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虚無回廊 3 単行本 – 2000/6/1
小松 左京
(著)
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社角川春樹事務所
- 発売日2000/6/1
- ISBN-104894561921
- ISBN-13978-4894561922
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
人類の技術をはるかに超えた巨大な物体「SS」が、突如宇宙に出現した。「SS」に向かった人工実存HE2による探査が明かす驚くべき事実とは? 8年の時を経て、伝説の巨篇の幕が再びあがる。
登録情報
- 出版社 : 角川春樹事務所 (2000/6/1)
- 発売日 : 2000/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 198ページ
- ISBN-10 : 4894561921
- ISBN-13 : 978-4894561922
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,228,551位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 300,823位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。星新一、筒井康隆とともに「御三家」と呼ばれる、日本を代表するSF作家(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 小松左京セレクション1 宇宙漂流 (ISBN-13: 978-4591118603)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学生の頃、コマツさんのSF小説をよく読んでいましたが、これは、未読でした。今回、古本で見つけたので買ってみました。難しい、しかし、すばらしい。
2023年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入後すぐに感想を求めるが そう簡単に書き尽くせる題材と書けない題材があり この小説は簡単に好し悪し面白さを吐露できる小説ではない。毎日 少しづつ読み改めて小松左京氏の偉大さ その造詣の深い知識に感嘆するとともに このテーマを安直に表現できない。バイヤーが求めるほど小説 は簡単に意見出来ない
2021年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古書ですが、状態が非常に良く、大変満足しています。
2019年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SFアドベンチャー掲載時に毎号欠かさず読んでいたのですが、最近まで3巻目が出ていたことに気づいていませんでした。20数年ぶりに1巻目から読み返していたのですが、改めて小松ワールドの素晴らしさに引き込まれました。
未完の作品であるのが残念ですが、小松作品は永遠に不滅です。
未完の作品であるのが残念ですが、小松作品は永遠に不滅です。
2016年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このシリーズの2までを友人から借りて読んでいました。その時点で3は出ていなかったので、気になって仕方ない状態が続いてました。
ドデカイ構造物が自転していて、その終端における回転速度は光速を超えるなど、小松先生ご自慢の大風呂敷がいろいろと広げられ、「その後、いったいどうなるの」で2は終わっています。
2016にAmazonで調べてみたら、やっと完結編が出ているということで、早速購入してみました。
物語は、不明な事象を発見、確認、探査、到着、問題発生で大冒険という通常の流れを踏んでいますが、なんせ相手が大きいので、リングワールドよりもいろいろな物語を含むことができます。
実に惜しいことに、小松先生の執筆は終わってしまいましたが、ハルキ文庫にて毎年募集の上、他の有名SF作家が続編を続けていくというのはどうでしょうか。
ウエルズのタイムマシンも遺族公認のタイムシップが書かれています。映画産業でもだいたい30年周期で焼き直し作品が出てきます。
文学でしたら続編が続くと連続して購入してしまうという衝動がわきやすいので、ハルキ文庫関係者はぜひご検討ください。その際、いままで見たこともないような展開が綴られていることを期待します。
ドデカイ構造物が自転していて、その終端における回転速度は光速を超えるなど、小松先生ご自慢の大風呂敷がいろいろと広げられ、「その後、いったいどうなるの」で2は終わっています。
2016にAmazonで調べてみたら、やっと完結編が出ているということで、早速購入してみました。
物語は、不明な事象を発見、確認、探査、到着、問題発生で大冒険という通常の流れを踏んでいますが、なんせ相手が大きいので、リングワールドよりもいろいろな物語を含むことができます。
実に惜しいことに、小松先生の執筆は終わってしまいましたが、ハルキ文庫にて毎年募集の上、他の有名SF作家が続編を続けていくというのはどうでしょうか。
ウエルズのタイムマシンも遺族公認のタイムシップが書かれています。映画産業でもだいたい30年周期で焼き直し作品が出てきます。
文学でしたら続編が続くと連続して購入してしまうという衝動がわきやすいので、ハルキ文庫関係者はぜひご検討ください。その際、いままで見たこともないような展開が綴られていることを期待します。
2009年6月10日に日本でレビュー済み
数億年の時を生き続け,なおかつ自己の意思で進化を続ける「知性」.
はるか星の彼方に飛び立った「彼」を,地球で静かに待ち続ける「アンジェラ」.
などなど.
小松作品でしかあり得ない,壮大かつ稀有なイメージが惜しみなく展開される.
このことはI, II巻と変わらない.一方で,III巻からの全く新しい物語の展開も
あり,読者を決して飽きさせない.
I, II 巻と同様に,SF という荒唐無稽の形をとりながら,
宇宙の深遠と真実を覗かせてくれる物語.
ページをめくるたびに,深い快感を与えてくれる.
虚無回廊I, II を読み進んだ方で,III の購入をためらうという人はめったにいないでしょう.
はるか星の彼方に飛び立った「彼」を,地球で静かに待ち続ける「アンジェラ」.
などなど.
小松作品でしかあり得ない,壮大かつ稀有なイメージが惜しみなく展開される.
このことはI, II巻と変わらない.一方で,III巻からの全く新しい物語の展開も
あり,読者を決して飽きさせない.
I, II 巻と同様に,SF という荒唐無稽の形をとりながら,
宇宙の深遠と真実を覗かせてくれる物語.
ページをめくるたびに,深い快感を与えてくれる.
虚無回廊I, II を読み進んだ方で,III の購入をためらうという人はめったにいないでしょう.
2011年10月4日に日本でレビュー済み
まさに名作。ただし残念ながら未完になってしまった。
小松先生の作品は、地球上の出来事を描くときは本当に現実に即した細かい描写まで読み応えがあり、宇宙を描くときはそのスケールに圧倒されるが、この作品はまさにそれで、そのスケールに圧倒される作品。内容については他のレビュアーの方も書かれているので割愛するが、それだけにどんな風に話が進み、どんな結末になるのかと考えた時に、これは大変だ…と思ったものだ。何しろ、想像出来ないほどの種族や世界観が描かれているからだ。
2000年の段階で、小松先生には続きの構想もあったことが巻末のあとがきで語られている。他、巻末の1988年の堀晃氏との対談の再録、瀬名秀明氏の解説もこの作品世界を理解する上での大きな参考となるし、この作品がどの方向に進む予定だったのか少しだけ書かれている。それにしても未完は残念だ…。ここからは読者それぞれの想像に任されるということだろう。
小松先生の作品は、地球上の出来事を描くときは本当に現実に即した細かい描写まで読み応えがあり、宇宙を描くときはそのスケールに圧倒されるが、この作品はまさにそれで、そのスケールに圧倒される作品。内容については他のレビュアーの方も書かれているので割愛するが、それだけにどんな風に話が進み、どんな結末になるのかと考えた時に、これは大変だ…と思ったものだ。何しろ、想像出来ないほどの種族や世界観が描かれているからだ。
2000年の段階で、小松先生には続きの構想もあったことが巻末のあとがきで語られている。他、巻末の1988年の堀晃氏との対談の再録、瀬名秀明氏の解説もこの作品世界を理解する上での大きな参考となるし、この作品がどの方向に進む予定だったのか少しだけ書かれている。それにしても未完は残念だ…。ここからは読者それぞれの想像に任されるということだろう。
2004年3月21日に日本でレビュー済み
おそらく御大最後のSF大作。内容についてはどうこう言うまい。今となっては御大の作品と言うだけで価値があるのだ。さすがにこの本では作品中で御大自らネタばらし的な記述もある。それ『暗黒星雲』やんけ~、と思うが早いか、登場人格(人物ではなく人格)に「昔そんな小説云々」といわせるあたり、御大のユーモア精神健在といったところか。
巻末の御大をヨイショしまくりの対談は不要だ。真の御大の作品のファンはそんな陳腐なオマケは喜ばないぞ。そんな見え見えのヨイショに乗ってしまっている御大を読むのはつらいのだ。出版社の猛将を促す。星は5つ。
巻末の御大をヨイショしまくりの対談は不要だ。真の御大の作品のファンはそんな陳腐なオマケは喜ばないぞ。そんな見え見えのヨイショに乗ってしまっている御大を読むのはつらいのだ。出版社の猛将を促す。星は5つ。