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モンゴルの残光 (ハルキ文庫 と 2-1) 文庫 – 1999/11/1
豊田 有恒
(著)
- 本の長さ374ページ
- 言語日本語
- 出版社角川春樹事務所
- 発売日1999/11/1
- ISBN-104894565994
- ISBN-13978-4894565999
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登録情報
- 出版社 : 角川春樹事務所 (1999/11/1)
- 発売日 : 1999/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 374ページ
- ISBN-10 : 4894565994
- ISBN-13 : 978-4894565999
- Amazon 売れ筋ランキング: - 913,506位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔、文庫本を買って読みましたが、懐かしくて電子本を買いました。時代設定が古いですが面白いです。
2011年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近年、モンゴル帝国に以上に興味が湧き、
色々と本を読んだり、
テレビを見たり、
ゲームをやったりしているうちに、
ふと見つけたのがこの本。
SFという設定自体が古さを感じさせはしましたが、
十分、面白く読めました。
なぜ、モンゴル帝国の膨張は止まってしまったのか?
あのままの勢いが続いていたら歴史はどうなったのだろうか?
という月並みな歴史IFにロマンを感じる人ならとくに熱く読むことができると思います。
本編の最後の主人公の活躍には胸が篤くなりました・・・
色々と本を読んだり、
テレビを見たり、
ゲームをやったりしているうちに、
ふと見つけたのがこの本。
SFという設定自体が古さを感じさせはしましたが、
十分、面白く読めました。
なぜ、モンゴル帝国の膨張は止まってしまったのか?
あのままの勢いが続いていたら歴史はどうなったのだろうか?
という月並みな歴史IFにロマンを感じる人ならとくに熱く読むことができると思います。
本編の最後の主人公の活躍には胸が篤くなりました・・・
2022年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーや世界観は良いが、漢字の当て字?が覚えにくく、人種、装置、人の名前など馴染みにくく
何度も確かめたり、読み進め辛い。
もったいない
何度も確かめたり、読み進め辛い。
もったいない
2018年4月10日に日本でレビュー済み
若い頃に何度も読み返しました。
豊田有恒の最高傑作です。
kindle版にして欲しい。
豊田有恒の最高傑作です。
kindle版にして欲しい。
2006年12月23日に日本でレビュー済み
世界一の歴史改変SF。
世界一のSF作家J・P・ホーガンの歴史改変もの「プロテウスオペレーション」より、
遙かにシビアで泣ける。
モンゴル帝国が世界を支配している未来社会、
黄色人種が霊長類の最優良種であり、次が黒人、
白人は人権が認められない奴隷種族であった。
人種差別のない理想世界の建設を夢見る白人の主人公は、
歴史を変える為に元帝国の創成期にタイムトラベルする。
名も無き雑魚兵では、歴史を変えるターニングポイントに影響を与えにくい。
主人公は元帝国でモンゴル名を名乗り、武将として出世していく。
自分のいた未来では、白人を搾取する鬼のような黄色人種たちは、
元帝国の時代では、自分の良き同僚となる。
歴史を変える為に元帝国を滅ぼすということは、
自分を採りたててくれた元人に対する裏切りである。
主人公は個人の幸福を捨て、裏切り者の汚名を被っても、
未来社会の為に歴史改変出来るのだろうか?
歴史の非情さに思いっきり泣いて下さい。
世界一のSF作家J・P・ホーガンの歴史改変もの「プロテウスオペレーション」より、
遙かにシビアで泣ける。
モンゴル帝国が世界を支配している未来社会、
黄色人種が霊長類の最優良種であり、次が黒人、
白人は人権が認められない奴隷種族であった。
人種差別のない理想世界の建設を夢見る白人の主人公は、
歴史を変える為に元帝国の創成期にタイムトラベルする。
名も無き雑魚兵では、歴史を変えるターニングポイントに影響を与えにくい。
主人公は元帝国でモンゴル名を名乗り、武将として出世していく。
自分のいた未来では、白人を搾取する鬼のような黄色人種たちは、
元帝国の時代では、自分の良き同僚となる。
歴史を変える為に元帝国を滅ぼすということは、
自分を採りたててくれた元人に対する裏切りである。
主人公は個人の幸福を捨て、裏切り者の汚名を被っても、
未来社会の為に歴史改変出来るのだろうか?
歴史の非情さに思いっきり泣いて下さい。
2016年9月11日に日本でレビュー済み
あらすじにある通り、作品世界では白人が黄人に奴隷として使われ主人公のシグルトも例外ではありません。
そのディストピアを変えるために彼は過去へと飛び歴史を書き換えようとします。そこで彼が出会ったのが海山と愛育の二人の皇子。この二人こそはモンゴル帝国による世界支配の礎を築いた人物であり、いわば白人である主人公にとっては仇敵と言えます。
殺すべきかとも考えますが、過去の世界で主人公を人間として扱い、優しくしてしてくれたのもまたこの二人でした。
他にも様々な出会いを経験し、モンゴル帝国に居場所を見出してしまったシグルトは、自らの任務と出会った人々との関係の間で揺れねがら自分なりに最善と思える方法で任務を果たそうとするのですが・・・
過去にタイムスリップして過去を変えるというのはSFとしては王道ですし、この作品自体が古典的作品だと思います。
しかしだからといってけっして退屈ではありません。歴史・使命・友情・家族との間で苦悩しながらも行動する主人公シグルトの姿とその運命、そして大河の流れにも例えられる歴史のうねりは必ずや読者の心に訴えるものがあるでしょう。
SFファンや歴史ファンでなくとも楽しめる良い本だと思います。
そのディストピアを変えるために彼は過去へと飛び歴史を書き換えようとします。そこで彼が出会ったのが海山と愛育の二人の皇子。この二人こそはモンゴル帝国による世界支配の礎を築いた人物であり、いわば白人である主人公にとっては仇敵と言えます。
殺すべきかとも考えますが、過去の世界で主人公を人間として扱い、優しくしてしてくれたのもまたこの二人でした。
他にも様々な出会いを経験し、モンゴル帝国に居場所を見出してしまったシグルトは、自らの任務と出会った人々との関係の間で揺れねがら自分なりに最善と思える方法で任務を果たそうとするのですが・・・
過去にタイムスリップして過去を変えるというのはSFとしては王道ですし、この作品自体が古典的作品だと思います。
しかしだからといってけっして退屈ではありません。歴史・使命・友情・家族との間で苦悩しながらも行動する主人公シグルトの姿とその運命、そして大河の流れにも例えられる歴史のうねりは必ずや読者の心に訴えるものがあるでしょう。
SFファンや歴史ファンでなくとも楽しめる良い本だと思います。
2006年11月10日に日本でレビュー済み
この作品は、著者の出世作とも言える、歴史SF・タイムトラベル物の傑作である。13〜14世紀、元帝国に世界史を覆す転換点があるという、壮大な構想のもと、白人優位の世界史、ひいては現在の世界情勢にも一考察を促す。SFが社会に持つ意義を感じさせる、豊田有恒の力量を認めさせた作品。文句無く、お薦めできる、読み継がれるべき作品。
2017年5月28日に日本でレビュー済み
歴史を楽しむ,ということを教えてくれた本.ローティーンで出会ったこの本は,物事の多面性・可能性を楽しむことを教えてくれたという意味で,人生でのものの見方に影響を受けたと思う.悲劇と喜劇が紙一重なのも教えてくれた.
今手元にある本は,日本SFシリーズ12として発刊されたもの.シリーズには,「復活の日」,「たそがれに還る」,「48億の妄想」,「果てしなき流れの果てに」,「百億の昼と千億の夜」が並んでいる.この時期の日本のSFがいかにすごかったが分かる.あとこれに「日本アパッチ族」を足せば,個人的には日本のSFの始まりは語れると思う.アメリカのハードSFに比べて,はるかにいい意味での(擦れすぎていないという意味での)文学(人とはを問うている)だったと思う.
ほぼ30年ぶりに読んでみて思わずです.
今手元にある本は,日本SFシリーズ12として発刊されたもの.シリーズには,「復活の日」,「たそがれに還る」,「48億の妄想」,「果てしなき流れの果てに」,「百億の昼と千億の夜」が並んでいる.この時期の日本のSFがいかにすごかったが分かる.あとこれに「日本アパッチ族」を足せば,個人的には日本のSFの始まりは語れると思う.アメリカのハードSFに比べて,はるかにいい意味での(擦れすぎていないという意味での)文学(人とはを問うている)だったと思う.
ほぼ30年ぶりに読んでみて思わずです.