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サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~ 単行本 – 2009/3/5

3.9 5つ星のうち3.9 20個の評価

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●ベストセラー第2弾! 「最も当たる!」と言われるカリスマFPの経済予測法とは?

2005年と2006年の著作で
すでにアメリカの住宅バブル崩壊の正確な時期を予測し
今回の世界的な株価暴落の影響をほとんど受けなかったカリスマFPの投資法として
前作『サブプライム後の新資産運用』がベストセラーになりました。

その卓越した中原氏の経済予測は
マネー誌を中心に、テレビ、新聞、雑誌などで話題になり
今、各メディアで「最も経済予測が当たるエコノミスト」との評価を受けています。

第2弾の今回は、その中原氏が
自らの経済予測法(独自のアプローチ法、思考プロセスなど)を初公開!

その上で、2009年以降の世界経済を大胆に予測します!

●経済学は役に立たない! 中原氏独自のアプローチ法とは?

中原氏の経済予測が当たるのは
他のエコノミストとは違う、独自のアプローチ方法を持っているからです。

以下は、本書からの抜粋です。

-----------------------------------------------------------------------------------------

私自身は学生時代に独学で経済学を学びましたが
いざ経済予測を試みてみると、
教科書のように実体経済は動いていないし
当時の経済学では、バブル崩壊後の日本経済を
まったく説明することができませんでした。

金融市場の予測を試みても同様で
経済学は実学には程遠いものであると思い知らされました。

「なぜ、経済学では実体経済や金融市場を予測できないのか?」
と考えた時に行き着いた答えは、経済学だけではなく、
実体経済や金融市場を動かす要因になるものを
全部考慮しなければダメだという考えでした。

そして具体的な答えが、
普段学んでいる歴史学、心理学、哲学にあることに、
すぐに気が付くことができました。

実体経済を考える上で大切なのは、
人間の行動の繰り返しを表した歴史であり、
経済行動を決めている人間の心理であり、
世界経済を動かしている全体構造を捉える哲学的思考力です。

経済学の教科書どおりに、もはや実体経済は動いていません。

経済学の狭い知識の中だけでは
世界経済の大きな流れを捉えることはできないのです。

-----------------------------------------------------------------------------------------

以上から分かるように、中原氏の経済予測が当たるのは
歴史学、心理学、哲学といった学問からアプローチをして
予測を試みているからです。

本書では中原氏の言う
「歴史学的」「心理学的」「哲学的」アプローチを身につける方法を
できるだけ簡単に、分かりやすく解説します。
(経済の知識がまったくない人でも読めるように工夫しました。)

だから…
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商品の説明

著者について

だから本書を読むだけで、エコノミスト以上の予測力を
簡単に身につけることができます!

●もう予測の当たらないエコノミスト、金融機関に騙されるな!

エコノミストや金融機関に言われるがままに投資をした結果
サブプライム問題による金融危機、経済危機によって
多くの個人投資家が、資産を大きく減らしました。

エコノミストの主な仕事が「経済を予測すること」であるとすれば
ほとんどのエコノミストは、まともな仕事ができていません。

なぜなら今、マスコミを賑わせているのは…

■ひとたび予測を外すと、意見をコロコロと変えるエコノミスト
■10年、20年「世界恐慌が起こる!」とずっと言い続けているエコノミスト
■後付けの解説しかしないエコノミスト …など

こういったエコノミストばかりだからです。

また今は金融機関にも、経済予測を正確にできる
「資産運用のプロ」がいません。

なぜなら、彼らはセールストークを学ぶだけで
まともな金融教育を受けていないからです。
(だから、サブプライム問題が起こった後でも
無知にも「投資信託」などを平気で勧めていました。)

もうこれ以上、予測の当たらないエコノミストや
いい加減な金融機関に騙されないようにするためには
自らの「経済予測力」を高めるしかありません。

失った資産を取り戻すためには
来たるべき次の流れに備えて
自らの「経済予測力」を磨くしかないのです!

●今後の世界経済が読める! 今、何をするべきかが分かる!

本書の内容は、以下の通りです。

第1章 サブプライム問題を総括する
第2章 これからの世界経済はどうなるのか?
第3章 なぜ、エコノミストの予測は当たらないのか?
第4章 経済予測力の磨き方
第5章 資産運用に失敗しない金融機関の選び方
終章 日本経済復活への政策

本書によって「実践で使える予測力」を身につけ
あなたの「投資(資産防衛)」「経営」「ビジネス」などに生かしてください!

●著書はどんな人?

最後に中原圭介氏の簡単なプロフィールをご紹介します。

ファイナンシャルプランナー。エコノミスト。金融コンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」のディレクターとして活動。金融機関への助言・提案や顧客の資産運用コンサルティングを行う傍ら、執筆・セミナーなどで金融教育・投資家教育の普及に努めている。

主な著書に、ベストセラーとなった『サブプライム後の新資産運用』(フォレスト出版)、『株式市場「強者」の論理』(ナツメ社)、『株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる』『仕手株でしっかり儲ける投資術』(ともに日本実業出版社)などがある。その内容の普遍性、予測の正確性には定評があり、ファンも多い。なお、『サブプライム後の新資産運用』『株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる』は海外でも翻訳出版され、高い評価を受けている。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ フォレスト出版 (2009/3/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/3/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4894513331
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4894513334
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 20個の評価

著者について

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中原 圭介
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作の内容は細かい分析を必要としない外貨預金・インデックスETFの推奨と
国債分散投資・金融工学を否定するものでしたが、読者が一番期待している
個人投資家はどう行動すればよいのか、その具体例は示せていませんでした。

本書ではその点を補うよう意識して書かれています。

(1)金融機関窓口担当者を信じるな!
「銀行窓口担当者は商品を"売る"教育を受けているだけであり、実態経済の
教育は受けていない」とある銀行幹部が発言。担当者はいかに銀行に"手数料"
を落とすのかのみに興味を置きやすい状況となっている。私もこれには全く
同感である。一方、プライベートバンキングはプロフェッショナル集団であり、
有用な情報・目線感を提供してくれるが、利用できるのは富裕層のごく一部で
ある。

(2)経済学、歴史学、心理学、哲学の必要性
よって、個人は自ら投資について学ばなければならない。そこで必要となる
のが上記の4つではないだろうか。通常時は経済学に準じた動向に収束する
傾向にあるが、今般の恐慌時においては、行動心理学を反映した投機目線に
偏りやすくなる。また、行動心理学における「歴史は繰り返す」に基づき、
経済の歴史学から過去の失敗を学び、同じ過ちを繰り返さない必要がある。
哲学についてはあまり詳細は語られていなかったが、発生した事象に対し、
どうしてそうなったかの背景を考えるツールであると私は理解している。
参考文献が2点紹介されていた点もgood.

(3)金融機関の選び方
では、どこの金融機関を利用すればよいだろうか。本書ではネットバンキングを
中心に4つの金融機関を推奨しています。手数料が安く、堅実で安心であること
にメリットを感じているようです。

以上が、本書の流れになりますが、サブプライム問題総括、今後の世界経済、
邦銀ビジネスモデルの転換等についても触れられており、多方面の知識が
得られるのではないでしょうか。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 そもそも経済予測は極めて難しいので、あまり批判するのも酷ですが、本書のとおり世界経済が進んでいるようには思えません。
 ただし、本書の着眼点には使えそうなところはあるかと思います。
2010年5月2日に日本でレビュー済み
サブプライムによる株価暴落後、エコノミストの予測が外れまくった経緯を見て
歴史的な視点社会の仕組み的な視点を考えずに単に経済指標だけを追う事の愚を教えてくれる。
自分なりのシナリオをくみ上げ、経済変動の時代へ対処するために有益な一冊であることは確か
また、筆者が繰り返し述べている銀行など金融機関への不信は同意出来、新しい金融機関には期待したい
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までいろんな金融危機関連の著作が発売されるなか、この本はまさにバイブル的存在となりうるのは確かであろう。
アメリカ発の金融危機の現状がいかに深刻であり、マネーの逆流がそう簡単には治まりそうにない根拠や、これからIMFが言う0%成長時代に世界がどうやって取り組んでいくか、本当に大量消費社会が幸福度を上げていくのか、また、これからの日本が取り組まなければならない政策を具体的に提言している点など、現在の情報過多時代に見逃されがちな単純な情報を根拠に推理していく様は、理路整然としていて、結論へのアプローチの仕方は大変参考になる。
特に印象的だった点を抜粋しておく。

・歴史学、心理学、哲学をなしに経済予測はできない
・新興国を先進国で利用するローマ帝国以来の「資本主義」は限界である。
・これからの世界経済は良くても2%成長が限度。
・今までのアメリカの大量消費社会は終わった。しかし日本は米国債を買ってやってまともな状態にしてあげなければならない。
・日本のとるべき政策は社会保障維持の為の消費税アップ、雇用維持のための法人税引き下げ

こんな当たり前のことを言える政治家や知識人がなぜいないのか。
本当に不思議でならない。
これから経済を学ぼうとする学生、資産運用のために金融リテラシーをつけようとする社会人
にお薦めするとしたらこの本を真っ先に挙げる。
著者の今後の活躍に大いに期待したい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界経済ということで前作より広い範囲の内容なだけに全体的に物足りないと感じました。ただし、著者の視点は変わらず賛同できる箇所ばかりです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
株価が景気と相関があり、景気後退期には株は売るべきであることは知っていました。でも、今回の金融危機においては対応できませんでした。

この本に記載されている経済予測力のつけ方は、大変勉強になりました。「景気後退が始まる時期」を予測することが最も重要で、これを予測するためには、それを反映する見るべき指標を持つことが必要と述べられています。また、将来の状況を事前に複数予測してその対策を考えておくことが大切であると述べられています。

実際に実践するのは大変かもしれませんが、今後のやり方にとりれていきたいと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月8日に日本でレビュー済み
 2009年の本である。サブプライム総括、これからの経済予測、エコノミスト批判、経済予測力の鍛錬方法、銀行批判・・・といった内容である。
 曰く・・・
 アメリカ人の消費意欲(輸入意欲)が旺盛なため、アメリカの貿易赤字は拡大し、世界中にばらまかれたドルが金余りを産み、金融市場にドルが大量に流れこんでくる。このドルを受け止めたのがさまざまな新型金融商品である。経済が成長するから金融商品が買われる、金融商品が増価するから経済が成長する、という好循環から「投資は儲かる」という概念が蔓延した。しかし、サブプライムによってアメリカ人の消費意欲は減退し、すっかりディフェンシブになった。今までのシステムはもう機能しないし、回復には10年以上かかる。
 世界経済は、基軸通貨国であるアメリカ次第。中国もインドもアメリカ関連のビジネスがメインで成長しているので、アメリカが壊れたら道連れになるので新たな受け皿にはならない。世界経済の右肩上がり時代は終わり、低成長の時代(世界平均2%程度、主要先進国では1%程度)に入る。中国やインドの後に続く大きな新興国もない。
 アメリカの国債5兆ドルよりも国有化したファニーメイとフレディマックの借金の方が多い(6兆ドル)。アメリカの借金はいきなり2倍以上になった計算。FRBのバランスシートの質も急激に悪化している。これも政府負担につながっていく。
 アルゼンチンはヤバい。政府発表データが信用出来ないのでアルゼンチンは国際金融の世界では信用されていない。アルゼンチン国債のほとんどをベネズエラが引き受けてくれているが(なんで?)、ベネズエラの財政も苦しくなってきている。ベネズエラが連鎖破綻するとベネズエラ国債がサブプライムみたいにばらまかれて世界に危機が拡散する可能性がある。
 世界各国が個別に景気対策するよりも、各国がアメリカ国債を断固として買い支える方がいい。アメリカの消費エンジンを回復させるしかない。オバマの経済対策では規模が小さすぎる。
 各国が内需を拡大させるという処方箋もあるが、こういうやり方は保護貿易、国際貿易縮小に向かいやすく、最悪、右傾化、戦争に至る可能性がある。保護主義への動きは警戒すべし。各国首脳はもっと密に意見交換すべき。定期的にネット会議すべき。
 ローマ帝国は、戦争で奴隷(低賃金労働力)を絶えず補充した。現代の資本主義も基本は同じで、巨大資本(多国籍企業)が新興国の安い労働力を調達することで利益を確保している。ローマ帝国は領土拡大できなくなると衰退した。国際優良企業が進出できる途上国も残り少なくなってきている(この指摘はおもしろい)。行き着く先は薄利多売経済。日本がデフレから抜け出せないのもこのような背景がある。
 国内経済予測に鉱工業生産指数などは役に立たない。日本株の売買代金シェアの60%は外国人投資家だから。
 経済の質は刻一刻と変化している。経済学には無用な理論が多い。
 FOMCや日銀金融政策決定会合のメンバーはほとんどが金融関係者や経済学者。もっと多様な人材を入れるべき。経済学だけに偏ると正しいものの見方ができない。
 サブプライム問題の根っこは住宅価格の値下がりである。ゆえに、アメリカ政府は債券を発行して、ローンの借り手に低金利貸付をして救済すべきだった。なのに、アメリカは金融機関への公的資金注入策しか検討しなかった。今となってはもう遅い。
 日本企業の4分の3は中小企業なのだから、日銀はむしろ中小企業の動向をもっと注視すべき。現場感覚をもたずに適切な金融政策はできない。
 結局、アメリカ経済が世界経済を左右している。ゆえに、経済予測にはアメリカの景気を忠実に反映する経済指標を最重視。一番いいのはアメリカの雇用統計(速報性も高い)。あとは、中古住宅販売件数やS&Pケース・シラー住宅価格係数も役に立つ(先行性に優れる)。日本の経済指標ではQUICK短観がいい(日銀短観より速報性が高い)。
 現在の不況は、金融機関の損失処理が完了した時に終わる。損失額はわからない。時価会計が凍結されてしまったので。ゆえにいつ時価会計凍結が解除されるか、が金融危機沈静化の判断ポイントになる。
 住宅価格下落と株価下落のショックでアメリカ人の消費マインドがすっかり冷え込んだ。この悲惨な記憶が薄らぐには相当な時間がかかる。
 銀行は、投資信託の信託報酬や預金引き出し手数料でかせぐビジネスに染まってしまったが、コンサルティング能力を磨かない限り、やがてネット銀行に太刀打ちできなくなる。
 というわけでバラマキ(財政出動)をやっても無意味。雇用を守る政策にシフトし、不況がすぎるのを待つしかない。
 などなど。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月7日に日本でレビュー済み
歴史学・心理学・哲学という視点の導入を唱えているが、その各々の分析があまりにもお粗末。

歴史といっても単純なバブル解説にすぎず、全く歴史観というものがない。
心理学といってもごくごく普通のことを述べているにすぎず、筆者の独自の意見などないように思われる。
哲学に至っては、自身で「自問自答」とまで言い切っている。

あまり本を読み慣れていなくとも、読み進められるように簡略化したのかもしれないが、あまりにもお粗末としかいいようがない。

ただ指標の見方は参考になった。
そこを評価して2点とさせていただきます。

歴史的分析ならば、ウォーラーステイン、ブローデルなどの書籍や水野和夫氏の「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」など
心理学ならば、「経済は感情で動く」などの分かりやすい行動ファイナンスの専門書を読むことをお勧めします
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート