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セラフィーヌ 単行本 – 2010/7/1

3.5 5つ星のうち3.5 3個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 未知谷 (2010/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 155ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4896423054
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4896423051
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 3個の評価

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Françoise Cloarec
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映画『セラフィーヌの庭』では理解不能だったSéraphine Louis(1864–1942)の行動原理が、この本を読むと謎が氷解します!
5 星
映画『セラフィーヌの庭』では理解不能だったSéraphine Louis(1864–1942)の行動原理が、この本を読むと謎が氷解します!
本書の主人公Séraphine Louis(1864–1942)はフランスの女流画家であり、一切の公的な芸術教育を受けることなく、召使いやメイドの仕事をしながら、そういう仕事を知悉する彼女にしかできない方法で、40歳から絵を描き始めた人です。生前も一時的にブームになった時代はあったみたいですが、再評価の兆しが現れたのは2005年だそうです。つい最近ですね。だいぶ前(十年以上前からも知れない)、岩波ホールで彼女を主人公にした『セラフィーヌの庭』という伝記映画を観たのですが、観客の私には劇中の彼女の行動原理がイマイチ理解できず、その時に買い置きしておいたのが、この本です。で、ちょうど今日、ふと気が付いて読んでみたら、文章のテンポも良いし、『セラフィーヌの庭』を観ていて謎だと思っていた彼女の行動原理がまるで分かってしまったんですね。余りに面白かったので、今日一日で読んでしまいました。彼女にパトロンやキュレーターが付いて、絵が売れ始めるようになった頃、大金が入ると、この女流画家は片っ端から余計なものを買ってしまう癖があったのですね。銀食器や陶器、燭台、テーブル、箪笥など、高価な食器や家具などを買い揃えるシーンは映画『セラフィーヌの庭』の中盤にもあります。観客だった私は、何故、絵が売れ始めて、彼女はあんなものばっかり買っているんだろう? と首を傾げていたのですが、この本を読むと、当時のセラフィーヌの絵が売れ続ければ、城も買える勢いだったと。で、セラフィーヌは芸術家ですから、いざ城を購入できた時に、城内を装飾する小道具を買い揃えていたみたいなんです。かくいう私も極度の買い物依存症で、『セラフィーヌの庭』で彼女が来たるべき城に配列すべき小道具を買い揃えているシーンでは、「俺は買い物依存症でも、ああいう食器とか家具みたいなのは買わないな」と高を括っていたのですが、良く考えてみたら私も彼女と同じで、アマゾンやその他の通信販売を利用して、蔵書やDVDソフト、トレーニング器具などを室内に揃えることで、私家版「男の隠れ家」を創ろうとしていたのであり、コレは自分の城や秘密基地を創るのと何ら変わりません。Séraphine Louis(1864–1942)の絵が売れ続ければ、確かに彼女は城の一つでも買えたかもしれませんが、それは当時の社会事情・歴史の趨勢が許さなかったと、この本は書いています。何しろ、国際社会の全てが戦争へと傾いていく時代でしたからね。そうした歴史の足音に踏み潰されるように、彼女のパトロンやキュレーターも経済的破綻に陥り、折角揃えた食器や家具などのコレクションを自宅から外へ運び出そうとすると、精神病院に収容されてしまったというのが、この女流画家の悲劇的な顛末らしい、という事が、この本を読むと良く分かります。岩波ホールのファンは是非、御一読を!
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年5月29日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち5.0 映画『セラフィーヌの庭』では理解不能だったSéraphine Louis(1864–1942)の行動原理が、この本を読むと謎が氷解します!
2019年5月29日に日本でレビュー済み
本書の主人公Séraphine Louis(1864–1942)はフランスの女流画家であり、一切の公的な芸術教育を受けることなく、召使いやメイドの仕事をしながら、そういう仕事を知悉する彼女にしかできない方法で、40歳から絵を描き始めた人です。
生前も一時的にブームになった時代はあったみたいですが、再評価の兆しが現れたのは2005年だそうです。つい最近ですね。
だいぶ前(十年以上前からも知れない)、岩波ホールで彼女を主人公にした『セラフィーヌの庭』という伝記映画を観たのですが、観客の私には劇中の彼女の行動原理がイマイチ理解できず、その時に買い置きしておいたのが、この本です。で、ちょうど今日、ふと気が付いて読んでみたら、文章のテンポも良いし、『セラフィーヌの庭』を観ていて謎だと思っていた彼女の行動原理がまるで分かってしまったんですね。余りに面白かったので、今日一日で読んでしまいました。
彼女にパトロンやキュレーターが付いて、絵が売れ始めるようになった頃、大金が入ると、この女流画家は片っ端から余計なものを買ってしまう癖があったのですね。銀食器や陶器、燭台、テーブル、箪笥など、高価な食器や家具などを買い揃えるシーンは映画『セラフィーヌの庭』の中盤にもあります。観客だった私は、何故、絵が売れ始めて、彼女はあんなものばっかり買っているんだろう? と首を傾げていたのですが、この本を読むと、当時のセラフィーヌの絵が売れ続ければ、城も買える勢いだったと。で、セラフィーヌは芸術家ですから、いざ城を購入できた時に、城内を装飾する小道具を買い揃えていたみたいなんです。
かくいう私も極度の買い物依存症で、『セラフィーヌの庭』で彼女が来たるべき城に配列すべき小道具を買い揃えているシーンでは、「俺は買い物依存症でも、ああいう食器とか家具みたいなのは買わないな」と高を括っていたのですが、良く考えてみたら私も彼女と同じで、アマゾンやその他の通信販売を利用して、蔵書やDVDソフト、トレーニング器具などを室内に揃えることで、私家版「男の隠れ家」を創ろうとしていたのであり、コレは自分の城や秘密基地を創るのと何ら変わりません。
Séraphine Louis(1864–1942)の絵が売れ続ければ、確かに彼女は城の一つでも買えたかもしれませんが、それは当時の社会事情・歴史の趨勢が許さなかったと、この本は書いています。何しろ、国際社会の全てが戦争へと傾いていく時代でしたからね。そうした歴史の足音に踏み潰されるように、彼女のパトロンやキュレーターも経済的破綻に陥り、折角揃えた食器や家具などのコレクションを自宅から外へ運び出そうとすると、精神病院に収容されてしまったというのが、この女流画家の悲劇的な顛末らしい、という事が、この本を読むと良く分かります。
岩波ホールのファンは是非、御一読を!
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