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アメリカ横断TVガイド (映画秘宝COLLECTION 14) 単行本 – 2000/8/1

4.0 5つ星のうち4.0 6個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

サイケでゲイな乳児番組、黒人vsネオナチ公開討論、ゴミ映画罵倒劇場、男女10人監禁ゲーム…アメリカ人の真の姿を映すアメリカTVチャンネルの世界を紹介。『TV Bros.』連載記事に大幅加筆。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 洋泉社 (2000/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 187ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4896914848
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4896914849
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 6個の評価

著者について

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町山 智浩
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映画評論家、コラムニスト。1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。宝島社社員を経て、洋泉社にて『映画秘宝』を創刊。現在カリフォルニア州バークレーに在住。TBSラジオ「たまむすび」レギュラー。週刊文春などにコラム連載中。映画評論の著作に『映画の見方がわかる本』『ブレードランナーの未来世紀』『トラウマ映画館』『トラウマ恋愛映画入門』など。アメリカについてのエッセイ集に『底抜け合衆国』『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』などがある。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年12月16日に日本でレビュー済み
 編集者だった町山は、ちょっとしたトラブルを起こしてフリーとなり、97年に渡米(経緯概略は、web上ですぐ調べがつく)。そして米国各地を転々としつつ、B級文化三昧(?)の生活を送る。かの地の庶民の新聞を読み、庶民のTVを楽しみ、庶民の目線で政治を見ながら、それを日本にレポートした。このうち『TV Bros』誌連載の記事をまとめた、町山初の単著が本書。00年9月初版。面白い。

 しかし、この00年9月という時期は、何とも意味深い。ちょうど1年後、9・11が起こる。

 本書の町山は、のびのびと米国を楽しんでいる。米国文化のトンデモぶりに呆れ返りながらも、「でも僕は好きだな。日本よりナンボかいいよ」と繰り返す。trashなものを把捉する町山の感受性は冴え渡っている。すべてはOKだ…しかし06年の私たちは、9・11後の町山が「こんなハズじゃなかった。米国がこんなになるなんて!」と呻かねばならなくなるのを知っている。日本脱出した彼に、自分の解放感を米国に投影して、アバタもエクボに見誤る甘さがあったことは否定できない。

 しかし9・11以降の著作においても、町山は庶民に対する基本的な愛情と信頼を捨てていない。本書の最後の記事に登場するマイケル・ムーアは、彼にとって「抵抗するtrash」の一つのモデルとなるだろう。それをしも「甘い」と切って捨てるかどうか、それは各人が自分の胸に手を当てて判断すればいいことだろう。

 本書は、町山が米国で過ごしたインディアン・サマーの記録である。ただ彼は、冬の近さを知らぬまま筆を走らせている。それが痛々しいと言えば、痛々しい。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1997年1月から2000年3月までアメリカでのケーブルテレビ各チャンネルの、カルトな番組を紹介している本です。紹介番組は88個ありますが、2005年の現在では日本のケーブルテレビやDVDで視聴可能な番組やチャンネルも存在します。ところがです、日本のFOXTVで視聴可能な「ザ・シンプソン」でも日本じゃ絶対放映できないエピソード(シンプソン一家が来日し国民の象徴をにご無体なことをするエピソード)があったのです。驚きですよ、いやほんとに驚いた。で今後シンプソンズのDVD BOXでは視る事が可能なのか不可能なのかいまから楽しみでよ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月30日に日本でレビュー済み
私がこの本に期待していたのは、アメリカ人でも地元の人しか知らないような、
映画で言えばC級〜Z級のローカルな番組の紹介でした。
アメリカ各地を転々としていた著者が行く先々で出会った、日本では絶対観れないローカルなおもしろ番組…
そんな内容を想像していました。

しかしこの本で紹介されているのは、日本で簡単に見れるFOXの番組の割合が多く、
特に詳しくない私でも名前くらい知ってたり見た事のある番組が3〜4割を占めていて正直期待はずれでした。

キングオブザヒル、バフィー、アリーマイラブ、コップス、ジャッジジュディー、マッドTV、サウスパーク
これらを知ってる方はこの本を読んでも新鮮味が薄いと思われます。
逆に懐かしさを感じるかもしれません。

当時の日本では知ってる人は少なかったかもしれませんが、今となっては
そんなメジャーな番組をカルト映画的におもしろおかしく語られても…って感じです。
それでも半分くらいは全く知らなくて面白そうな番組もありました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月27日に日本でレビュー済み
2000年の著作ということもあって2007年現在においては時代を感じさせるものもありますが、そんなことを考えたとしても今でも楽しめる1冊になっています。

エンターテインメントにおけるアメリカという土壌の奥深さ、寛大な精神には驚かされます。 楽しきゃイイじゃん!というと一般的には軽薄な印象があるけれど、アメリカの「楽しきゃイイじゃん!」は奥深い、ということがこの本から分かります。 町山さん、スゲェ! そしてアメリカ文化、浅いといわれているのにスゲェのです(日本は確実にこの分野で「負け」ています)。

カルトでキッチュでポップなアメリカンバラエティをひとまとめにした濃ぉ〜い一冊ですよ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年3月20日に日本でレビュー済み
今日では,大麻擁護にのめりこみ過ぎたせいか,かなりしょっぱいことになっている著者だが,本書はその著者が現在よりは正気だった頃の一冊.
(ここから下は2007.3.16に書かれたものです)

 なにより,紹介されている番組や人物のうち,アホな連中は徹底してアホでいい.
 屁が武器のスーパー・ヒーロー.
 1日1回は原子炉を暴走させるダメ親父のアニメ.
 「何をするにも過剰にセクシーにしかできない女」というギャグ.
 黒人人生ゲーム.
 幻覚と一緒に踊り出すミニスカ弁護士.
「学園生活はホラーだ!」
 テレタビーズ陰謀論.
 竜巻の中でクルクル舞うトレーラー・ハウス.
 シャレにならないトム・グリーンの「いたずら」.
 「マクドナルド映画」
……まだまだいっぱい!

 もちろん,サウスパークやPJsの紹介もあり.

 シリアスな内容のページもないことはないが,まあ,刺身のつまのようなもの.

 読め.