最初は、この3部作を図書館で借りて読みました
そして、購入
こんな事は滅多にないのですが
面白い本です
よくあるお涙物の闘病記を期待する人は買ってはいけません
そんな陳腐な本は、他にあります
これは唯一無二の本です
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33歳ガン漂流ラスト・イグジット 単行本 – 2005/7/1
奥山 貴宏
(著)
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社牧野出版
- 発売日2005/7/1
- ISBN-104895000818
- ISBN-13978-4895000819
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登録情報
- 出版社 : 牧野出版 (2005/7/1)
- 発売日 : 2005/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 220ページ
- ISBN-10 : 4895000818
- ISBN-13 : 978-4895000819
- Amazon 売れ筋ランキング: - 432,890位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,267位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人のこのシリーズは全部読みました。
つまらないことでへこんでたら、奥山さんに申し訳ない気がする。
また、癌について、医療や周辺事情について、患者の心理や精神について、とても参考になる作品。
作者の職業柄もあって克明にリアルに知的に記録された作品。「31際癌漂流」から読んでほしい。
つまらないことでへこんでたら、奥山さんに申し訳ない気がする。
また、癌について、医療や周辺事情について、患者の心理や精神について、とても参考になる作品。
作者の職業柄もあって克明にリアルに知的に記録された作品。「31際癌漂流」から読んでほしい。
2010年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
闘病記、しかも末期がんの患者のものとなれば湿っぽい感じは避けられないのですが、奥山さんの文章は若いフリーライターらしくどこか乾いていて本当に厳しい状況にも関わらず、思わず笑ってしまうユーモアに満ちています。文章も荒削りなところはあるものの、真実に基づいた事実が淡々とかつ客観的に綴られており、引き込まれます。がん医療に携わる者として患者さんの視点から見た現代の医療の問題を改めて考えさせられました。患者さんに接するときに参考になることも多々ありました。何よりも限られた時間の中で前向きに突っ走る著者の姿には心を打たれます。他のレビュアーの方も書かれていましたが、巻末のご両親の文章は感動しました。お母様が実母ではなかったという事実にも驚かされました。このようなご両親に支えられて彼も最後の2年余りを全力で疾走できたのだと思います。彼は逝ってしまいましたが、彼の残した文章は多くの人に読み継がれて行くと思います。闘病記というだけでなく、音楽、映画、バイクなど様々なジャンルを網羅したレポートとしても十分楽しむことができます。多くの人、特に癌医療に携わる医療従事者には是非読んでもらいたいと思います。彼の周囲の友人たちのさりげない友情と随所に出てくる奥山さんの「ありがとう」という感謝の言葉に癒される気がしました。奥山貴宏さん、ご両親様あなたに勇気づけられて頑張っている人はたくさんいます。本当にどうもありがとう。
2016年6月28日に日本でレビュー済み
出版からかなり時間がたっているが、不意に奥山氏の事をテレビで見たことを思い出して31歳~33歳までを読んだ。
テレビを見て結末を知っているだけに33歳ガン漂流の後半は、読み進めたい気持ちと残り枚数が少なくなってしまう寂しさから複雑な心境になった。
読むことによって、落ち込んだり、寂しくなったり、自分を鼓舞することができたり、前向きになったり、人によってとらえ方は、様々だとおもうけど
多くの人に読んでもらいたいと思う作品。
テレビを見て結末を知っているだけに33歳ガン漂流の後半は、読み進めたい気持ちと残り枚数が少なくなってしまう寂しさから複雑な心境になった。
読むことによって、落ち込んだり、寂しくなったり、自分を鼓舞することができたり、前向きになったり、人によってとらえ方は、様々だとおもうけど
多くの人に読んでもらいたいと思う作品。
2006年4月18日に日本でレビュー済み
私が作者のことを知ったのはもう亡くなった後だった。
31歳ガン漂流から読み始め、この本まで立て続けに読んだ。
なぜか最近ガンの闘病記のようなドラマ、新聞記事、本が目に付くようになったが、
私が知ってる中でもっともガンと闘ったという表現がぴったりなのが
彼のような気がする。
淡々とした文章の中の一つ一つに彼の思いがこめられている。
いくらお涙頂戴のガン闘病記は嫌だと思っていても、
なぜこれほどまでに極力つらさや悲しみを取り除き客観的に自分を表現できるのか?プロだから?
それだけではない彼の強さを感じた。
最後のblog表記は切なくなることもあったが、
最後まで生きること、書くことに対して執着していることが
言葉の端々からわかる。
最後にご両親が書いた文章が載っているが、
このご両親がいて彼がいると思わされる文章だった。
安らげる家族がいつでも見守ってると思えばこそ
彼は闘ってこられたのだと感じた。
最近精神的に弱ってる私ですが
彼に恥じない生き方をしたいと思わされる本でした。
彼が私に伝えてくれたのは「強さ」でした。
31歳ガン漂流から読み始め、この本まで立て続けに読んだ。
なぜか最近ガンの闘病記のようなドラマ、新聞記事、本が目に付くようになったが、
私が知ってる中でもっともガンと闘ったという表現がぴったりなのが
彼のような気がする。
淡々とした文章の中の一つ一つに彼の思いがこめられている。
いくらお涙頂戴のガン闘病記は嫌だと思っていても、
なぜこれほどまでに極力つらさや悲しみを取り除き客観的に自分を表現できるのか?プロだから?
それだけではない彼の強さを感じた。
最後のblog表記は切なくなることもあったが、
最後まで生きること、書くことに対して執着していることが
言葉の端々からわかる。
最後にご両親が書いた文章が載っているが、
このご両親がいて彼がいると思わされる文章だった。
安らげる家族がいつでも見守ってると思えばこそ
彼は闘ってこられたのだと感じた。
最近精神的に弱ってる私ですが
彼に恥じない生き方をしたいと思わされる本でした。
彼が私に伝えてくれたのは「強さ」でした。
2006年9月26日に日本でレビュー済み
ブログを本にまとめたもの。
「お涙頂戴の闘病記なんて吐き気」と切捨てガン患者で余命わずかとは思えないパワーを表現。
苦しみと戦いながら最後の最後まで文章を刻んでいる。
小説家になる夢が人生最後の達成が病気と引換、かつ人生最後というところが物悲しくもリアル。
「オレを覚えていてほしい」という思いだけに貫かれた生き方が潔い。
「お涙頂戴の闘病記なんて吐き気」と切捨てガン患者で余命わずかとは思えないパワーを表現。
苦しみと戦いながら最後の最後まで文章を刻んでいる。
小説家になる夢が人生最後の達成が病気と引換、かつ人生最後というところが物悲しくもリアル。
「オレを覚えていてほしい」という思いだけに貫かれた生き方が潔い。
2005年11月20日に日本でレビュー済み
彼がテレビに出ていたことも、ライターだったことも知らなかった。
地元の情報誌の書評に載っていたので、終末期の過ごし方に若い頃から並々ならぬ興味を持っている自分としては放っておけなかったのである。
それまで読んだどの闘病記よりも鮮烈だった。
「頑張る」だの「自分を振り返る」だのありきたりな言葉では片付けられない。
読んでいて、背中がぞくっとするフレーズが幾つも出てきた。
正に「差し迫っている」感覚がそこにあった。
自分が自分で在り続けようとする姿を感じる。
お涙頂戴の闘病記にはしない、苦しみや悲しみ、感傷などを一切書かない、と著者は言い放っていたが、それが却って彼の生き様をリアルに、切実に映し出しているように思う。
時代や場所は違えど、千葉敦子さんに似たものも感じた。
テレビを観なかったこと、リアルタイムで彼のブログを読まなかったことを後悔した。
そして、結婚するならこんな人がいい!と、絶対に叶わなさそうなことまで思った(^^;
彼の書いたことには涙は出なかったが、最後の最後でご両親の書いたあと書きを読んで、号泣してしまった。
3度読んで、3回とも泣いた。
この歳で、このタイミングで、この本に出会えたことを心から感謝する。
奥山さんに恥ずかしくない生き方をしなければ。
地元の情報誌の書評に載っていたので、終末期の過ごし方に若い頃から並々ならぬ興味を持っている自分としては放っておけなかったのである。
それまで読んだどの闘病記よりも鮮烈だった。
「頑張る」だの「自分を振り返る」だのありきたりな言葉では片付けられない。
読んでいて、背中がぞくっとするフレーズが幾つも出てきた。
正に「差し迫っている」感覚がそこにあった。
自分が自分で在り続けようとする姿を感じる。
お涙頂戴の闘病記にはしない、苦しみや悲しみ、感傷などを一切書かない、と著者は言い放っていたが、それが却って彼の生き様をリアルに、切実に映し出しているように思う。
時代や場所は違えど、千葉敦子さんに似たものも感じた。
テレビを観なかったこと、リアルタイムで彼のブログを読まなかったことを後悔した。
そして、結婚するならこんな人がいい!と、絶対に叶わなさそうなことまで思った(^^;
彼の書いたことには涙は出なかったが、最後の最後でご両親の書いたあと書きを読んで、号泣してしまった。
3度読んで、3回とも泣いた。
この歳で、このタイミングで、この本に出会えたことを心から感謝する。
奥山さんに恥ずかしくない生き方をしなければ。
2008年1月30日に日本でレビュー済み
「あっぱれな死に様でした」といってはサムライ奥山氏に無礼でしょうか。
でも私はあえて、そう申し上げたい。
闘病記のラストはいずれも涙を誘うものだが、彼は最後の最後まで客観的に
自分を見続けていた。これは絶対に常人ではできないことだ。本書には類稀
な彼のライター、作家としての才能が如何なく発揮されていた。
でも、結局人間、最後は皆同じなんですよね。私も爪あとくらいは残したい
と思いました。あっぱれでした。彼の遺志を引き継ぐ人は必ずいます。
でも私はあえて、そう申し上げたい。
闘病記のラストはいずれも涙を誘うものだが、彼は最後の最後まで客観的に
自分を見続けていた。これは絶対に常人ではできないことだ。本書には類稀
な彼のライター、作家としての才能が如何なく発揮されていた。
でも、結局人間、最後は皆同じなんですよね。私も爪あとくらいは残したい
と思いました。あっぱれでした。彼の遺志を引き継ぐ人は必ずいます。