ちょっと前まで、お昼のテレビ番組で「これを食べれば健康になる!」と、ある司会者が特定の食材を紹介したりしていました。その日の夕方にはスーパーからその食材がか姿を消す。次の週には別の食材を紹介する。こんなサイクルが繰り返されていました。
世の中にはたくさんの不安が溢れています。
「これを食べてはいけない!」「やせるにはこれを食べなさい!」「そんなものを食べていたら病気になる!」
我々が学校で教わってきたような「健康のためにはバランスのよい食事と適度な運動、そして十分な休養」
これだけではいけない、そんな普通なことしているだけではいけない、そんな気分になります。実際にそれを否定するセンセーショナルな情報に満ち溢れ、そういった本も売れています。ただ、そういった本はたいてい限られた著者によって書かれています。日本には数十万人以上の栄養学関係者(学者、研究者、栄養士、管理栄養士)がいるのに、センセーショナルな情報提供者は、せいぜい百人程度かと思います。不思議です。
この本では我々が学校で当たり前と教わってきた「バランスのよい食事と適度な運動、そして十分な休養」がやっぱり大事だったのだということを、実際に科学的な検証を受けてきた報告や論文の紹介を交えて丁寧に、わかりやすく解説してくれています。そしてくれぐれも「無理をしなくていい」ということを教えてくれます。
例えば子育てには多くのストレスが付きまといます。大事な子供を育てるために自分はこんな理想的な親になるんだ、そんなことを考えていたはずなのに、実際は生活を維持するだけでせいいっぱいで、紙オムツも粉ミルクもレトルトの離乳食も使ってしまった…と少なからず自己嫌悪に陥る、責任感が強い人もいるかと思います。
でも大事なのは幅広い食材を使った料理をバランスよく食べる、ということにつきるかと思います。
この本は専門とするものから見れば当たり前と思えるような、でも誰も一般向けに解説することができなかったような(これは「栄養学」を冠する専門家達の怠慢でもあります)話題が丁寧に、わかりやすく書かれていると思います。これを読んで、どうか一人でも多くのひとに安心してもらいたい、自分の生活を見直すきっかけになってくれればいい、と一読者として切に願います。
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乳幼児から高校生まで! 管理栄養士パパの 親子の食育BOOK (専門医ママの本・番外編) 単行本(ソフトカバー) – 2015/7/25
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購入オプションとあわせ買い
近年、「食育」の大切さが見直されていますが、じつは学校で教えられている内容にさえデマが紛れ込んでいます。
たとえば、「パンよりご飯がよい」「『5つのこ食』はダメ」などの説には根拠がありません。
さらに、インターネットや書籍、雑誌でも「砂糖や牛乳は毒」「トランス脂肪酸は一切ダメ」などと
不安をあおるデマが広まっています。
そこで、本書では管理栄養士で二児の父でもある著者が、よくある「食育」の不安や疑問に対して、
信頼のおける論文をもとにQ&Aで答えました。乳幼児から高校生までの食事の基本、食材の選び方、
献立や調理のこと、食べさせ方、トラブル対処法はもちろん、デマの見抜き方までわかります。
ぜひ、ご一読ください!
●目次
第1章:食事の基本
「母乳(粉ミルク)だけでいいのは、いつまで?」「離乳食の進め方を教えて!」「離乳食を終えたら、大人と同じ食事でOK?」「1日3食とらないとダメ?」「おやつは、どういうものがいいの?」「食事の時間は一定にするべき?」「学童期からの食事はどうしたらいい?」「バランスのよい食事ってどんなもの?」
第2章:食材と食品のこと
「子どもの健康によい食品ってある?」「肉や牛乳、砂糖は身体に悪いの?」「子どもに不向きな食品は?」「野菜や肉の安全性が心配です」「化学調味料や添加物がこわくて……」「ファストフードは食べちゃダメ?」「カット野菜や冷凍食品を使ってもいい?」「トランス脂肪酸って大丈夫?」
第3章:献立と調理のこと
「なるべく和食にしたほうがいい?」「塩や油は控えめにするべき?」「子どもが食べやすい料理って?」「苦手なものを克服しやすくするには?」「頭がよくなる食事、身長を伸ばす食事ってある?」「食中毒を防ぐ方法を教えて!」
第4章:食べ方について
「食事をすすんでとろうとしません」「よく噛むように伝えても飲み込みます」「遊び食べ、食べムラが気になります」「『ばっかり食い』ってよくないこと?」「楽しく食べさせるために何か工夫したい!」「何時間かかっても残さず食べさせるべき?」
第5章:食事のトラブル
「食物アレルギーが心配です」「子どもが食事アレルギーかもしれません」「少食の子には野菜ジュースやサプリがいい?」「子どもが食べすぎるので心配です」「無理なダイエットをやめさせたい!」
番外編:成長曲線グラフ、参考文献リスト
監修は小児科専門医・森戸やすみ先生です!
皮膚科医・友利新先生 推薦!(帯より)
「子どもの成長の基本は、毎日の食事から!!
離乳期から成長期まで、子どもたちにとって本当に必要で
大切な食事とは何かをわかりやすく説明してくれています。
子育て中の多くの方に“食育のバイブル”として
おすすめしたい一冊です」
たとえば、「パンよりご飯がよい」「『5つのこ食』はダメ」などの説には根拠がありません。
さらに、インターネットや書籍、雑誌でも「砂糖や牛乳は毒」「トランス脂肪酸は一切ダメ」などと
不安をあおるデマが広まっています。
そこで、本書では管理栄養士で二児の父でもある著者が、よくある「食育」の不安や疑問に対して、
信頼のおける論文をもとにQ&Aで答えました。乳幼児から高校生までの食事の基本、食材の選び方、
献立や調理のこと、食べさせ方、トラブル対処法はもちろん、デマの見抜き方までわかります。
ぜひ、ご一読ください!
●目次
第1章:食事の基本
「母乳(粉ミルク)だけでいいのは、いつまで?」「離乳食の進め方を教えて!」「離乳食を終えたら、大人と同じ食事でOK?」「1日3食とらないとダメ?」「おやつは、どういうものがいいの?」「食事の時間は一定にするべき?」「学童期からの食事はどうしたらいい?」「バランスのよい食事ってどんなもの?」
第2章:食材と食品のこと
「子どもの健康によい食品ってある?」「肉や牛乳、砂糖は身体に悪いの?」「子どもに不向きな食品は?」「野菜や肉の安全性が心配です」「化学調味料や添加物がこわくて……」「ファストフードは食べちゃダメ?」「カット野菜や冷凍食品を使ってもいい?」「トランス脂肪酸って大丈夫?」
第3章:献立と調理のこと
「なるべく和食にしたほうがいい?」「塩や油は控えめにするべき?」「子どもが食べやすい料理って?」「苦手なものを克服しやすくするには?」「頭がよくなる食事、身長を伸ばす食事ってある?」「食中毒を防ぐ方法を教えて!」
第4章:食べ方について
「食事をすすんでとろうとしません」「よく噛むように伝えても飲み込みます」「遊び食べ、食べムラが気になります」「『ばっかり食い』ってよくないこと?」「楽しく食べさせるために何か工夫したい!」「何時間かかっても残さず食べさせるべき?」
第5章:食事のトラブル
「食物アレルギーが心配です」「子どもが食事アレルギーかもしれません」「少食の子には野菜ジュースやサプリがいい?」「子どもが食べすぎるので心配です」「無理なダイエットをやめさせたい!」
番外編:成長曲線グラフ、参考文献リスト
監修は小児科専門医・森戸やすみ先生です!
皮膚科医・友利新先生 推薦!(帯より)
「子どもの成長の基本は、毎日の食事から!!
離乳期から成長期まで、子どもたちにとって本当に必要で
大切な食事とは何かをわかりやすく説明してくれています。
子育て中の多くの方に“食育のバイブル”として
おすすめしたい一冊です」
- 本の長さ144ページ
- 言語日本語
- 出版社メタモル出版
- 発売日2015/7/25
- ISBN-104895958825
- ISBN-13978-4895958820
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商品の説明
著者について
1975年、東京生まれ。管理栄養士、健康科学修士。病院、短期大学などを経て、現在は社会福祉法人に勤務。
ペンネーム・道良寧子(みちよしねこ)名義で、主にインターネット上で食と健康に関する啓蒙活動を行っている。
同名義での共著書に『謎解き超科学』(彩図社)がある。
ペンネーム・道良寧子(みちよしねこ)名義で、主にインターネット上で食と健康に関する啓蒙活動を行っている。
同名義での共著書に『謎解き超科学』(彩図社)がある。
登録情報
- 出版社 : メタモル出版; A5版 (2015/7/25)
- 発売日 : 2015/7/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 144ページ
- ISBN-10 : 4895958825
- ISBN-13 : 978-4895958820
- Amazon 売れ筋ランキング: - 885,289位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,798位食・栄養
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
管理栄養士さんということで期待して買いましたが、内容は個人の主観も多い気がします。でも全体的には面白かったです。
2016年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
料理が苦手なこともあり、子どもの離乳食が始まってから「これでいいのかしら」と迷いながら進めていました。
この本は何に本当に気をつけなければならないのか、科学的な観点から書かれていて、力の入れどころと抜きどころをつかむいいきっかけになりました。
食事のバランスに、食中毒や誤嚥などのリスクはしっかり注意して。
ベビーフードやカット野菜は時々使う分にはいいかな、とか。
意外にも、ひじきや昆布の取りすぎはヨウ素摂取過多になるから注意、とか。
また、(個人的にはおやつのあげ方や、ばっかり食いなどでしたが)親が悩みそうなポイントを抑えてくれるのも、ありがたいです。
この本は何に本当に気をつけなければならないのか、科学的な観点から書かれていて、力の入れどころと抜きどころをつかむいいきっかけになりました。
食事のバランスに、食中毒や誤嚥などのリスクはしっかり注意して。
ベビーフードやカット野菜は時々使う分にはいいかな、とか。
意外にも、ひじきや昆布の取りすぎはヨウ素摂取過多になるから注意、とか。
また、(個人的にはおやつのあげ方や、ばっかり食いなどでしたが)親が悩みそうなポイントを抑えてくれるのも、ありがたいです。
2017年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネット上でよく目にする「〇〇は危ない」「〇〇
は安全なの?」のような煽り文句の食の情報について、根拠をしっかり持ってきてわかりやすく説明されています。
某クー〇ン系の本とは対照的な内容ですが、添加物との付き合い方など、食育系の本ではあまり見られない内容なので、オーガニックブームに疑問をもつ親御さんは共感できるかもしれません。
は安全なの?」のような煽り文句の食の情報について、根拠をしっかり持ってきてわかりやすく説明されています。
某クー〇ン系の本とは対照的な内容ですが、添加物との付き合い方など、食育系の本ではあまり見られない内容なので、オーガニックブームに疑問をもつ親御さんは共感できるかもしれません。
2016年1月8日に日本でレビュー済み
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すごく良かった。離乳食の本を買おうと思っていたのですが、離乳食から思春期まで食に関することが広くカバーされていて本当に入手して良かったです。
一点だけ、米粉パンが小麦アレルギーの人も食べられると書いてある部分があったのですが、現在米粉パンには「米だけで作られているもの」と「米粉に小麦グルテンを利用しているもの」の二つがあります。どちらも良く見かけ、流通しています。
米粉にグルテンが添加されたパンについては、以前、職場で問題になりました。
米粉パンを示して「小麦粉は使われていますか?」と聞かれて、とある店員が「いいえ」と答え、それをお買い上げ頂いたお客様がアレルギー症状を起こしてしまいました。小麦粉は使われていませんが、小麦由来の成分が使われていることがあります。
ちょうど出産する友達にもお祝いとともに渡し、喜ばれました。
一点だけ、米粉パンが小麦アレルギーの人も食べられると書いてある部分があったのですが、現在米粉パンには「米だけで作られているもの」と「米粉に小麦グルテンを利用しているもの」の二つがあります。どちらも良く見かけ、流通しています。
米粉にグルテンが添加されたパンについては、以前、職場で問題になりました。
米粉パンを示して「小麦粉は使われていますか?」と聞かれて、とある店員が「いいえ」と答え、それをお買い上げ頂いたお客様がアレルギー症状を起こしてしまいました。小麦粉は使われていませんが、小麦由来の成分が使われていることがあります。
ちょうど出産する友達にもお祝いとともに渡し、喜ばれました。
2016年11月24日に日本でレビュー済み
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文献に基づいてると言いながらも、筆者の意見が大きく入っていて偏りすぎ。
読んでいてスッキリ安心…どころか疑ってならない。もっとあらゆる視点から問題を捉えてほしい。
読んでいてスッキリ安心…どころか疑ってならない。もっとあらゆる視点から問題を捉えてほしい。
2015年8月24日に日本でレビュー済み
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食に関する不安を煽るデマ本が目立つ中、この様な真面目で読みやすい本が出版されたことに感謝します。
どなたにも安心して進められる良書です。
どなたにも安心して進められる良書です。
2015年10月7日に日本でレビュー済み
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情報社会の今、嘘か誠か定かでない情報も多々あふれていますが、専門的な観点から書かれているのでとてもわかりやすく信頼できる情報を得ることが出来ました。