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金 (ゾラ・セレクション) 単行本 – 2003/11/1
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金
- 本の長さ568ページ
- 言語日本語
- 出版社藤原書店
- 発売日2003/11/1
- ISBN-104894343614
- ISBN-13978-4894343610
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登録情報
- 出版社 : 藤原書店 (2003/11/1)
- 発売日 : 2003/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 568ページ
- ISBN-10 : 4894343614
- ISBN-13 : 978-4894343610
- Amazon 売れ筋ランキング: - 321,603位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27位フランス文学の全集・選書
- - 59位その他の外国文学の全集・選書
- - 444位フランス文学研究
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月3日に日本でレビュー済み
百貨店や鉄道に続いて今度は金融の光と闇を描いています。バブルの狂気と崩壊の顛末をつぶさに読むことができます。作者は「金の力=生命力」として讃えたかったようですが、読者としては、頭のおかしな悪党に騙されて身を亡ぼす哀れな人々の物語が心に残ります。
2014年4月21日に日本でレビュー済み
「ルーゴン家の誕生」「獲物の分け前」などに登場するアリスティッドが主人公の本作品。いつも金儲けの夢を追いかけ転職を繰り返す彼が今度はユニヴァーサル銀行を設立する。自分には金融関係の知識はほとんどゼロに近いのだが、眠たくなるような業界用語の羅列ばかりではないので安心。さまざまな人間のドラマや思惑が重なりアリスティッドを中心として渦巻かれ、分厚い一冊だが時間を忘れて読み込んでしまう。
2006年1月28日に日本でレビュー済み
第2巻の「獲物の分け前」の主人公であるサッカールが新銀行を設立。
自社株を買ったり、名義貸しをしたり、新聞を買収したり…
あらゆることをして株価を釣り上げて利益を上げようとする。
しかし資金が底をつくと、そこからは一気に転落。
身内の裏切りや株主の疑念、兄のルーゴンなど様々な要因からサッカールは一気にひねり潰されてしまう。
日本のバブル時代を思い起こさせられた。
一般の人々まで熱に浮かれて株に手を出す始末。
それがあれよあれよと株価暴落。
読み進めていくうちに、いつ落ちるんだっ?ていうハラハラ感もある。
出てくる登場人物たちも実に多彩。
マルクス思想家が出てくるあたりは、ゾラだな〜っと思った。
資本主義社会の弊害が色濃く出た内容です。
自社株を買ったり、名義貸しをしたり、新聞を買収したり…
あらゆることをして株価を釣り上げて利益を上げようとする。
しかし資金が底をつくと、そこからは一気に転落。
身内の裏切りや株主の疑念、兄のルーゴンなど様々な要因からサッカールは一気にひねり潰されてしまう。
日本のバブル時代を思い起こさせられた。
一般の人々まで熱に浮かれて株に手を出す始末。
それがあれよあれよと株価暴落。
読み進めていくうちに、いつ落ちるんだっ?ていうハラハラ感もある。
出てくる登場人物たちも実に多彩。
マルクス思想家が出てくるあたりは、ゾラだな〜っと思った。
資本主義社会の弊害が色濃く出た内容です。
2006年8月31日に日本でレビュー済み
19世紀末のパリ。一度は土地転がしに失敗し地にまみれた実業家サッカールは、証券取引所で銀行家として再起を誓う。
「弱気筋」「強気筋」「偶然株で一発あてて、神様のように信奉される投資家」など、今インターネットを使ってやっている株式投資の原理は、150年前の当時と変わらないことに気づかされる。
またサッカールは、銀行を起こすにあたって、「中近東の復興」と「ローマ教皇の復権」というキリスト教徒のロマンと冒険心に訴えかけるような巧みなストーリィ作りに長けていた。ゾラの小説家としての素晴らしさは、そうした時代の流れや企業戦略が、いかにサッカールという”個人”の矛盾に満ちた光と影と、わかちがたく結びついているかを見事に描き出している点だ。日本の戦後にも、こうした事業家が次々と登場していた。
大勢を地獄へと追いやった罪深いバブル紳士でありながら、みなしご達から毎晩祈りを捧げられる寛大な慈善家としての面も持っている。そうしたサッカールの宿命は、産業革命や資本主義のもたらす恩恵と暗黒の両面を映し出している。また、その矛盾に満ちた、愛すべきかつ憎むべきサッカールに翻弄される女性達の恋愛心理も、男性の書き手とは思えないほどリアルに描き出している。
広告代理店や新聞を買収して情報操作を行うあたりは、まさに現代の「メディア覇権」をめぐる争いであるし、役員会を掌握して粉飾決算を指示、自社株を買い支えして株価をあおる、株式分割を繰り返して十倍、百倍と増資する・・・最近もどこかで新聞を賑わせたストーリィではないだろうか?
いまの社会の網目をデプログラミングするためには、その出生の秘密を知ることが必要だ。ゾラの執念による徹底した調査と、具体的な数字を駆使したこの経済小説は、そうした視点を現代の我々に、人への共感に満ちた語り口でもたらしてくれる。
「弱気筋」「強気筋」「偶然株で一発あてて、神様のように信奉される投資家」など、今インターネットを使ってやっている株式投資の原理は、150年前の当時と変わらないことに気づかされる。
またサッカールは、銀行を起こすにあたって、「中近東の復興」と「ローマ教皇の復権」というキリスト教徒のロマンと冒険心に訴えかけるような巧みなストーリィ作りに長けていた。ゾラの小説家としての素晴らしさは、そうした時代の流れや企業戦略が、いかにサッカールという”個人”の矛盾に満ちた光と影と、わかちがたく結びついているかを見事に描き出している点だ。日本の戦後にも、こうした事業家が次々と登場していた。
大勢を地獄へと追いやった罪深いバブル紳士でありながら、みなしご達から毎晩祈りを捧げられる寛大な慈善家としての面も持っている。そうしたサッカールの宿命は、産業革命や資本主義のもたらす恩恵と暗黒の両面を映し出している。また、その矛盾に満ちた、愛すべきかつ憎むべきサッカールに翻弄される女性達の恋愛心理も、男性の書き手とは思えないほどリアルに描き出している。
広告代理店や新聞を買収して情報操作を行うあたりは、まさに現代の「メディア覇権」をめぐる争いであるし、役員会を掌握して粉飾決算を指示、自社株を買い支えして株価をあおる、株式分割を繰り返して十倍、百倍と増資する・・・最近もどこかで新聞を賑わせたストーリィではないだろうか?
いまの社会の網目をデプログラミングするためには、その出生の秘密を知ることが必要だ。ゾラの執念による徹底した調査と、具体的な数字を駆使したこの経済小説は、そうした視点を現代の我々に、人への共感に満ちた語り口でもたらしてくれる。
2007年9月10日に日本でレビュー済み
金融小説が好きで、あからさまななタイトルと美しい装丁にひかれ購入しました。
直前に「獲物の分け前」を読み、過去のいきさつを押さえておいたので、1ページ目から無理なくストーリーに没頭できました。これから読まれる方にもおすすめします。
極限まで膨らんでいくバブルとその崩壊という流れはお約束どおりの展開。登場人物の魅力的なキャラとディテールの面白さはさすがです。意外に感じたのは、なけなしの金で銀行株に投棄した挙句、無一文無しになってしまった人々が、主人公サッカールをぜんぜん恨んでいないこと。いつの世にもこの種の経済詐欺まがいの事件が横行するのは、案外、被害者のほうが喜んで騙されたがっているからではないか、と人間心理の一面を垣間見たようで興味深く読みました。
直前に「獲物の分け前」を読み、過去のいきさつを押さえておいたので、1ページ目から無理なくストーリーに没頭できました。これから読まれる方にもおすすめします。
極限まで膨らんでいくバブルとその崩壊という流れはお約束どおりの展開。登場人物の魅力的なキャラとディテールの面白さはさすがです。意外に感じたのは、なけなしの金で銀行株に投棄した挙句、無一文無しになってしまった人々が、主人公サッカールをぜんぜん恨んでいないこと。いつの世にもこの種の経済詐欺まがいの事件が横行するのは、案外、被害者のほうが喜んで騙されたがっているからではないか、と人間心理の一面を垣間見たようで興味深く読みました。