まさに専業になるか迷っていた育休中の私は、このタイトルでなければこの本を手にとる事はなかったでしょう。
昨今の不況でますます居辛くなってしまうのが働くママではないでしょうか。
そんな世の中をあきらめるのではなく、微力ながら頑張ることで変えていこう、
お金の為だけではなく働く事が子供のため、社会のため、さらには地球環境のためにもなるんだと、
働く意義を広げてくれました。
豊富なデータと広い視点で書かれた内容は大変説得力もあり勉強になりました。
私は子育て世代の30代ですが周りにも働きたいと思っている専業ママがたくさんいます。
後半部分は色々な働き方があるという事で、読むと参考になると思います。
今まで男性性優位でモノ作りに励んできた日本ですがモノは溢れてどん詰まりです。
これからは女性性を発揮して地域やヒト作りに重点をおいて北欧のような共生社会を作っていけたら
日本も幸せになるのでしょう。多くの女性と政治に携わる人にも読んで頂きたい本です。
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働くママ専業ママ子どものためにどっちがいいの? 単行本 – 2009/10/29
三沢 直子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「働くママと専業ママ、子どもの意識にも違いが?」
「妻の収入で夫の協力度が変わる!?」
「出産後も仲のいい夫婦は…たったの2割!」
長年にわたり臨床心理士として育児問題や子育て支援に携わってきた著者が、育児や夫婦関係に関するさまざまな統計データや研究報告を基に、育児によるストレスやそれに伴い生じる夫婦関係の変化など「現代の育児事情」をわかりやすく考察。さらに母親が知りたい子育て支援に関する情報や、著者が普及を推進する「Nobody's Perfect 完璧な親なんていない」プログラム、日本の育児事情を変化させるワークシェアリングの有効性を提案。また、育児に奮闘する現役の母親たちが本音を明かす「ママたちの座談会」も収録。幸せな子育てライフ、ワークライフバランスを実現するためのヒントを提示した一冊。
「妻の収入で夫の協力度が変わる!?」
「出産後も仲のいい夫婦は…たったの2割!」
長年にわたり臨床心理士として育児問題や子育て支援に携わってきた著者が、育児や夫婦関係に関するさまざまな統計データや研究報告を基に、育児によるストレスやそれに伴い生じる夫婦関係の変化など「現代の育児事情」をわかりやすく考察。さらに母親が知りたい子育て支援に関する情報や、著者が普及を推進する「Nobody's Perfect 完璧な親なんていない」プログラム、日本の育児事情を変化させるワークシェアリングの有効性を提案。また、育児に奮闘する現役の母親たちが本音を明かす「ママたちの座談会」も収録。幸せな子育てライフ、ワークライフバランスを実現するためのヒントを提示した一冊。
- ISBN-104895311112
- ISBN-13978-4895311113
- 出版社緑書房
- 発売日2009/10/29
- 言語日本語
- 寸法13 x 1.7 x 18.9 cm
- 本の長さ255ページ
この著者の人気タイトル
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登録情報
- 出版社 : 緑書房 (2009/10/29)
- 発売日 : 2009/10/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4895311112
- ISBN-13 : 978-4895311113
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,222,573位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 149,264位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月3日に日本でレビュー済み
未だ結婚前の男性ですが,読んでいて非常に多くの視点を示されたように思います。
本書の中には,「夫婦でしっかり向き合い,子育てをしていく。」「仕事か育児かではなく,仕事も育児も無理なくできる社会をお互い協力してつくっていきましょう」「結婚や子育ての厳しさをしっかりと知った上で,それでもお互いの成長のために,夫婦でしっかりと向き合い協力して子育てをしていっていただきたい,という願い」を筆者から示されていました。
ある意味,次の世代の僕らが選ぶべき夫婦像と子育ての選択をきちんとその問いに向き合いながらしてください,と伝えられたように感じます。
本屋で手に取るときに,働くママと専業ママどっちがよいのかというタイトルに対して,”その答えがここにあります”なんて本の帯に書いてありました。最初見たときは確かにどっちが良いのかその答えがこの中に書いてある!という読めそうですが,よくよくもっと内容を読んでいくと,これが答えだ!という価値観の押しつけではなく,どちらも善し悪しがあって選ぶのはあなたです,ということが書かれています。
それをきちんと見据えた上で,子どもを育てるには'
A:子どもの視点に立つとどんな視点があるのか?,B:夫婦の視点だとどんな視点があるのか?,C:自分自身としてどんな視点があるのか?(会社のために生きるのでも,家族や子どものためだけに生きるという二者択一ではなく)自分自身がどう家族と社会との関係の中で生きていきたいかということを考えさせるテーマが書かれていたように思います。
この本は,結婚前の若者だけでなく,おじいちゃんおばあちゃんになる今後孫の世話を焼く自分たちの親世代にも読んでもらったほうが良いと思います。それは本書の中に書かれていましたが,ノーバディーズパ−フェクトの指針として示されていた「保護する者を保護せよ」の考え方に従えば,子育て中の親たちを保護するのは当然のこと,養育者の親や親族,それから近隣の方からも養育者自身が守られ,もっと認められる必要があるよなと思います。これは介護する者を介護せよ,もっと守られよ,と言うことと同じかもしれません。
一方で,過保護な祖父母にも子離れのためにも,何かを買ってあげること,お菓子だけをただ闇雲に与えて甘やかすことだけ子育てではないでしょうし,きちんと役割分担が必要な点をこの本で意識してもらえる可能性もあるだろうと思います。子育ての時代と文化が既に違うということを理解してもらう上でも,かなり今の世代の親の大変さや苦しさが分かってもらえるのではないかと感じます。
特に本書の中でも,実際のお母さん達の座談会の記述は,とても生の声を聞けたと感じ,今後の自分自身の結婚観や子育て観についても,とても良い視点をこの本から得られたと思います。
この本は特定の価値観を押しつけるのではなく,いろんな価値観を問い直す意味があるのではないかと思います。僕は実際に働くママにも専業ママにもなっていない未婚男性ですが,逆に自分のパートナーとの関係の中でも,様々な価値観を認めつつ,そういう考え方やメリットデメリットもあるのかぁと沢山の気づきが得られたので,☆5にしました。
本書の中には,「夫婦でしっかり向き合い,子育てをしていく。」「仕事か育児かではなく,仕事も育児も無理なくできる社会をお互い協力してつくっていきましょう」「結婚や子育ての厳しさをしっかりと知った上で,それでもお互いの成長のために,夫婦でしっかりと向き合い協力して子育てをしていっていただきたい,という願い」を筆者から示されていました。
ある意味,次の世代の僕らが選ぶべき夫婦像と子育ての選択をきちんとその問いに向き合いながらしてください,と伝えられたように感じます。
本屋で手に取るときに,働くママと専業ママどっちがよいのかというタイトルに対して,”その答えがここにあります”なんて本の帯に書いてありました。最初見たときは確かにどっちが良いのかその答えがこの中に書いてある!という読めそうですが,よくよくもっと内容を読んでいくと,これが答えだ!という価値観の押しつけではなく,どちらも善し悪しがあって選ぶのはあなたです,ということが書かれています。
それをきちんと見据えた上で,子どもを育てるには'
A:子どもの視点に立つとどんな視点があるのか?,B:夫婦の視点だとどんな視点があるのか?,C:自分自身としてどんな視点があるのか?(会社のために生きるのでも,家族や子どものためだけに生きるという二者択一ではなく)自分自身がどう家族と社会との関係の中で生きていきたいかということを考えさせるテーマが書かれていたように思います。
この本は,結婚前の若者だけでなく,おじいちゃんおばあちゃんになる今後孫の世話を焼く自分たちの親世代にも読んでもらったほうが良いと思います。それは本書の中に書かれていましたが,ノーバディーズパ−フェクトの指針として示されていた「保護する者を保護せよ」の考え方に従えば,子育て中の親たちを保護するのは当然のこと,養育者の親や親族,それから近隣の方からも養育者自身が守られ,もっと認められる必要があるよなと思います。これは介護する者を介護せよ,もっと守られよ,と言うことと同じかもしれません。
一方で,過保護な祖父母にも子離れのためにも,何かを買ってあげること,お菓子だけをただ闇雲に与えて甘やかすことだけ子育てではないでしょうし,きちんと役割分担が必要な点をこの本で意識してもらえる可能性もあるだろうと思います。子育ての時代と文化が既に違うということを理解してもらう上でも,かなり今の世代の親の大変さや苦しさが分かってもらえるのではないかと感じます。
特に本書の中でも,実際のお母さん達の座談会の記述は,とても生の声を聞けたと感じ,今後の自分自身の結婚観や子育て観についても,とても良い視点をこの本から得られたと思います。
この本は特定の価値観を押しつけるのではなく,いろんな価値観を問い直す意味があるのではないかと思います。僕は実際に働くママにも専業ママにもなっていない未婚男性ですが,逆に自分のパートナーとの関係の中でも,様々な価値観を認めつつ,そういう考え方やメリットデメリットもあるのかぁと沢山の気づきが得られたので,☆5にしました。
2021年12月6日に日本でレビュー済み
専業ママの方が子供の情緒が安定するかな、と迷い、その答えを探して本を読みましたが、タイトルと内容が全く違う。随所に「兼業ママがいいよね!専業ママだとほら子育てって孤独で息つまるでしょ、なんなら虐待しかねないでしょ?」的な筆者の考え押し付けと偏ったデータ集めや座談会の内容にうんざりしました。。。
2019年1月21日に日本でレビュー済み
他の方も書いている通り、タイトルがイケてません。
ママは働いている方が良いという結論ありきの本です。
私は育休中で、子供がまだちいさいうちから保育園に預けるのは可哀想なのだろうか?という思いから手にしたので、かなり背中を押してもらえました。
なので、育休中の人や働きたいママにはとってもおすすめできる内容だと思います。
専業主婦の方や、専業ママ希望の方は読まなくて良いと思います。他の方も書いている通り、専業ママと働くママを公平に比較してませんので。。。
ママは働いている方が良いという結論ありきの本です。
私は育休中で、子供がまだちいさいうちから保育園に預けるのは可哀想なのだろうか?という思いから手にしたので、かなり背中を押してもらえました。
なので、育休中の人や働きたいママにはとってもおすすめできる内容だと思います。
専業主婦の方や、専業ママ希望の方は読まなくて良いと思います。他の方も書いている通り、専業ママと働くママを公平に比較してませんので。。。
2012年2月7日に日本でレビュー済み
再就職しようかどうしようか迷っている時に『働くママ専業ママ子どものためにどっちがいいの?』というタイトルに惹かれて読みましたが、結論ありきの公平性のない内容で、読後悲しくなりました。。。
著者の持って行きたかった結論は「専業主婦は辛くみじめな人生になる」「働くママの方が家庭円満、子どもにとってもよい」「最良の選択は、出産後いったんペースを落として働き、その後またバリバリと働くこと」と感じましたが、これは著者が歩んでこられた道そのもの。
いったんペースを落とした後バリバリ働くというのは確かに羨ましい働き方ですし、そのライフスタイルを手に入れるために著者も努力をされたでしょう。が、著者の職種・ご主人の協力・健康なお子さん等々の条件や運もあって選択できた道です。
「人間は”自分の選択したことは正しかった”と正当化したがる生き物」という、心理学の認知的不協和という理論を思い出してしまいました。
専業主婦になりたかった人・ならざるを得なかった人、仕事のペースを落としたくなかった人・落としたかったけど落とせなかった人・・・色々考え方も置かれた環境も違う中、この道だけが正解と読める論旨は、実情に即してないし、人間理解が単純ではないかと。それ以外の人生を歩んでいる人は、自分を否定されたような気になると思います。
文中のデータも、働くママの良さを示したデータだけが採用され、専業主婦の良さを示したデータは一切引用されていません。
「働くママの方がいい」という子どもへのアンケート調査結果も、何歳ぐらいの子どもを対象とした物か不明ですし、アンケートのマルかバツかだけでは分からない、数字に表せない子どもの気持ちは?と疑問に思いました。
また、現役ママの座談会風景を書き起こした部分も、専業主婦の方は6名中1名だけで、ほとんど発言が載っていません。発言がカットされたのか?もしくは、他の5名が血気盛んに「働くママの方が幸せ!」と礼賛している中、意見を言えなかったのかもしれません。
二度と戻ってこない乳幼児期の子どもとべったり過ごす幸せ、「初めて⭕︎⭕︎をした!」を瞬間を全て共にできる喜び、一人で育てて苦労もある分育児を通して親として成長させてもらえる事、子供にとことん付き合ってあげられる穏やかな毎日・・・など、経済的効率が優先される昨今では軽んじられがちな専業主婦の良さも複眼的に取り上げることで、タイトルに即した内容になったと思うのですが、この内容でしたらいっそのこと『働くママの方がいい!』と断定したタイトルにした方が良かったと思います。
働くお母さんにとっては背中を押してもらえる内容でしょうが、自分を犠牲にしながら毎日頑張っている専業主婦にとっては全否定されているとすら読める内容を、人を助ける立場の臨床心理士の方が書かれたのは非常に悲しい事です。
この本を読まれる方は働くか働かないか迷っておられると思います。そんな方には松井和『ママがいい!母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ』をおすすめします。少なくともAmazonのレビューだけでもぜひ。働くお母さんには耳の痛い部分もあるかもしれませんが、深く考えさせられる本です。
著者の持って行きたかった結論は「専業主婦は辛くみじめな人生になる」「働くママの方が家庭円満、子どもにとってもよい」「最良の選択は、出産後いったんペースを落として働き、その後またバリバリと働くこと」と感じましたが、これは著者が歩んでこられた道そのもの。
いったんペースを落とした後バリバリ働くというのは確かに羨ましい働き方ですし、そのライフスタイルを手に入れるために著者も努力をされたでしょう。が、著者の職種・ご主人の協力・健康なお子さん等々の条件や運もあって選択できた道です。
「人間は”自分の選択したことは正しかった”と正当化したがる生き物」という、心理学の認知的不協和という理論を思い出してしまいました。
専業主婦になりたかった人・ならざるを得なかった人、仕事のペースを落としたくなかった人・落としたかったけど落とせなかった人・・・色々考え方も置かれた環境も違う中、この道だけが正解と読める論旨は、実情に即してないし、人間理解が単純ではないかと。それ以外の人生を歩んでいる人は、自分を否定されたような気になると思います。
文中のデータも、働くママの良さを示したデータだけが採用され、専業主婦の良さを示したデータは一切引用されていません。
「働くママの方がいい」という子どもへのアンケート調査結果も、何歳ぐらいの子どもを対象とした物か不明ですし、アンケートのマルかバツかだけでは分からない、数字に表せない子どもの気持ちは?と疑問に思いました。
また、現役ママの座談会風景を書き起こした部分も、専業主婦の方は6名中1名だけで、ほとんど発言が載っていません。発言がカットされたのか?もしくは、他の5名が血気盛んに「働くママの方が幸せ!」と礼賛している中、意見を言えなかったのかもしれません。
二度と戻ってこない乳幼児期の子どもとべったり過ごす幸せ、「初めて⭕︎⭕︎をした!」を瞬間を全て共にできる喜び、一人で育てて苦労もある分育児を通して親として成長させてもらえる事、子供にとことん付き合ってあげられる穏やかな毎日・・・など、経済的効率が優先される昨今では軽んじられがちな専業主婦の良さも複眼的に取り上げることで、タイトルに即した内容になったと思うのですが、この内容でしたらいっそのこと『働くママの方がいい!』と断定したタイトルにした方が良かったと思います。
働くお母さんにとっては背中を押してもらえる内容でしょうが、自分を犠牲にしながら毎日頑張っている専業主婦にとっては全否定されているとすら読める内容を、人を助ける立場の臨床心理士の方が書かれたのは非常に悲しい事です。
この本を読まれる方は働くか働かないか迷っておられると思います。そんな方には松井和『ママがいい!母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ』をおすすめします。少なくともAmazonのレビューだけでもぜひ。働くお母さんには耳の痛い部分もあるかもしれませんが、深く考えさせられる本です。
2011年2月23日に日本でレビュー済み
子どもにとって母親が仕事をもっていることが、どれだけプラスになるか…
を裏付けるデータを延々とだし、理論的に語った本です。
筆者自ら後書きで認めているとおり、当初使用する予定だったタイトル
「ママになっても働こう!今こそワークシェアリング」のほうが、中身としっくりきます。
つまり、最初から結論ありきな本で、サブタイトルの
「子どものためにどっちがいいの?」はあまりにも空虚。
兼業主婦の私にはうれしい結論の本ではありますが
サブタイトルに比して、公平性に欠けた本なので
専業主婦の方が読むとガッカリすると思います。
を裏付けるデータを延々とだし、理論的に語った本です。
筆者自ら後書きで認めているとおり、当初使用する予定だったタイトル
「ママになっても働こう!今こそワークシェアリング」のほうが、中身としっくりきます。
つまり、最初から結論ありきな本で、サブタイトルの
「子どものためにどっちがいいの?」はあまりにも空虚。
兼業主婦の私にはうれしい結論の本ではありますが
サブタイトルに比して、公平性に欠けた本なので
専業主婦の方が読むとガッカリすると思います。
2019年11月11日に日本でレビュー済み
少し前の本になるので、考え方に偏りがあるのも、時代の問題なのかもですが…
データのグラフを見て、一概にそうは言えないのでは…という集計を、兼業主婦の素晴らしさに寄せて書く…という文章にまとめられているように感じてしまいました。専業主婦は、子どもの影響が自分にあることを踏まえあらゆることを閉鎖空間でコントロールし、こなせるならいいが、無理なら兼業主婦が良いというような表現に少し息が詰まりそうでした(^^; その前に、子どもの性格は親の影響ではなく、子どもの持って生まれた資質がうんぬん…と書いているのに、少し矛盾も感じました。。
とはいえ、なるほどなるほど!と面白い内容もたくさんあります。
兼業主婦への後押しが欲しい方にはいい本だと思います!
データのグラフを見て、一概にそうは言えないのでは…という集計を、兼業主婦の素晴らしさに寄せて書く…という文章にまとめられているように感じてしまいました。専業主婦は、子どもの影響が自分にあることを踏まえあらゆることを閉鎖空間でコントロールし、こなせるならいいが、無理なら兼業主婦が良いというような表現に少し息が詰まりそうでした(^^; その前に、子どもの性格は親の影響ではなく、子どもの持って生まれた資質がうんぬん…と書いているのに、少し矛盾も感じました。。
とはいえ、なるほどなるほど!と面白い内容もたくさんあります。
兼業主婦への後押しが欲しい方にはいい本だと思います!
2016年9月7日に日本でレビュー済み
30代男ですが、妻が専業主婦でストレスを抱えていても、外で働く男はあまりその気持ちがわからないような気がします。そんな私が、妻が置かれた境遇、孤独を知るきっかけになった本でした。そういう視点で読むと、そこそこ良い本かと思います。