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現代ファイナンス論 改訂版 ― 意思決定のための理論と実践 単行本 – 2001/10/17
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- ISBN-104894716437
- ISBN-13978-4894716438
- 出版社ピアソン・エデュケーション
- 発売日2001/10/17
- 言語日本語
- 本の長さ582ページ
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商品の説明
商品説明
本書は、ポートフォリオ理論、デリバティブ、コーポレート・ファイナンスといった基礎ジャンルが、別立てになっている。第1部、2部は必読で、以後の部分は、CAPM、アニュイティ、財務レバレッジ、リアル・オプションといった用語の解説を参照する金融辞書的な使い方もできるだろう。
ビジネススクールのテキストらしく、例も平易でわかりやすい。たとえば流動性に関しては、「億万長者がクレジットカードを持たずに見知らぬ土地に放り出されたら?」という説明から始まる。また、時間的価値やプロジェクト選択では、老後資金やカーローンといった例が用いられている。
各ジャンルでは、独立した専門書で説明されているような高度な内容がさらりと書いてある。それを補う工夫として、短時間でファイナンスをマスターするためのメリハリがよく考えられている。ファイナンスに必須であり、日常生活から投資プロジェクト選択まで役立つ複利計算や現在価値、キャッシュフロー分析、NPVについて十分な解説がされている。一方、第4部のリスク管理とポートフォリオ理論、第5部の資産とデリバティブの評価については、簡潔によくまとめているが、内容の紹介にとどまっている。わかりにくいところは章末の練習問題で理解度を試しながら読み進むとよいだろう。
これからファイナンスを学びはじめる学生や金融機関への就職を考えている学生のみならず、将来自分の会社を興したいという企業家の卵にとっても必読であろう。また、企業経営者や企業の財務担当者にも役立つファイナンス入門書に仕上がっている。(土居践理)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : ピアソン・エデュケーション (2001/10/17)
- 発売日 : 2001/10/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 582ページ
- ISBN-10 : 4894716437
- ISBN-13 : 978-4894716438
- Amazon 売れ筋ランキング: - 689,015位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,497位一般・投資読み物 (本)
- - 1,647位金融・ファイナンス (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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誤脱字ならともかく、プットとコールが逆になったり、全く関係ない図表が載ってたり、用語の翻訳ミスが多かったりします。
バイトの編集者ですか?これで改訂版ですか?
初心者ならミスに気付かず、間違った知識が入ってしまう恐れがあります。どうしてもこれを使いたいなら、確認のために原書と併用することをお薦めします。
まず言えることは翻訳がすばらしいということです。原文が良いのはもちろんでしょうが、その価値が翻訳の過程で失われていないということは、十分に賞賛に値することだと思います。
本書は6部構成になっており、ファイナンスの基礎知識から始まり、時間的価値の概念の導入、資産評価、リスク管理、デリバティブ評価、コーポレートファイナンスと、広い範囲をさらっています。
本書のもう一つの特徴として、数式が少ないことが挙げられます。本来なら数学を用いて表現することを、直観的に定性的に説明してくれます。数学的証明が少ないことは欠点にもなりえますが、ファイナンスの本質を理解したい初心者には、むしろ数式がないほうが分かりやすいと思います。
これを読んだからといって、ファイナンスの全てが分かるようにはなりません。しかし、どの分野を勉強すれば知りたいことが分かるようになるかは分かると思います。ちょっとファイナンスの勉強をして見たいという方は、ファイナンスの地図として読まれてはいかがでしょうか。
なお、ボクはファイナンス初心者ですので、その点を割引かれますよう。
ファイナンスを目下学習中だが、練習問題を手を使って解くことで身に付くものと思っている。豊富な練習問題が掲載されていながら解答例がない。出版社にも照会したが、別売りもないとの由。
大学のテキストを想定しており、授業で学生が揃って一緒に練習問題を解くか、講師が解答することを想定しているのだろう。しかし独学者にはツライ。
金融関連のノーベル賞の理論が時間軸に併せて説明されていたり、歴史も「現代」も知ることができます。
金融機関に勤めていたり、資産運用のコンサルタントをしている人でこれを読んでいなかったり理解できない人の言うことは、逆に信用しない方が良いでしょう。
また、本論の説明にやや説明不足の感があり、一から学んでこれ一冊でOKという訳にはいかない。数学的な説明も殆ど定義を挙げるだけで展開ができない。たとえば、リスク資産の合成に当たっては確率変数の和の統計量の計算方法が必須であるがこの計算方法の証明が無いなど、ちょっといかがなものはと思われる内容。数学的な取り扱いをあえて避けて歩いているようである。
専門用語には、必ず英語表記がかかれているので、コーポレートファイナンスの原書を読むための事前学習書としても活用できると思います。