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日本の特別地域 特別編集80 これでいいのか京都府 (地域批評シリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2018/3/22
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伝統や格式を重んじる京都人のイメージとは違うリアルな実態をあらわにさらけだした、これまでにない京都本です
★初版限定ふろく「布しおり 和柄3種類セット」
※封入は予告なく終了となります。あらかじめご了承ください。
イメージと違うリアルな京都を徹底解明
~京都人のプライドと格式はハンパない~
京都府は特別だ。
794年の平安遷都以来、
1200年以上も続く「日本の都」京都を擁し、
長い歴史に培われた風土、伝統、しきたり、気質などなど、
それらは全国のどことも異なり、京都人も地元に対して
独自の強いアイデンティティーを持っている。
京都には伝統が脈々と引き継がれている一方で、
古き日本の階層社会や上下関係が根を張っているといわれる。
「洛中」や「洛外」に代表される地域ヒエラルキーはその最たるものだが、
そこには生粋の京都人が持つプライド、そしてあえていうなら驕りが見え隠れしている。
これは日本の首都であったという歴史に裏打ちされた自信のあらわれだが、
ヨソ者(洛中及び一部洛外以外の京都府民を含む)にしてみれば鼻につき、
好き嫌いの分かれる部分であろう。
だがその反面、歴史と伝統を重んじながら保守に偏らなのも京都人の不思議なところで、
新しいものを積極的に取り入れ、革新を是認する奥深さを併せ持っている。
こうした一種、柔軟な思考が、京都大学に見られるように
ユニークかつ優秀な人材の輩出につながり、京都企業の躍進を支えているといえるだろう。
ただ、それでいて排他的な一面も強くあるのだから、
京都人はホントに摩訶不思議(よくわからない?)な人種である。
本書では京都人の気質の謎、リアルな生態の他、
良くも悪くも京都市の影響下に置かれざるを得ない、
山城、丹波(南丹・中丹)、丹後など京都府民の生態も徹底解明。
極端な地域ヒエラルキーや格差に満ち溢れた京都府の実態を探っていった。
また、日本一の観光都市といわれる京都の観光問題や、
各自治体の再開発、社会問題、教育事情などにもズバッと切り込んだ。
さて、これから奥深い京都府のさらにその深遠を覗いていこう!
(※巻頭より抜粋)
★初版限定ふろく「布しおり 和柄3種類セット」
※封入は予告なく終了となります。あらかじめご了承ください。
イメージと違うリアルな京都を徹底解明
~京都人のプライドと格式はハンパない~
京都府は特別だ。
794年の平安遷都以来、
1200年以上も続く「日本の都」京都を擁し、
長い歴史に培われた風土、伝統、しきたり、気質などなど、
それらは全国のどことも異なり、京都人も地元に対して
独自の強いアイデンティティーを持っている。
京都には伝統が脈々と引き継がれている一方で、
古き日本の階層社会や上下関係が根を張っているといわれる。
「洛中」や「洛外」に代表される地域ヒエラルキーはその最たるものだが、
そこには生粋の京都人が持つプライド、そしてあえていうなら驕りが見え隠れしている。
これは日本の首都であったという歴史に裏打ちされた自信のあらわれだが、
ヨソ者(洛中及び一部洛外以外の京都府民を含む)にしてみれば鼻につき、
好き嫌いの分かれる部分であろう。
だがその反面、歴史と伝統を重んじながら保守に偏らなのも京都人の不思議なところで、
新しいものを積極的に取り入れ、革新を是認する奥深さを併せ持っている。
こうした一種、柔軟な思考が、京都大学に見られるように
ユニークかつ優秀な人材の輩出につながり、京都企業の躍進を支えているといえるだろう。
ただ、それでいて排他的な一面も強くあるのだから、
京都人はホントに摩訶不思議(よくわからない?)な人種である。
本書では京都人の気質の謎、リアルな生態の他、
良くも悪くも京都市の影響下に置かれざるを得ない、
山城、丹波(南丹・中丹)、丹後など京都府民の生態も徹底解明。
極端な地域ヒエラルキーや格差に満ち溢れた京都府の実態を探っていった。
また、日本一の観光都市といわれる京都の観光問題や、
各自治体の再開発、社会問題、教育事情などにもズバッと切り込んだ。
さて、これから奥深い京都府のさらにその深遠を覗いていこう!
(※巻頭より抜粋)
- 本の長さ139ページ
- 言語日本語
- 出版社マイクロマガジン社
- 発売日2018/3/22
- 寸法18.3 x 0.7 x 25.7 cm
- ISBN-104896376978
- ISBN-13978-4896376975
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登録情報
- 出版社 : マイクロマガジン社 (2018/3/22)
- 発売日 : 2018/3/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 139ページ
- ISBN-10 : 4896376978
- ISBN-13 : 978-4896376975
- 寸法 : 18.3 x 0.7 x 25.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 584,650位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,204位サブカルチャー一般の本
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
住んだことのない土地は、県民性に関する本でも少し分かるが、もう少し突っ込んで知りたい場合は、この本の情報は役に立つ。これが、すべてとは勿論思わないが、傾向がわかり理解が深まると思う。
2020年4月5日に日本でレビュー済み
このシリーズはつねに笑わせてくれるが、さすがに京都編はむずかしかった。著者は、京都を「いけず」をキーワードに切り取ろうとしているが、この言葉が浮いてしまっている。「ぶぶ漬け」の話と同じで、東京や大阪あたりからの勝手なレッテル貼りであり、実態にそぐわない気がする。小生、しょせんは若いころに京都の北区の住宅街で7年間ほど下宿生活を送った程度である。京都にさほど理解があるわけではないが、「いけず」な京都人なんて、ほんのひと握りの気がする。上京区にあった大家も、下宿人の悪口は言うが、「いけず」な感じではなかった。
あと、この本では京都大学生を個性的であると絶賛しているが、これも現実と乖離してはいまいか。生意気な京都大学の学生も、社会人になれば、冴えないおっさんでしかない。小生の偏見かもしれないが、東京大学出の人間は、本当に地頭にすぐれ、度胸さえあると思う。でも、京都大学出の人間で、おもしろみのある人って出会ったことがない。京都大学の学生は、個性をはき違えていると思う。著者は、京都に勝手に幻惑され、必要以上に賞賛しているのではないか。
あと、この本では京都大学生を個性的であると絶賛しているが、これも現実と乖離してはいまいか。生意気な京都大学の学生も、社会人になれば、冴えないおっさんでしかない。小生の偏見かもしれないが、東京大学出の人間は、本当に地頭にすぐれ、度胸さえあると思う。でも、京都大学出の人間で、おもしろみのある人って出会ったことがない。京都大学の学生は、個性をはき違えていると思う。著者は、京都に勝手に幻惑され、必要以上に賞賛しているのではないか。
2018年9月17日に日本でレビュー済み
京都市を含めて京都府全域についての地域の特徴や住民の意識を面白おかしく綴った内容でした。
間違いも散見します。偏見もありますし、誇張した表現が随所に登場しますが、読み物としての面白さも感じられる内容でした。人の性格が多面的であって捉えにくいのと同様、地域の特徴や住民の意識も当然様々です。
本書で決め付けるような事例も無いことはないでしょうが、ある一面を捉えての記述は本質を見失ったり間違ったりする恐れがあります。
ただ、京都へ移住を考えている人にとっては、ある程度の知識は参考程度に持っておいても良いかもしれません。それが正しいかどうかは別として。
17pの洛中洛外境界MAPも微妙ですね。昔の市電の外周線の範囲を意識してこのMAPを作成されたように書かれていますが、洛中洛外とせずにそのように記した方が正確かもしれません。史跡のお土居の範囲を洛中とすると当然この図とは異なります。これなら北のエリアに土居と名前が付いている町が範囲外になってしまいますので。
73pの高等学校の偏差値ランキングでは、私立の洛星高校がランクから見当たりません。不思議です。東大、京大、医学部への進学実績を見ても、生徒数に比較しての有名大学進学実績では、洛南と同等か近いものがあるでしょうから。世評もそうですし。
京都の主な大手企業は、任天堂、京セラ、村田製作所、日本電産、オムロンなどが示されていました(81p)。時価総額順ですね。それ以外にランクに入っている企業名を見ても分かりますが、「高い技術開発力を持ったものづくりに強い」と書かれていました。大学の街京都ですから、京都に残りたい学生の受け皿にこれらの企業がなってきたのは事実でしょうし、それの良さが企業発展につながっていると感じています。
なお、言葉が過ぎる例も挙げておきます。100pの「自分がかわいく、みんながどうなろうと構わない自分主義の京都人に、ヨソの不幸を嘆く感覚はわからないようである。」と書いてありました。偏見なのは間違いありません。根拠を示さずにこのように決め付けるのは地域を代えても許されることではないのは明らかです。
間違いも散見します。偏見もありますし、誇張した表現が随所に登場しますが、読み物としての面白さも感じられる内容でした。人の性格が多面的であって捉えにくいのと同様、地域の特徴や住民の意識も当然様々です。
本書で決め付けるような事例も無いことはないでしょうが、ある一面を捉えての記述は本質を見失ったり間違ったりする恐れがあります。
ただ、京都へ移住を考えている人にとっては、ある程度の知識は参考程度に持っておいても良いかもしれません。それが正しいかどうかは別として。
17pの洛中洛外境界MAPも微妙ですね。昔の市電の外周線の範囲を意識してこのMAPを作成されたように書かれていますが、洛中洛外とせずにそのように記した方が正確かもしれません。史跡のお土居の範囲を洛中とすると当然この図とは異なります。これなら北のエリアに土居と名前が付いている町が範囲外になってしまいますので。
73pの高等学校の偏差値ランキングでは、私立の洛星高校がランクから見当たりません。不思議です。東大、京大、医学部への進学実績を見ても、生徒数に比較しての有名大学進学実績では、洛南と同等か近いものがあるでしょうから。世評もそうですし。
京都の主な大手企業は、任天堂、京セラ、村田製作所、日本電産、オムロンなどが示されていました(81p)。時価総額順ですね。それ以外にランクに入っている企業名を見ても分かりますが、「高い技術開発力を持ったものづくりに強い」と書かれていました。大学の街京都ですから、京都に残りたい学生の受け皿にこれらの企業がなってきたのは事実でしょうし、それの良さが企業発展につながっていると感じています。
なお、言葉が過ぎる例も挙げておきます。100pの「自分がかわいく、みんながどうなろうと構わない自分主義の京都人に、ヨソの不幸を嘆く感覚はわからないようである。」と書いてありました。偏見なのは間違いありません。根拠を示さずにこのように決め付けるのは地域を代えても許されることではないのは明らかです。