現代の世界に魔法を使える人間がごく一部いる世界。魔法師は畏怖されると共に忌諱される存在で国家資源として管理されている。
天才の姉を持つ凡才以下の弟が主人公で特別な捜査官を生業とするが、成り行きで魔法師を養成する小学校の教師になってしまい。。。という話しです。
面白かった。
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スクランブル・ウィザード (HJ文庫 す 3-1-1) 文庫 – 2008/7/1
政府機関に属する魔法士の椎葉十郎は、とある事
情で同僚の能勢とともに魔法士養成校の教官と
して派遣される。そこで出会った少女・雛咲月子の
扱いに四苦八苦する十郎。そんなとき魔法士を目
の敵にするテロ組織「大祓」が学校を襲撃!
十郎は生徒たちを守りきれるのか!?
情で同僚の能勢とともに魔法士養成校の教官と
して派遣される。そこで出会った少女・雛咲月子の
扱いに四苦八苦する十郎。そんなとき魔法士を目
の敵にするテロ組織「大祓」が学校を襲撃!
十郎は生徒たちを守りきれるのか!?
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社ホビージャパン
- 発売日2008/7/1
- ISBN-104894257297
- ISBN-13978-4894257290
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商品の説明
著者について
構成のうまさ、最後まで一気に読ませる筆力が高く評
価され、「第2回ノベルジャパン大賞」大賞を受賞。
価され、「第2回ノベルジャパン大賞」大賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : ホビージャパン (2008/7/1)
- 発売日 : 2008/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 290ページ
- ISBN-10 : 4894257297
- ISBN-13 : 978-4894257290
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,630,997位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2009年3月10日に日本でレビュー済み
文章も魔法理論もしっかりしているのが読み始めてすぐに分かる。
読者を裏切らないおとしどころをシッカリ考えて書かれているのだろうな、と思う。エピソードも戦闘シーンも満足。
おもしろおかしいキャラクタや言葉遣いに期待する人には物足りないかもしれないが、個人的にはすごく楽しめた。
読者を裏切らないおとしどころをシッカリ考えて書かれているのだろうな、と思う。エピソードも戦闘シーンも満足。
おもしろおかしいキャラクタや言葉遣いに期待する人には物足りないかもしれないが、個人的にはすごく楽しめた。
2012年10月18日に日本でレビュー済み
作者の「
ひきこもりの彼女は神なのです。 (HJ文庫)
」が非常に面白かったこともありデビュー作という事で拝読
結論から言うとまさにライトノベルの王道。現代日本に酷似していながら「魔法」という異能が存在する世界が舞台
主人公は魔法の能力に恵まれていないが鍛錬で魔法を打ち消す「ディスペル」という魔法と体術で戦う無愛想な青年
ヒロインは魔法の素質は非常に恵まれているが小学生ということもあり特に人格的な部分で未熟な部分を残す少女
基本的に異能バトルは作者の自己満足的な設定ばかりが鼻に付く作品が多いという偏見を持っているので積極的には
手を出さないのですが、この作品はその辺りの塩梅が非常に良かった。魔法という異能そのものや魔法が存在することで
社会構造に与える影響、一般人の魔法に対する視線といった部分を過不足なく=作者の自己満足に陥ることが無い最低限の
文章で説明することに成功しています。それでいて矛盾が無いためにスラスラ読めるのがありがたい
また人物描写も主人公の無愛想な取っ付き辛い顔の下に隠された世話焼きな素顔とヒロインの優等生の仮面の下にある
子供っぽいが生き物好きな部分や主人公に対する憧れと初恋の入り混じったような素の気持ちが不器用な付き合いを
重ねる中で少しずつ露わになってくる描き方が非常に良い。極端なキャラ付けが多いライトノベルにあって自然な性格を
重要視する人物描写を重ねながら退屈さを感じさせないのは作者の筆力の高さを窺わせます
シリーズの1巻というと世界観や登場人物の描写に尺を取られがちな作品が多いのですが、主人公の小学校への赴任から
子供たちとの出会い、テロリストによる学校の占拠とその解放までをメリハリをつけながら描ききっており単巻としての
出来も申し分ないと思われます。不満をあげるとすれば、こんな面白そうなシリーズを4年も見逃していた事だけですね
結論から言うとまさにライトノベルの王道。現代日本に酷似していながら「魔法」という異能が存在する世界が舞台
主人公は魔法の能力に恵まれていないが鍛錬で魔法を打ち消す「ディスペル」という魔法と体術で戦う無愛想な青年
ヒロインは魔法の素質は非常に恵まれているが小学生ということもあり特に人格的な部分で未熟な部分を残す少女
基本的に異能バトルは作者の自己満足的な設定ばかりが鼻に付く作品が多いという偏見を持っているので積極的には
手を出さないのですが、この作品はその辺りの塩梅が非常に良かった。魔法という異能そのものや魔法が存在することで
社会構造に与える影響、一般人の魔法に対する視線といった部分を過不足なく=作者の自己満足に陥ることが無い最低限の
文章で説明することに成功しています。それでいて矛盾が無いためにスラスラ読めるのがありがたい
また人物描写も主人公の無愛想な取っ付き辛い顔の下に隠された世話焼きな素顔とヒロインの優等生の仮面の下にある
子供っぽいが生き物好きな部分や主人公に対する憧れと初恋の入り混じったような素の気持ちが不器用な付き合いを
重ねる中で少しずつ露わになってくる描き方が非常に良い。極端なキャラ付けが多いライトノベルにあって自然な性格を
重要視する人物描写を重ねながら退屈さを感じさせないのは作者の筆力の高さを窺わせます
シリーズの1巻というと世界観や登場人物の描写に尺を取られがちな作品が多いのですが、主人公の小学校への赴任から
子供たちとの出会い、テロリストによる学校の占拠とその解放までをメリハリをつけながら描ききっており単巻としての
出来も申し分ないと思われます。不満をあげるとすれば、こんな面白そうなシリーズを4年も見逃していた事だけですね
2008年10月12日に日本でレビュー済み
シンプルなストーリーだけど非常に好感が持てました。第2回ノベルジャパン大賞受賞作ということですが、話の流れがスムーズで読みやすかったです。2巻が11月に発売されるので期待しています。
2019年8月18日に日本でレビュー済み
前提として、kindleUnlimitedで通読。
定価で買うのはちょっと、でも安価に(月額固定費で)読めるならアリと言う評価。
2008年と言う出版時期を考えると、ちょっと古臭い感のある佳作、かなあ。
社会の異端としての魔法使い、優秀な姉に振り回されるチンピラ気味の主人公ってそれもう『オーフェン』のパク…オマージュし過ぎな気もするが。
昨今の『なろう』作家と比べるとキチンと人物の描写がされており、筆力は低くない…のだが、設定が練れておらず、破綻こそしないものの活かしきれてない感もある。
作品中盤で主人公の原動力となる姉が、さっくり死んじゃうのもなあ。
ただ、最近は一冊読んだらポイしたくなる、俺TUEEEE系のスカスカなラノベが多い中、今後に期待、と言える作家さんだと思う。
ただ、挿絵が本当に酷い。パッケージ的に表紙は整っている物の、作中の挿絵は太くてブレのある鉛筆画の様で、キャラの書き分けも出来ておらず、絵が上手い子供の落書きレベル。なぜ商業作品に使用したのか。
特段の面白さはない物の、通読に問題の無いレベルで☆が三つ…のところを、挿絵が酷過ぎるので☆二つ。
また、20代半ばと思わしき主人公に対するメインヒロインが小学生(12歳)、対抗のサブヒロインが中学生(15歳)って、やや特殊性癖過ぎだろう。
定価で買うのはちょっと、でも安価に(月額固定費で)読めるならアリと言う評価。
2008年と言う出版時期を考えると、ちょっと古臭い感のある佳作、かなあ。
社会の異端としての魔法使い、優秀な姉に振り回されるチンピラ気味の主人公ってそれもう『オーフェン』のパク…オマージュし過ぎな気もするが。
昨今の『なろう』作家と比べるとキチンと人物の描写がされており、筆力は低くない…のだが、設定が練れておらず、破綻こそしないものの活かしきれてない感もある。
作品中盤で主人公の原動力となる姉が、さっくり死んじゃうのもなあ。
ただ、最近は一冊読んだらポイしたくなる、俺TUEEEE系のスカスカなラノベが多い中、今後に期待、と言える作家さんだと思う。
ただ、挿絵が本当に酷い。パッケージ的に表紙は整っている物の、作中の挿絵は太くてブレのある鉛筆画の様で、キャラの書き分けも出来ておらず、絵が上手い子供の落書きレベル。なぜ商業作品に使用したのか。
特段の面白さはない物の、通読に問題の無いレベルで☆が三つ…のところを、挿絵が酷過ぎるので☆二つ。
また、20代半ばと思わしき主人公に対するメインヒロインが小学生(12歳)、対抗のサブヒロインが中学生(15歳)って、やや特殊性癖過ぎだろう。