ネタ元は、やはり大本と柳田邦夫ですかね。

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産霊山秘録 (ハルキ文庫 は 1-10) 文庫 – 1999/10/1
半村 良
(著)
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第1回(1973年) 泉鏡花文学賞受賞
- 本の長さ554ページ
- 言語日本語
- 出版社角川春樹事務所
- 発売日1999/10/1
- ISBN-104894565811
- ISBN-13978-4894565814
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登録情報
- 出版社 : 角川春樹事務所 (1999/10/1)
- 発売日 : 1999/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 554ページ
- ISBN-10 : 4894565811
- ISBN-13 : 978-4894565814
- Amazon 売れ筋ランキング: - 809,321位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2022年11月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入この人の作風はSF作家というよりは伝奇作家というべきものでしょう。
昔、SFマガジンに連載されていたのを読んだ記憶があります。
ただ明智光秀の謀反の真相について、もう少し考察を進めてもらえばと残念です。
- 2015年3月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入歴史を振り返るときに、何が軸になるかというと、
それはその人の個人的な体験以外にないのかもしれない。
この本では、半村良が東京大空襲を、もっというと、
先の戦争をどういうふうに見ているか、という戦争観が、
全編を通して流れているように思う。
ただ、「そうか、半村さんは戦争をこう見ていたのか!」
と思うのは、この本の後半になってからで、それまでは、
歴史の表には出てこない「ヒ」の側から描いた壮大な物語
にただひたすら感心しながら読んでいるだけだった。
それが、後半、特に東京大空襲を描いたあたりで、
はっきりしてくるのではないかと思う。
「ヒ」というものに託したものが見えてきたあたりで、
半村良の反戦の意識がはっきりしてくる。
これが、えらくぐっときたところだ。
- 2023年5月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入乱丁かと思いきや、ワタリ!?火星にでも転移した?
さすがです。
最後の最後で逆綴じとは!
でも、とにかくページがあってよかった。
あ、内容は、懐かしいの一言です。
- 2018年7月26日に日本でレビュー済みAmazonで購入40余年前、学生時代に、夢中で読んだ記憶がよみがえりました。次は、妖星伝へ
- 2016年5月26日に日本でレビュー済みAmazonで購入本作品は、1973年に単行本として、発刊されたのが最初であるから、かれこれ40年近くも前に発表された物語となります。
しかしながら、今もって長編伝奇小説としての魅力は失われておらず、著者半村良の代表作にして、日本SFの傑作といっても良いでしょう。
本作品は、若い頃に読んだ記憶があり、オジサン化した現在、電子書籍で読み返したのですが、やはり格別な面白さは失われていませんでした。
基本的な物語設定としては、古来から日本には、<ヒ>と呼ばれる一族がいて、彼らは超能力を駆使して、日本の歴史の転換期に舞台裏で活躍してきた…というもの。
本作品で描かれる時代は、戦国時代に始まり、江戸時代、明治維新、第二次世界大戦、さらに戦後は、NASAの月面探査にも関わっていたという、スケールの大きな物語構成になっています。
架空の一族の暗躍という荒唐無稽な物語を面白くさせているのは、実際の歴史的な事件が、ヒ一族が活躍していたという大きな嘘をつくことで、あたかも本当のことのようにつじつまが合ってしまうところでしょう。
例えば、上の巻の「神説・本能寺」では、なぜ明智光秀が、織田信長に反旗を翻したのかが、よく分かります。
もしかすると、本当に隠された一族がいるのかもしれない――などと、フィクションだと承知はしていても、そう思わずにはいられない展開は、大変に見事としか言いようがありません。
なお、本作品は、歴史上の事件や人物が題材になっていますが、普通に学校で歴史を勉強していれば、十分に楽しめるものとなっています。
つまりそれだけ読みやすい作品だということです。
そんなところも、本作品が長く愛され続けている要因だと言えるでしょう。
決して忘れ去られることのない、歴史伝奇小説として、一読の価値はあると思います。
- 2017年2月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入完全包装〜ラッピングもOKです〜希少高い本なのに〜低価格で入手出来感謝です。
- 2014年9月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入異星人の子孫である事を匂わせた超能力者の一族の物語を戦国の世から現代に至る迄、歴史の隙間をうずめる形で書かれた連作風長篇。伝奇小説の、物語性ではなくアイデアに面白みを傾注させたものだが、アイデアが先走って物語がついて行っていない気がする。後の「妖星伝」に比べると落ち着きが足りない。
続編を書いて頂きたかった・・・