、英国随一の変わり者としても知られる。現代の英国において、もっとも聡明でイマジネーションあふれる作家の一人として認められている。Bram Stoker Award(ブラム・ストーカー賞)、British Science Fiction Association Award(英国SF協会賞)短編部門、他多数受賞。
ジャック・ヨーヴィルの名前では、ゲームズワークショップが展開するウォーハンマーのファンタジー世界を舞台とした小説や短編作品を発表している。
登録情報
- 出版社 : ホビージャパン (2007/9/29)
- 発売日 : 2007/9/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 348ページ
- ISBN-10 : 4894256037
- ISBN-13 : 978-4894256033
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,229,766位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月22日に日本でレビュー済み
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2010年4月11日に日本でレビュー済み
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他の方も書かれているように、とにかく翻訳がひどく、各人のレベルが低いだけではなく連携がとれていないために用語まで不統一で涙が出ます。表紙も3巻すべて同じという手抜きっぷり。
ファンの忍耐力を試されているのだと思います。
日本語で読めるだけマシ と思えるようなキム・ニューマンのファン以外は避けて通るのがよいでしょう。
原作者に罪はありませんので、安田均版で自分を慰めましょう。
ファンの忍耐力を試されているのだと思います。
日本語で読めるだけマシ と思えるようなキム・ニューマンのファン以外は避けて通るのがよいでしょう。
原作者に罪はありませんので、安田均版で自分を慰めましょう。
2007年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつてのファンタジーブームの中でもあまり陽の目をみなかった本作ですが、ウォーハンマーTRPGの刊行にあわせて復刊されました。ホラー要素もあり、若干ふつうのファンタジーとは違うかもしれませんが、もんくなしの傑作だと思います。この作品だけでとりあえず独立しているので、不安な方はまず1冊だけ読んでみるのも良いかと思います。
ジャック・ヨーヴィルと聞くと誰だ?という感じですが、創元社から出ているドラキュラ紀元のキム・ニューマンの別名義ときくと、うなずかれるかたも多いかもしれません。内容的にも似た雰囲気をもっています。その雰囲気がまたオールドワールドの世界観と実によくマッチしています。ウォーハンマーを知っている方なら楽しさ倍増ですが、純粋にファンタジーとして読む価値もありますので、未読の方は是非!!
ジャック・ヨーヴィルと聞くと誰だ?という感じですが、創元社から出ているドラキュラ紀元のキム・ニューマンの別名義ときくと、うなずかれるかたも多いかもしれません。内容的にも似た雰囲気をもっています。その雰囲気がまたオールドワールドの世界観と実によくマッチしています。ウォーハンマーを知っている方なら楽しさ倍増ですが、純粋にファンタジーとして読む価値もありますので、未読の方は是非!!
2008年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
活字は大きめで読みやすいです。
ただ、厚い紙を使っているのもあって、背の幅が2倍くらいになり、お値段も少々アップ。
それでも、絶版になっていた本作が三部作の装いでの登場とはうれしい限りです。
いっぱい人が死ぬし、酷い描写もそこかしこにでてきますが、読書をじっくり楽しむにはよいお話しです。
ウォーハンマーFRPをプレイされている方や面白いファンタジーを求めている方に強くお勧めします。
原文に手直しがされてないのであれば、訳文の完成度では以前の角川版にも落ち度はあるようです。
が、このHJ版も威張れるほどではありません。訳が固いし、日本語としての魅力に欠けるんだなあ。
なにより、訳者間の連携が上手くいってないのか、文体がばらばらだったりしてていかんであります。
あと、固有名詞の訳し方は角川版のほうがしっくりするんだけど、好みの範疇かしら。
ただ、表紙はいけません。
BL社版のカバーデザインに基づいて、統一感をだすのも良いのですが、
クリステル・スヴェーンが間違えて黒髪に描いてるし、うーん…。
やっぱり頑張ってオリジナルにしてほしかったなあ。角川版に負けてます。
それから、登場人物紹介のあとに付け足した『ウォーハンマーの世界観』もいけません。
ウォーハンマーを知らない人に、という親切心からでしょうが蛇足の感は否めませんし、
なにより「 (笑)」とか入れているあたり、根本にあるふざけが感じられてとても不愉快です。
アマチュアリズムは捨てて、真面目に仕事をしてほしいです。
ただ、厚い紙を使っているのもあって、背の幅が2倍くらいになり、お値段も少々アップ。
それでも、絶版になっていた本作が三部作の装いでの登場とはうれしい限りです。
いっぱい人が死ぬし、酷い描写もそこかしこにでてきますが、読書をじっくり楽しむにはよいお話しです。
ウォーハンマーFRPをプレイされている方や面白いファンタジーを求めている方に強くお勧めします。
原文に手直しがされてないのであれば、訳文の完成度では以前の角川版にも落ち度はあるようです。
が、このHJ版も威張れるほどではありません。訳が固いし、日本語としての魅力に欠けるんだなあ。
なにより、訳者間の連携が上手くいってないのか、文体がばらばらだったりしてていかんであります。
あと、固有名詞の訳し方は角川版のほうがしっくりするんだけど、好みの範疇かしら。
ただ、表紙はいけません。
BL社版のカバーデザインに基づいて、統一感をだすのも良いのですが、
クリステル・スヴェーンが間違えて黒髪に描いてるし、うーん…。
やっぱり頑張ってオリジナルにしてほしかったなあ。角川版に負けてます。
それから、登場人物紹介のあとに付け足した『ウォーハンマーの世界観』もいけません。
ウォーハンマーを知らない人に、という親切心からでしょうが蛇足の感は否めませんし、
なにより「 (笑)」とか入れているあたり、根本にあるふざけが感じられてとても不愉快です。
アマチュアリズムは捨てて、真面目に仕事をしてほしいです。
2016年3月15日に日本でレビュー済み
吸血鬼物で有名な作者がウォーハンマー世界を舞台に吸血鬼を主人公に書いた短編集なのだが…。
ウォーハンマーの世界設定を使ってはいるものの、作中の雰囲気はよくある中世西欧風ファンタジーのようで、ウォーハンマーといえば陰鬱凄惨な暗黒幻想という印象の強い自分は面食らったし期待外れだった。
内容の方もサスペンス、ホラー、ミステリーのようなものばかりだし、強引なご都合主義でハッピーエンドになったり、いきなり最後に力押し(これはギャグかもしれない)で解決したり、推理が二転三転しすぎて読者の裏をかきたいだけだろうと感じてしまったり、首を捻りたく話がある。まともな話も少なくはないのだが飛びぬけて面白い話があるわけでもない。
主人公も強力な吸血鬼のはずなのに民衆にリンチされそうになって危機に陥ったり、吸血ついでに行きずりの男と寝たり、変な所でリアルなのもあってあまり魅力的には思えなかった。
サスペンス系とファンタジー両方大好き、そんな人が読めば楽しめるのかもしれないが自分には今一つだった。ウォーハンマーはダークでなくては、という先入観があったのも事実だが…。
ウォーハンマーの世界設定を使ってはいるものの、作中の雰囲気はよくある中世西欧風ファンタジーのようで、ウォーハンマーといえば陰鬱凄惨な暗黒幻想という印象の強い自分は面食らったし期待外れだった。
内容の方もサスペンス、ホラー、ミステリーのようなものばかりだし、強引なご都合主義でハッピーエンドになったり、いきなり最後に力押し(これはギャグかもしれない)で解決したり、推理が二転三転しすぎて読者の裏をかきたいだけだろうと感じてしまったり、首を捻りたく話がある。まともな話も少なくはないのだが飛びぬけて面白い話があるわけでもない。
主人公も強力な吸血鬼のはずなのに民衆にリンチされそうになって危機に陥ったり、吸血ついでに行きずりの男と寝たり、変な所でリアルなのもあってあまり魅力的には思えなかった。
サスペンス系とファンタジー両方大好き、そんな人が読めば楽しめるのかもしれないが自分には今一つだった。ウォーハンマーはダークでなくては、という先入観があったのも事実だが…。
2014年1月11日に日本でレビュー済み
数少ないウォーハンマーFRPの小説なのだが、翻訳者の日本語力が低すぎて、とても残念な結果になっている。翻訳が悪いというだけでなく、日本語自体が間違っている箇所が多いので気になって仕方がない。訳者自身は、少し難しい漢字を使ったり、気取った表現をしているつもりのようだが、いろいろと間違っていて痛々しい限り。翻訳がまずい以上、作品自体の評価についてはしにくいが、少なくとも引き込まれるように一気に読了するというような作品ではない。
それにしてもゲーム関係者の英語力、日本語力の無さは致命的だ。某HJ社のD&D翻訳にも素人以下の強烈な翻訳があったが、これではRPGやRPG小説の面白さは広がっていかない。正直、同人誌レベルである。これではゲーム人口の増加は望むべくもない。
それにしてもゲーム関係者の英語力、日本語力の無さは致命的だ。某HJ社のD&D翻訳にも素人以下の強烈な翻訳があったが、これではRPGやRPG小説の面白さは広がっていかない。正直、同人誌レベルである。これではゲーム人口の増加は望むべくもない。