無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために 単行本 – 2000/10/1
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社フォレスト出版
- 発売日2000/10/1
- ISBN-104894511029
- ISBN-13978-4894511026
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
商品説明
本書は、フィッシャーが個人投資家に向けて、自らの投資経験と多くの失敗例の分析から導いた投資の基本原則をまとめたものである。彼の投資法はバフェットと同様に長期投資であり、投資対象はタイトルにあるように「超成長株」であるが、本書の言葉を借りてさらに的確に言えば、「厳しく選び抜かれた少数の最優良株」に投資し、「最小のリスクで資産を最大化する」投資法である。
投資関連の本のなかには、内容が曖昧で、無難な投資原則を並べ立てているだけのものも多いが、本書の良いところは、良いものは良い、悪いものは悪いと歯切れよく述べられていることである。「どれほど割安な株であっても、せいぜい5割引のバーゲン品でしかない」とバリュー株投資を皮肉り、「投資家は決して10%や20%の小さな利益にではなく、何年間もかけて10倍近くになるような株価の成長にこそ興味をもつべき」と断言する。
構成は、まず「最高の株を選び出すための15のポイント」で彼の言う超成長株を見極めるための実践的な方法が示されている。その後、投資家が興味を持つであろう「何を買うべきか」「いつ買うべきか」「いつ売るべきか」の各章が続き、さらには「行きすぎた分散投資をしてはならない」をはじめとする投資家が陥りやすい注意点を示した「賢い投資家になるための5don't」が用意されている。
本書は、個人投資家に向けて語りかけるように書かれており、難しい専門用語はほとんど見当たらない。それゆえに、投資の初心者でもわかりやすく、難しい投資原則にがんじがらめになっている経験者にはあらためて自分の投資法を見直すよいきっかけになるかもしれない。彼の言葉から伝わってくるのは、多少の噂や野次に惑わされることのない投資に対する確固たる姿勢である。本書を読んで彼の力強い投資家魂を感じてほしい。(大角智美)
出版社からのコメント
また、本書には企業が成長を維持するための基礎が書かれています。それは、投資家の方にとっては投資先を選ぶ際の指針になりますし、企業経営者の方にとっては、企業を伸ばしていくための必要条件として読んでいただけるでしょう。投資家の方はもちろん、企業経営者の方にもお読みいただけると幸いです。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : フォレスト出版 (2000/10/1)
- 発売日 : 2000/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 333ページ
- ISBN-10 : 4894511029
- ISBN-13 : 978-4894511026
- Amazon 売れ筋ランキング: - 342,237位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,252位株式投資・投資信託
- - 35,742位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
とはフィリップ・フィッシャー氏の言葉です。
だからこそ根気強く持ち続けることが出来る銘柄選びをするのでしょう。
もっとも彼の手法を真似するなら米国株で実践した方が良いです。
これからは中国とインド市場も良いかも知れません。
大きくて強い市場でこそ氏の手法は活きてきます。
得られたとのことから遡る形でこの本にたどりつきました。
フィッシャーの投資スタンスは30%とか40%とかの些細な利益を追い求めるのではなく、
長期に渡る投資により10倍以上の利益を追い求めようというものです。
実際の株の売り時に関する言及もあり、役に立つ部分もありました。
ただ僕としてはこのフィッシャーの成長株、長期投資理論と、グレアムの割安株の安全域理論を加味した
バフェットの本をいくつか読んだ後だったので、それほどの目からうろこな記述はなかったかもしれません。
あまり有用な情報は得られなかったのが残念
理解できない内容や実践できない内容が多過ぎます。
企業に関する大事な事は社員や元社員に聞きに行けとある。
バカなのか?とすら思いました。
ですがどうやら他のコメントを読むと訳者のせいみたいです。
ちゃんとした訳は「株式投資で普通でない利益を得る」のタイトルの本らしいので私も改めてこちらを読んでみます。
より印象に残った素晴らしいところは、バフェットよりも、具体的な説明だったため、人材に関してはバフェットよりもこの本のほうがわかりやすいです(補足ですが、バフェットは人材よりも永続的なサービスや商品が大切と言ってますが)。
しかしこの本はいい経済基盤や、その企業が持つ、数字では測れない内在価値の見方も書かれていますが、バフェットよりもレベルは低いと感じました。少し長期的内在価値の測り方に疑問があるからです。
例えば研究開発をしっかりやっているところを大切にすること。そうしないと、利益がのびないから。また、研究開発がしっかり利益に反映されているかも見ることとあります。理にかなっていると思いますが、バフェットは違う考えです。研究開発費が少ないほうが永続的優位性を持っている会社の確率が高いと言ってます。なぜなら研究開発しなくても、素晴らしい商品や、サービスがすでに消費者の心をつかんでいて、長期的に安定して利用量が見込めるからです。
また永続的優位性のある商品やサービスよりも、人材が大切とは断言していませんが、人材こそがいい商品を生み出すといっており、バフェットのいい人材も大切だが、人はいつか死ぬし、経営陣も変わる。ダメな人間が経営者になる時のためにも人材よりも永続的優位性の商品が大切というバフェットの理念と異なるところもあります。
あとは、理解が難しい会社を紹介していますが、バフェットの理解が簡単にできる会社に投資が大切とも異なっていますし、フィッシャーは僕でも知っている企業も紹介してましたが、わからない企業も紹介してました。バフェットはブランド力のある企業に投資が大切と言っており、みなさんがわかる企業に投資を大切にしています。
しかし、それでもなおこの本がとてもいい本である理由が二つあります。
1、 バフェットと同じ手法(バフェットが真似したからですけど)が多くあり、それについて、バフェット以上に詳しい説明もしてくれています。例を上げると、一生持つという事、無配当でもこれからの発展のためにそのお金使っていればよし(ちなみに高配当の会社ほど質が高くない会社とも言ってます)。人材の素晴らしさ(先ほど述べたようにバフェットよりも詳しく書いてます)。他社よりも優位性がある。過度な分散投資よりも理解できる会社への投資(30社に投資ではなく、5社と10社への分散投資の方法を教えてくれます)、またバフェットよりもチャーリーが大切にしてきた所だと思いますが、PERがそんなに高くなくてもなぜ買ったほうがいいのかを書いてます。(ベン・グレアムの否定)
2、 買い方、持ち方、売り方をやさしく説明してます。これはバフェットよりも優しく簡単にそして何より、理にかなっている方法だと個人的には感じました。
買い方はどの本にも載っていない買い方でかつ、素晴らしいと感じた買い方をします。それはまず、ファンダメンタルを大切にして最高の株価で買うはなく、その企業努力が株価に反映されそうな日付に買うというもので、個人的には画期的な方法だと感じました。
売る時も計算が間違っていた時や、成長性がもう見込めなくなった時売るなどが書いてあり、具体的でかつ、知識的で根拠があり、納得する文章がそこにあります。
僕がここに書いた事以上の素晴らしい知識があり、わかりやすく、バフェットと同様の優しさもあり、おすすめです。
最後に訳がひどいというレビューがたくさんありますが、全然読めます。優しく、わかりやすいですよ。皆さんの気持ちもわかりますが、これくらいはケチつけずに読みましょうよって感じます。
はじめの解説の中で、監修者の荒井氏が本書の目玉と呼ばれていますが、「声を大にして言いたいところを太文字にした」という点が、かえって読みづらくて仕方がありません。
著者のフィッシャー自らがそうしたのなら、本人の力説したい箇所が一目で分かり重宝するでしょうが、第三者が手を入れるべきではありません。
どこが重要と感じるかは読者によっても異なりますし、このような方針にした出版社の意向は理解に苦しみます。
内容についての解説自体は理解を深める上で役立つこともありますし、著者の意図を明確に説明できているかは別にしても、投資入門者を含め参考にしたい方は多くいらっしゃると思います。
どうせなら「フィッシャーの投資法」の解説書として、別に出版しても良かったのではないでしょうか。
また「株を選び出す15のポイント」について述べている章で、「Yes」「No」で答えられるチェック事項を並べているにも関わらず、「何をしているか」という箇所があり違和感を覚えました。
原著を読んでいないので翻訳の問題とは言い切れませんが、日本語訳に多少ながら疑問を持ってしまいました。
単に誤字、脱字の問題かもしれません。
しかし本書の内容に関しては、株式投資の古典とも言えるほど読み続けられているだけあり、現在でも色あせない原理原則的な事項がしっかりとまとめられています。
ウォーレン・バフェットの投資原則の多くは、B・グレアムのバリュー投資をベースにしつつも、よりフィッシャーの影響を感じられました。
少なくとも一度は目を通す価値があることは間違いない良著だと思います。