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分娩台よ、さようなら―あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい 単行本 – 1999/7/1
大野 明子
(著)
- 本の長さ342ページ
- 言語日本語
- 出版社メディカ出版
- 発売日1999/7/1
- ISBN-104895738639
- ISBN-13978-4895738637
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「本当の安全は分娩台のないところにあるのです。」 自らのお産体験から、日本でただひとり、自宅出産専門の産科医としてスタートした著者より、産む人たちへのメッセージ。
登録情報
- 出版社 : メディカ出版 (1999/7/1)
- 発売日 : 1999/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 342ページ
- ISBN-10 : 4895738639
- ISBN-13 : 978-4895738637
- Amazon 売れ筋ランキング: - 412,096位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 331位産科・婦人科学 (本)
- - 3,028位看護学 (本)
- - 40,106位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
5 星
安産を願う妊婦や家族必読の一冊
安産の秘訣は毎日3時間歩くこと。分娩台で産まないこと。すべての妊産婦さんやこれから母になりたい人へ、目からウロコ、納得のお産のバイブル。日本の産科医療体制に一石を投じる著者渾身の一冊。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安産の秘訣は毎日3時間歩くこと。分娩台で産まないこと。すべての妊産婦さんやこれから母になりたい人へ、目からウロコ、納得のお産のバイブル。日本の産科医療体制に一石を投じる著者渾身の一冊。
安産の秘訣は毎日3時間歩くこと。分娩台で産まないこと。すべての妊産婦さんやこれから母になりたい人へ、目からウロコ、納得のお産のバイブル。日本の産科医療体制に一石を投じる著者渾身の一冊。
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2018年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人から勧められて妻へプレゼントしました。 お産がアメージングで完璧だという事が良く分かりました。 全て無駄な事は1つもなく、赤ちゃんもそのメカニズムの中で上手くやりくりしている事に感動しました。
2009年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知識・情報の一つとしては、とてもいい本だと思います。
本に対しては★★★★★
しかし、単純に「分娩台を拒否する」「現代医学を拒絶する」という
極端なシンドロームに陥らないかを心配(杞憂)するために
あえて★★★
知らなかった事など知ると、それがまた「自然」などの名称が付いていると
ついつい流されがちな我々なので・・・
本でも強調されていますが、「医学的に安全」と言われていても、
万が一のことが起こります。
「安全」について十分に確認されていないのに、自然にこだわりすぎて
残念な結果に陥った話も聞いています。
何でも極端はいけません。
病院が自然や昔の方法にこだわりすぎて、
陣痛がまばらな時に「歩きなさい」といわれて、
身内が静脈瘤破裂で出産時死亡しました。
まるまると太った女の子の赤ちゃんもいっしょに並んで棺に納められていました。
自然に・・・
・・・しかし、産科医学が発達した理由は、母子の安全を守るため、
そこが出発点です。
なんでも極端にならない。
そのためには「あくまでもこういう方法があるんだ」という選択肢の一つとして
読んでほしいです。
本に対しては★★★★★
しかし、単純に「分娩台を拒否する」「現代医学を拒絶する」という
極端なシンドロームに陥らないかを心配(杞憂)するために
あえて★★★
知らなかった事など知ると、それがまた「自然」などの名称が付いていると
ついつい流されがちな我々なので・・・
本でも強調されていますが、「医学的に安全」と言われていても、
万が一のことが起こります。
「安全」について十分に確認されていないのに、自然にこだわりすぎて
残念な結果に陥った話も聞いています。
何でも極端はいけません。
病院が自然や昔の方法にこだわりすぎて、
陣痛がまばらな時に「歩きなさい」といわれて、
身内が静脈瘤破裂で出産時死亡しました。
まるまると太った女の子の赤ちゃんもいっしょに並んで棺に納められていました。
自然に・・・
・・・しかし、産科医学が発達した理由は、母子の安全を守るため、
そこが出発点です。
なんでも極端にならない。
そのためには「あくまでもこういう方法があるんだ」という選択肢の一つとして
読んでほしいです。
2020年11月21日に日本でレビュー済み
別の本を読んでたら 中で紹介されていたので、知った本です。
こんなに妊婦さんに、手間暇かけて よりそってくれる女医さんがいるんだな~というのが感想です。
安産のために、どんな風にすごして、その日にむけて体作りすればいいかなど、大切な事もかいてあります。
たとえば逆子も帝王切開と決めつけないで、どうやったら位置が変わるかを分かってる著者は 赤ちゃんがおなかで動けるうちならコツを指導し、妊婦さんも努力して二人三脚で普通の位置にもどしたり、安易に体を切ったりしないで守ってくれます。
この本を大勢が読んだら、日本は変わるんじゃないでしょうか。
出生率が下がる日本。経済的、肉体的な理由だけでなく、お産は怖くて、痛くて、よく分からない というマイナスイメージも一役買ってる気がします。
(巷には医療事故や不愉快な産婦人科体験記はあふれてますが、この本のような、お産は素晴らしいもので 何物にも代えがたい感動的で幸せな体験という内容の本が世の中にもっと増えるといいと思う)
マニュアル通りでもなく、病院の都合でもなく、妊婦さんと赤ちゃんの自然のリズムに合わせて適切なサポートをしていれば、人間の持っている本来の力で、どこも切らずに産んで、産んだ直後から好きなだけスキンシップ出来て、幸せな思い出になる。
でも逆もまたしかりで、その場合 心と体に本来不必要な傷を負ってしまう。
不必要な医療介助が沢山あり、それがなぜ当たり前に行われてるのかも書かれてます。著者の勇気に拍手を送りたい。ただそれだけでなく、産科のスタッフがどれだけハードな勤務なのかも書かれています。
学生時代に民俗学で、世界の女性の暮らしや、お産の事に触れました。
今と事情は違いますが、一人の女性が、大勢の子供を産んでいます。
大抵 場所は自宅や、お産の為の小屋や場所だったりで、お産婆さんや、家族や親しい人(女性)がお産を手助けして、姿勢は立ったりしゃがんだり座ったり、色々自由な事が多いです。
衛生面や医療の進歩のおかげで、昔は助からなかった命が 今は助かるという良い面もあります。素人ではなく、お医者さんが病院にはいます。産後は何日も座ってた方が良い、みたいな間違った風習もなくなりました。
ただ現代の様に、殺風景な場所で身動き出来ずに一人で痛みに耐えたり、病院の都合で産む日に合わせて促進剤を使ったり、場所によっては大勢の赤の他人(男性含む)に見られながら、重力に逆らった姿勢で産む時代は人類の歴史の中ではまれです。
何故昔はどこも体を切らずに自然に何度も子供を産めて、今は切って縫うのか?(昔はどうしてたの?)
何故昔は陣痛が来たら 女性でお産に慣れた人が側についてサポートしつつ産んでたのに、今はそうでもないのか?
医療面での安全性は向上したとはいえ、情緒的には昔みたいな方がストレスがなくて良いのでは・・・
と思ってたら、まさにそれを現代で実践されている人がいた!という驚き。
別のジャンルから転向して医者になった著者の情熱や、行動力もすごい。
レビューをみたら、賛否両論があって、いわれてみればなるほど、という意見もありましたが、著者の相手を尊重する姿勢と情熱、あと漠然とした疑問が色々とけたので、5にしました。
こんなに妊婦さんに、手間暇かけて よりそってくれる女医さんがいるんだな~というのが感想です。
安産のために、どんな風にすごして、その日にむけて体作りすればいいかなど、大切な事もかいてあります。
たとえば逆子も帝王切開と決めつけないで、どうやったら位置が変わるかを分かってる著者は 赤ちゃんがおなかで動けるうちならコツを指導し、妊婦さんも努力して二人三脚で普通の位置にもどしたり、安易に体を切ったりしないで守ってくれます。
この本を大勢が読んだら、日本は変わるんじゃないでしょうか。
出生率が下がる日本。経済的、肉体的な理由だけでなく、お産は怖くて、痛くて、よく分からない というマイナスイメージも一役買ってる気がします。
(巷には医療事故や不愉快な産婦人科体験記はあふれてますが、この本のような、お産は素晴らしいもので 何物にも代えがたい感動的で幸せな体験という内容の本が世の中にもっと増えるといいと思う)
マニュアル通りでもなく、病院の都合でもなく、妊婦さんと赤ちゃんの自然のリズムに合わせて適切なサポートをしていれば、人間の持っている本来の力で、どこも切らずに産んで、産んだ直後から好きなだけスキンシップ出来て、幸せな思い出になる。
でも逆もまたしかりで、その場合 心と体に本来不必要な傷を負ってしまう。
不必要な医療介助が沢山あり、それがなぜ当たり前に行われてるのかも書かれてます。著者の勇気に拍手を送りたい。ただそれだけでなく、産科のスタッフがどれだけハードな勤務なのかも書かれています。
学生時代に民俗学で、世界の女性の暮らしや、お産の事に触れました。
今と事情は違いますが、一人の女性が、大勢の子供を産んでいます。
大抵 場所は自宅や、お産の為の小屋や場所だったりで、お産婆さんや、家族や親しい人(女性)がお産を手助けして、姿勢は立ったりしゃがんだり座ったり、色々自由な事が多いです。
衛生面や医療の進歩のおかげで、昔は助からなかった命が 今は助かるという良い面もあります。素人ではなく、お医者さんが病院にはいます。産後は何日も座ってた方が良い、みたいな間違った風習もなくなりました。
ただ現代の様に、殺風景な場所で身動き出来ずに一人で痛みに耐えたり、病院の都合で産む日に合わせて促進剤を使ったり、場所によっては大勢の赤の他人(男性含む)に見られながら、重力に逆らった姿勢で産む時代は人類の歴史の中ではまれです。
何故昔はどこも体を切らずに自然に何度も子供を産めて、今は切って縫うのか?(昔はどうしてたの?)
何故昔は陣痛が来たら 女性でお産に慣れた人が側についてサポートしつつ産んでたのに、今はそうでもないのか?
医療面での安全性は向上したとはいえ、情緒的には昔みたいな方がストレスがなくて良いのでは・・・
と思ってたら、まさにそれを現代で実践されている人がいた!という驚き。
別のジャンルから転向して医者になった著者の情熱や、行動力もすごい。
レビューをみたら、賛否両論があって、いわれてみればなるほど、という意見もありましたが、著者の相手を尊重する姿勢と情熱、あと漠然とした疑問が色々とけたので、5にしました。
2011年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューを読んで買うのを迷ったが、読み終わってみて買ってよかったと思った。
ネガティブなレビューに書いてるように、そんなに極端に偏った意見は本書には書いていない。
助産師ではなく産科医の立場にあるのでなおさらである。
最近の自然分娩信仰者にありがちな医療介入は一方的に悪だという意見もない。
著者はできるだけ医療介入のない出産が望ましいとしながらも、
それはすでに勤務のきつい医師や助産師にさらに負担をかけることになると説明し、
効率重視のために行う医療介入を頭ごなしに否定もしていなかった。
ただ著者は羊水検査や性別を出産前に知らせることに反対だったり、
同意できない場合はちょっと違和感を感じるときもあった。
でもそこは人それぞれのいろいろ考えがあるので、
ある一つの意見として軽く受け止めてもよいのでは?
読み終わって、出産が楽しみになったし、自分は自然分娩をできるだろうと勇気がわいてきた。
自然分娩にあこがれながらも年齢などのせいでに多少迷いがあったが、
その迷いや疑問に本書はこたえてくれたように思う。
ネガティブなレビューに書いてるように、そんなに極端に偏った意見は本書には書いていない。
助産師ではなく産科医の立場にあるのでなおさらである。
最近の自然分娩信仰者にありがちな医療介入は一方的に悪だという意見もない。
著者はできるだけ医療介入のない出産が望ましいとしながらも、
それはすでに勤務のきつい医師や助産師にさらに負担をかけることになると説明し、
効率重視のために行う医療介入を頭ごなしに否定もしていなかった。
ただ著者は羊水検査や性別を出産前に知らせることに反対だったり、
同意できない場合はちょっと違和感を感じるときもあった。
でもそこは人それぞれのいろいろ考えがあるので、
ある一つの意見として軽く受け止めてもよいのでは?
読み終わって、出産が楽しみになったし、自分は自然分娩をできるだろうと勇気がわいてきた。
自然分娩にあこがれながらも年齢などのせいでに多少迷いがあったが、
その迷いや疑問に本書はこたえてくれたように思う。
2011年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第二子妊娠を機に、この本が妊婦雑誌で何度か紹介されていたのを思い出し、レビューを見て購入しました。
本は厚いですがわりと読みやすくてすぐ読み終えました。
私は看護師で、産科の勉強もしてきたのですが、目から鱗な情報がたくさん。
他の方のレビューにも書かれていた通り、著者の個人的な考えがストレートに書かれ「それ、言い切っちゃうの?!」と思ってしまう部分もちょこちょこありますが、全体的に、知っていたら役に立つ内容かと思います。
この本に限らずですが、必ずしも著者の言うことがすべての人にあてはまるわけではなく、出産や育児の在り方は1人ひとり違うもの。「こうじゃなくちゃ!」と鵜呑みにするのではなく、一般の産婦人科とは違ったかたちで出産のサポートをしている著者の考えを知ることで、自分やパートナー、家族はどんな出産や育児を望んでいるのかをよーく考えるきっかけになるのではないかと思いました。
出産のことだけではなく、医療の在り方や患者として自分の選択に責任を持つことなど、色々考えさせられました。
本は厚いですがわりと読みやすくてすぐ読み終えました。
私は看護師で、産科の勉強もしてきたのですが、目から鱗な情報がたくさん。
他の方のレビューにも書かれていた通り、著者の個人的な考えがストレートに書かれ「それ、言い切っちゃうの?!」と思ってしまう部分もちょこちょこありますが、全体的に、知っていたら役に立つ内容かと思います。
この本に限らずですが、必ずしも著者の言うことがすべての人にあてはまるわけではなく、出産や育児の在り方は1人ひとり違うもの。「こうじゃなくちゃ!」と鵜呑みにするのではなく、一般の産婦人科とは違ったかたちで出産のサポートをしている著者の考えを知ることで、自分やパートナー、家族はどんな出産や育児を望んでいるのかをよーく考えるきっかけになるのではないかと思いました。
出産のことだけではなく、医療の在り方や患者として自分の選択に責任を持つことなど、色々考えさせられました。
2014年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
風邪をひいたら内科、妊娠したら産婦人科、そういう流れがあたりまえの世の中で助産院を選ぶという人はそれほど多くないと思います。昔から水中出産に興味があった私でも陣痛促進剤、会陰切開、そして仰向け開脚の分娩台はあたりまえだと思っていました。でもふと昔の人はどうやって産んでいたんだろう?と疑問に思った時今の産婦人科で行われている医療行為がとても不自然に思えて自然に産みたいと思うようになりました。そんな時出会ったのがこの本です。文字が小さく1ページに2段で書かれていたので最初尻込みしましたが読み始めると全ての答えが書いてありそれ以上にたくさんの知識を得る事ができスラスラと読めました。
医療行為をする、しないということに対して賛否両論あると思いますがどちらのメリット、デメリットも知った上で産む人が選べばいいのだと思います。妊娠したから産婦人科という選択だけではないということがあたりまえになれば助産院を選ぶ人ももっと増え、自然なお産をしたお母さんが増えることで無意味な医療行為に身を任せるだけの妊婦さん達が減るのではないでしょうか。
もちろん必要な医療行為もありそれで助かった命もたくさんあると思います。これは病院全体において感じる事ですが命を扱う現場だからこそ細かい事でもわかりやすい説明や開示することが必要だと思います。
医療行為をする、しないということに対して賛否両論あると思いますがどちらのメリット、デメリットも知った上で産む人が選べばいいのだと思います。妊娠したから産婦人科という選択だけではないということがあたりまえになれば助産院を選ぶ人ももっと増え、自然なお産をしたお母さんが増えることで無意味な医療行為に身を任せるだけの妊婦さん達が減るのではないでしょうか。
もちろん必要な医療行為もありそれで助かった命もたくさんあると思います。これは病院全体において感じる事ですが命を扱う現場だからこそ細かい事でもわかりやすい説明や開示することが必要だと思います。
2012年2月16日に日本でレビュー済み
40代の男性です。
妻の出産時に、病院の助産師さんから勧められて、本書を読みました。
当時としては目から鱗で、読んでおいて良かったと思います。
当然 出産に立ち会い、貴重な経験をしました。子どもとつきあう上でも、この経験は生きていると思います。
その後、福島の例の事件など、考えさせられる出来事が多々ありました。
私たち夫婦は非常に恵まれた、良いお産をさせてもらったことが、今でははっきりと分かります。
うちは、
「自然分娩派の助産師さんがいる、総合病院での出産」
でした。理想的な場だったと思います。
妊婦は新たに生命保険にも入れない(入りにくい)ことからもわかるように、出産はリスクを伴うものです。医師が適正に介入しても母子の命が危険にさらされる場合が残念ながら、あります。
このところ助産院での出産が見直されているようですが、そうした場でも事故はあります。その中には、医師が直ちに介入していれば深刻な事態にならなかったと思われる例があることも、知っておいた方が良いと思います。
先日、地元紙に折り込まれてくるミニコミ紙に載った助産院の記事を見て、妻が怒っていました。
いわく、かなり危険な状態の出産まで、助産院で行われているとのことでした。提携医院はあるようでしたが、危険が高いケースでも助産師が強行したようで、「運が良かったから無事に済んだ」だけだと、「こういう例を(美談として)新聞に載せてはいけない」と、怒り心頭の様子でした。
自然分娩、母乳育児は本来の能力を最大限生かす、素晴らしいことです。
しかし、例えば母親の出産年齢が高い現状を見るだけでも、それが「あたりまえに」できる確率が低くなっていることは自明の理です。さらに卵子老化(卵子は体内で再生産されない)など基本的な事が案外知られていないなど、知識不足のなかイメージだけが先行している現状は、非常に危険です。同様に、福島の件が訴訟に発展したのも「出産は絶対に安全なもの」という誤った認識による部分が大きいのではないかと、私には思われます。
また、自然分娩でないことやミルクを使うことに対し落胆や、罪悪感まで感じさせるような風潮は、本来(大変だけれど)楽しい部分も大きい育児に、最初からネガティブな思いを持ち込んでしまうことになり、非常にもったいない。
本書の内容は一読に値しますが、実際に何処で生むかは自分や家族の状態を鑑み、そのリスクまで良く考えて、出来れば家族で話し合って、慎重に決められた方が良いと思います。
また男性には、そうした重大な場だからこそ出産に立ち会うことを、お勧めします。
妻の出産時に、病院の助産師さんから勧められて、本書を読みました。
当時としては目から鱗で、読んでおいて良かったと思います。
当然 出産に立ち会い、貴重な経験をしました。子どもとつきあう上でも、この経験は生きていると思います。
その後、福島の例の事件など、考えさせられる出来事が多々ありました。
私たち夫婦は非常に恵まれた、良いお産をさせてもらったことが、今でははっきりと分かります。
うちは、
「自然分娩派の助産師さんがいる、総合病院での出産」
でした。理想的な場だったと思います。
妊婦は新たに生命保険にも入れない(入りにくい)ことからもわかるように、出産はリスクを伴うものです。医師が適正に介入しても母子の命が危険にさらされる場合が残念ながら、あります。
このところ助産院での出産が見直されているようですが、そうした場でも事故はあります。その中には、医師が直ちに介入していれば深刻な事態にならなかったと思われる例があることも、知っておいた方が良いと思います。
先日、地元紙に折り込まれてくるミニコミ紙に載った助産院の記事を見て、妻が怒っていました。
いわく、かなり危険な状態の出産まで、助産院で行われているとのことでした。提携医院はあるようでしたが、危険が高いケースでも助産師が強行したようで、「運が良かったから無事に済んだ」だけだと、「こういう例を(美談として)新聞に載せてはいけない」と、怒り心頭の様子でした。
自然分娩、母乳育児は本来の能力を最大限生かす、素晴らしいことです。
しかし、例えば母親の出産年齢が高い現状を見るだけでも、それが「あたりまえに」できる確率が低くなっていることは自明の理です。さらに卵子老化(卵子は体内で再生産されない)など基本的な事が案外知られていないなど、知識不足のなかイメージだけが先行している現状は、非常に危険です。同様に、福島の件が訴訟に発展したのも「出産は絶対に安全なもの」という誤った認識による部分が大きいのではないかと、私には思われます。
また、自然分娩でないことやミルクを使うことに対し落胆や、罪悪感まで感じさせるような風潮は、本来(大変だけれど)楽しい部分も大きい育児に、最初からネガティブな思いを持ち込んでしまうことになり、非常にもったいない。
本書の内容は一読に値しますが、実際に何処で生むかは自分や家族の状態を鑑み、そのリスクまで良く考えて、出来れば家族で話し合って、慎重に決められた方が良いと思います。
また男性には、そうした重大な場だからこそ出産に立ち会うことを、お勧めします。