スバル1000がいかに生まれたかが良く分かる本です。
テントウムシやサンバーがあったからこそ、FFが生まれ、レオーネからレガシーに続く系譜が生まれる。
技術集団・富士重工業の革新性に驚かされる。
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富士重工業技術人間史: スバルを生んだ技術者たち 単行本 – 2005/10/1
富士重工業編集委員会
(編集)
- 本の長さ335ページ
- 言語日本語
- 出版社三樹書房
- 発売日2005/10/1
- ISBN-104895224635
- ISBN-13978-4895224635
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登録情報
- 出版社 : 三樹書房 (2005/10/1)
- 発売日 : 2005/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 335ページ
- ISBN-10 : 4895224635
- ISBN-13 : 978-4895224635
- Amazon 売れ筋ランキング: - 752,556位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 235位自動車・機械
- - 29,617位スポーツ・アウトドア (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月4日に日本でレビュー済み
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スバルの歴史がわかり良かったです。影の苦労がよく見えました。
2013年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当にスバルが好きな人でなければ読めない本だと思いました。それがよいのです。
2005年11月15日に日本でレビュー済み
元々、富士重工社内で作成された本が元になっているとのこともあって、社内事情まで詳しく書かれています。戦後の復興期の自動車開発の課程やその苦労、時代背景までよく分かり、製品となって発売された車以外にも、市販されることなく開発中止された車についてもしっかり記されています。製品開発に対する技術者の意気込みが伝わってきます。今研究開発している人に是非読んで頂きたいと思われる1冊です。
2006年2月8日に日本でレビュー済み
初代のカローラと言われても思い出せない人が、スバル1000と聞いて「あ、後ろの席の床が平らだった」と言ったというエピソードがある。スバルの歴史というのは斯様なものなのだろう。
1994年に富士重工業が非売品としてディーラー各拠点や関係者に配布した『スバルを生んだ技術者たち』を商業出版したもの。「てんとう虫」こと360誕生から生産終了まで、そもそもは派生車種だったサンバーの開発、初の本格的FF乗用車スバル1000開発史、計画や試作だけで消えていった車たち……元が社内報の延長のような本だったため、時には「これ、今の労務管理だったら絶対ムリ!」と思うような話(残業手当がカツ丼だったとか)や、最後には社員・関係者に向けたシュプレッヒコールのような文章まで載っていて、それこそ「プロジェクトX」なんぞ消し飛んでしまうような面白さで読ませてくれる。宮城スバルのメカニックたちが試作したスバル1000改造の初の4WD車、作ってエンジンかけてみたら……何が起きたかは読んでからのお楽しみ。
ただ、原著のあとがき(これも収録されている)にも「今後まとめなければならない」とあるワゴンや高性能4WD、ラリー関係など「その後の10年」的な記載は皆無なのが残念。せっかく改めて出版したのであるからその辺りも含めた改訂新版になってくれていたら……というのが10年前に元本を読んだ人間としての正直な感想なので、渋めの評価で☆4つ。
1994年に富士重工業が非売品としてディーラー各拠点や関係者に配布した『スバルを生んだ技術者たち』を商業出版したもの。「てんとう虫」こと360誕生から生産終了まで、そもそもは派生車種だったサンバーの開発、初の本格的FF乗用車スバル1000開発史、計画や試作だけで消えていった車たち……元が社内報の延長のような本だったため、時には「これ、今の労務管理だったら絶対ムリ!」と思うような話(残業手当がカツ丼だったとか)や、最後には社員・関係者に向けたシュプレッヒコールのような文章まで載っていて、それこそ「プロジェクトX」なんぞ消し飛んでしまうような面白さで読ませてくれる。宮城スバルのメカニックたちが試作したスバル1000改造の初の4WD車、作ってエンジンかけてみたら……何が起きたかは読んでからのお楽しみ。
ただ、原著のあとがき(これも収録されている)にも「今後まとめなければならない」とあるワゴンや高性能4WD、ラリー関係など「その後の10年」的な記載は皆無なのが残念。せっかく改めて出版したのであるからその辺りも含めた改訂新版になってくれていたら……というのが10年前に元本を読んだ人間としての正直な感想なので、渋めの評価で☆4つ。