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電話男 (ハルキ文庫 こ 5-2) 文庫 – 2000/6/1

4.6 5つ星のうち4.6 5個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川春樹事務所 (2000/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 230ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4894567059
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4894567054
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 5個の評価

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小林 恭二
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「電話男」とは何か、男の独白。ずっと電話で他人の話を聞く。それだけなら美談だが、家から一歩も出ず命を脅かす肥満になりながら、となると、社会問題化。異質な人々に対する外部の人の批判の典型例。電話やネット、直接顔を合わせず他者とつながる通信機器の特異な依存性の発見。後の時代を先取りしたような小説で驚いた。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月29日に日本でレビュー済み
 わりと癖のある作家という気がしないでもないですけれど、これはおもしろいですよ。小説はエンタメしか読まないという人にも手にとってほしいですね。

 コミュニケーションについての話。この小説ではふたつのコミュニケーションの方法がでてくる。ひとつは「知恵」を使ったコミュニケーション、もうひとつは「感覚」を使ったコミュニケーション。電話男は知恵を使ったコミュニケーションを望むが、電話男弾圧団体は感覚を使ったコミュニケーションを望む。話がやたらへんな方向に突っ走って現代的な感じだが、これはコミュニケーションについての直接的な小説。はっきりいって、コミュニケーションは絶望的です。来るべきインターネット時代を予兆したといわれる傑作ですが、今読んでも、84当時に読んでもおそらく新鮮であるのは、コミュニケーションが我々、あるいは小林恭二にとって普遍の問題であるからでしょう。

 弾圧されるコミュニケーション。しかし、それでもコミュニケーションを続ける電話男たち。でも、不思議なことに、そのコミュニケーションがあんまり正しくも見えないんです。コミュニケーションすればするほど、暗黒に囚われていく。じゃあ、我々はいったいどうしたらいいんでしょうね?
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年6月17日に日本でレビュー済み
 明るいようでいて、気づけば深い闇にとらわれている…ゆかいで怖い物語。ひとは、どうして身近にいる人を遠く思うのだろう。そして、どうして遠くの見知らぬ人に、大切なことを話すのだろうか。逃げていたら、居心地の良くない現実は変わらないのじゃないか?それでも、逃げつづけることはできるのか!?
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年11月12日に日本でレビュー済み
小林恭二の「小説伝」からとても好きな作家の一人になりました。
物語の作り方がとっても奇抜で、想像力をかきたてるんですねー。
電話をとうして人がどう変わってゆくか、コミュニケーションの未来
をひとつの形で描ききってます。
この才能には感心します。
ご一読をすすめます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート