ジャストファミコン世代だった自分からすれば、当時のゲームは本当に面白かったと思うものですが、それも現代っ子から見ると……。
本当に目から鱗な事ばかりでした。過去にプレイした事のある作品もいくつかありましたが、言われてから「確かに……!!」と思う部分が多々あったり、特に「サッカー」に関する一件は本当にそうでしたね、当時は気付かなかったけど、今見てみるとなぜこうなったと……w
若干偏りはあるものの、大人と子供の目線から同じソフトを見るとこうなるという試みがなかなか面白い読み物でした。
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はじめてのファミコン―なつかしゲーム子ども実験室 単行本 – 2005/7/1
卯月 鮎
(著)
- 本の長さ161ページ
- 言語日本語
- 出版社マイクロマガジン社
- 発売日2005/7/1
- ISBN-104896372107
- ISBN-13978-4896372106
商品の説明
出版社からのコメント
「ユーゲー」誌上で続いていた人気連載“まるやきくんのなつかしゲーム人体実験”が、書籍で登場。
著者について
ゲームレビュアー。週刊誌や専門誌を中心にゲームの紹介・批評を手がける。隔月刊誌「ユーゲー」では、PSソフトを発掘するコラム「プレイステンレス」を連載中。
登録情報
- 出版社 : マイクロマガジン社 (2005/7/1)
- 発売日 : 2005/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 161ページ
- ISBN-10 : 4896372107
- ISBN-13 : 978-4896372106
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,588,829位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プレステ世代の中高生(同一人物の中学2年生〜高校2年生まで)にファミコンと様々なファミコンゲームをプレイしてもらい、彼の反応・感想を分析。
要するに、ファミコンとファミコンゲームの再評価である。結果は見えているし、これだけで1冊を構成しているので、単調で、読み切るのは少々辛いものもある。
その結果だが、やはり、優れたゲームデザインやプログラミング技術で作られたゲームの価値は普遍的で、瑣末なユーザーインターフェースの違いや、ハードウェア性能などは本質的ではなかった。彼も最初は画面がショボイなどといっていたがも、慣れてしまえば忘れている。評価の高い優れたゲームや自分の好みのゲームであれば、のめり込み、何度もプレイし続ける。
いや、これは現在では市場で証明されてもいる。PS3は苦戦し、WiiやDS Liteが善戦しているのだから。
ただ、ファミコン世代のソフトは、コンピュータゲーム市場の黎明期でもあっため、企業ベースで同人ゲームを作っているような、サブカルチャー的なものや内輪ネタのものもあった。PS世代にはこのような楽しさは理解できないようだ。いや、当時だって「たけしの挑戦状」が理解できる子供が多かったとは思わないが。
なお、新聞報道によると、任天堂がファミコンの修理受付を終了するとのこと。修理依頼が少なくなったことと、パーツの供給を受けられなくなったからだという。正直な話、まだ修理を受け付けていたことに驚かされた。やはり、ファミコンや任天堂が成功したのは偶然ではなかったようだ。
要するに、ファミコンとファミコンゲームの再評価である。結果は見えているし、これだけで1冊を構成しているので、単調で、読み切るのは少々辛いものもある。
その結果だが、やはり、優れたゲームデザインやプログラミング技術で作られたゲームの価値は普遍的で、瑣末なユーザーインターフェースの違いや、ハードウェア性能などは本質的ではなかった。彼も最初は画面がショボイなどといっていたがも、慣れてしまえば忘れている。評価の高い優れたゲームや自分の好みのゲームであれば、のめり込み、何度もプレイし続ける。
いや、これは現在では市場で証明されてもいる。PS3は苦戦し、WiiやDS Liteが善戦しているのだから。
ただ、ファミコン世代のソフトは、コンピュータゲーム市場の黎明期でもあっため、企業ベースで同人ゲームを作っているような、サブカルチャー的なものや内輪ネタのものもあった。PS世代にはこのような楽しさは理解できないようだ。いや、当時だって「たけしの挑戦状」が理解できる子供が多かったとは思わないが。
なお、新聞報道によると、任天堂がファミコンの修理受付を終了するとのこと。修理依頼が少なくなったことと、パーツの供給を受けられなくなったからだという。正直な話、まだ修理を受け付けていたことに驚かされた。やはり、ファミコンや任天堂が成功したのは偶然ではなかったようだ。
2005年8月18日に日本でレビュー済み
隔月刊誌『ユーゲー』の1コーナーの書籍化。
ファミコンを知らない少年に対し、ファミコンソフトをプレイさせる。
古くから親しんできた私たちが、当時 感じたことと
同じ感情を抱くか否か、それを観察することがテーマとなる。
当時、私たちが感動したシーンに少年も同じく共感できるか。
ファミコンの魅力をリアルタイムで体験してきた方でないと、
このあたりの意図するテーマが伝わらないのではないかと思う。
本書の進行は、著者が少年にファミコンソフトを与え、
説明やアドバイスをしながらゲームが進められるという形式になっている。
文章は実況中継的に会話中心でまとめられているのが特徴。
少年にプレイさせた後にコメントをさせ、また著者による考察があるが、
さすがはファミコンゲームをしっかり理解されている著者だけあって、
その構成には抜かりがなく、読み心地がよい。
欲を言えば、プレイヤー自身がきちんとした言葉で、
的確に感情を表現できるような能力がほしかったところ。
本書の少年は、いまどきの乱れた言葉を発するので読み心地が悪い。
(マジ、死ね、~じゃん、~だし、など。)
ここはひとつ、趣向を変えて、
年配者や大人の非ゲーマーなど、対象を変えたものも読んでみたい。
収録ゲームは、定番タイトルのほか、
『いっき』,『カラテカ』,『たけしの挑戦状』,『スペランカー』など、
ファミコン愛好家も うなるような、クセのあるタイトルも多数用意。
ファミコンを知らない少年に対し、ファミコンソフトをプレイさせる。
古くから親しんできた私たちが、当時 感じたことと
同じ感情を抱くか否か、それを観察することがテーマとなる。
当時、私たちが感動したシーンに少年も同じく共感できるか。
ファミコンの魅力をリアルタイムで体験してきた方でないと、
このあたりの意図するテーマが伝わらないのではないかと思う。
本書の進行は、著者が少年にファミコンソフトを与え、
説明やアドバイスをしながらゲームが進められるという形式になっている。
文章は実況中継的に会話中心でまとめられているのが特徴。
少年にプレイさせた後にコメントをさせ、また著者による考察があるが、
さすがはファミコンゲームをしっかり理解されている著者だけあって、
その構成には抜かりがなく、読み心地がよい。
欲を言えば、プレイヤー自身がきちんとした言葉で、
的確に感情を表現できるような能力がほしかったところ。
本書の少年は、いまどきの乱れた言葉を発するので読み心地が悪い。
(マジ、死ね、~じゃん、~だし、など。)
ここはひとつ、趣向を変えて、
年配者や大人の非ゲーマーなど、対象を変えたものも読んでみたい。
収録ゲームは、定番タイトルのほか、
『いっき』,『カラテカ』,『たけしの挑戦状』,『スペランカー』など、
ファミコン愛好家も うなるような、クセのあるタイトルも多数用意。
2005年7月12日に日本でレビュー済み
今どきの中学生にファミコンをやらせてみたら・・・という実験を実現したこの本。懐かしくて面白かった。毎日毎日放課後に友人とファミコンをやった日々を思い出しつつ、まるやきくん(いまどきの若者~)のコメントに大笑いしてしまいました。またアイスクライマーやマッピーをやりたくなること間違いなし!。