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講談社「類語大辞典」の研究: 辞書がこんなに杜撰でいいかしら 単行本 – 2004/3/1

2.8 5つ星のうち2.8 13個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

「類語大辞典」の欠陥について、語釈・用例・配列分類・重複項目・項目矛盾などの内容面を問わず、辞書製作という作業上の方法・手順などの面からも、過酷な意見を述べる。国民的辞書か、ズッコケ辞書か、真実が明らかに!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 洋泉社 (2004/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 294ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4896917995
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4896917994
  • カスタマーレビュー:
    2.8 5つ星のうち2.8 13個の評価

著者について

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西山 里見
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何やら難しいことがたくさんで途中までしか読んでいない。研究対象の講談社『類語大辞典』が実に使いにくく他の類語辞典よりペイジ数は多いが内容は浅いので批判本としては成り立つと思う。
2004年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
権威を叩きたいという、ただそれだけで書かれたようなしょうもない本でした。
批判の内容は、まあ納得できる内容ではあります。
でも、西山里見という人物に、辞書批判以外の著書が見当たらないのはどういうわけでしょう?
同じ辞書批判本の著者でも、「広辞苑を読む」の柳瀬尚紀は、翻訳者として確かな実績があります(この本は面白くなかったのですが)。
しかし、本書の著者はどうでしょう?
西山里見にまともな著書があれば納得しますが、他人の褌で相撲を取るだけなら、出版界の寄生虫としか言いようがありません。
最後に一点、指摘しておきます。
「なお、インターネット上の情報では、『新明解』の「マンション」が今見るような形の記述になったのは、(良識派?穏健派?知性派?)の柴田武氏が代表を務めるようになった第五版以降と信じている人が多いようだが」との記述ですが、私の調べたところ、そんな事を書いているのは1つのサイトしか見つかりませんでした。
「多いようだが」と断定した以上、根拠があるのでしょう。
どこをどう調べたのか、その検索のコツを是非教えて頂きたいものです。
47人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 辞書のいくつかの項目について、好事家や辞書好きの文学者が、その使い勝手や記述の良否について非分析的印象を興味本位に書くことはこれまでもしばしばあった。が、辞書の発展のために1冊の辞書を徹底分析し、それに忌憚のない学問的(=辞書学的)論評を加えることは、これまで皆無だった。辞書分析の能力を持っている人は、たいてい自分で編集(または、執筆)した辞書を持っているから、他の辞書を論評することは、学界出版界内で何らかの支障が生じる。世の通弊として、仲間内はいたわりあわねばならぬという美しい倫理もあった。臭いものには蓋という守旧主義もあった。
 在野の辞書研究家、西山里見氏は高齢にもかかわらず、「講談社『類語大辞典』の研究」において、その編集の杜撰、辞書作りの方法論の無自覚による数々の失態、実用に堪えない索引作り、意味用法表記用例等の頓珍漢を学問的に徹底的に暴き立てる。論旨は周密明快、文体は激越華麗、説得力は卓絶圧倒、切込みは犀利炯眼、読後感は痛快無比。
 本書は著者の第2作目という。土壌はすでにできた。他の勇気ある筆者による同趣の評論の出現を心から期待したい。一般向きの本だが、専門家も教えられるところが多い。特に意味記述の方法論とその果敢な実践論において、また、シソーラスのあるべき姿の真摯な探求において。そこには、講談社『類語大辞典』の2人の編者をはるかに凌ぐ西山里見翁の叡智がある。
 講談社『類語大辞典』という、ズッコケ辞書が生まれる背景について、やりきれない気持ちで語る本書の「あとがき」は、情理相伴って学界並びに出版文化の頽廃と危機を説き、辞書論だけでなく、人生論、現代日本文化論にさえなっている。老若2人の編者と大講談社は、本書の指摘に従って、新たに1項目1項目の再検討を余儀なくされるだろう。彼らは謙虚に反省して誠意ある対応をとることができるだろうか。そうならば、まだ日本には救いがある。そうでなければ、日本は一度滅びて、もう一度アメーバーからやりなおすがいいだろう。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年1月11日に日本でレビュー済み
すべての読者(ユーザ)は、編著者(メーカー)にクレームを付ける権利がある。あれが使いづらい、間違っていると主張することは自由であり、当然の権利だ。編著者にとってもそれらは貴重だろう。

しかし、それと実際にモノを作ることとの開きは大きい。実際に先発商品を比較・検討し、実現可能性を考慮して目標を立て、実際に行動を起こす。わたしなど、それができる方々は尊敬に値すると思うのだが、この本の著者にはそれが感じられない。それでは非礼だろう。

クレームだけで1冊(2冊目だが)の本を作るヒマがあれば、ご自分で辞書を編纂するなり、それに参加した方が建設的だと思うのだが、違うだろうか。
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年2月11日に日本でレビュー済み
 中身はある程度興味を惹くものですが、私には文体が合わなかった。なので3点です。

 一人称が「老生」で、文末が「〜じゃ」などという風にずっと続くので、読んでいて相当ぐったりしました。「読んでいて」といっても通読をしておらず、3分の1くらいまででダウンしてしまったのですが。

 その残り3分の2くらいは拾い読み程度で読みましたが、確かに、講談社類語新辞典のもっている問題点についての鋭い指摘はあります。しかし、そうであればこそ、まじめに――姿勢でなく、文体として――書かれていたら、本書はもっと有意義になったのではないかと惜しみます。(中身がないのをおちゃらけ文体でカバーしようとする本はありますが、そういう意図は著者にはないのでしょうから。)

 そもそも、批判という性質上、礼儀をいささかも欠くことなく書くというのは難しいのでしょうが、ふざけて書いていると思われるような文章ではどうも揚げ足取りとの区別が怪しくなってきます。普通に論述したらいいのになぁと思います。詳しいいきさつは知りませんから、講談社・編者側からこの本についての反応があるのかどうかはわかりませんが、無視されても、無視する側にそれだけの言い分を与えてしまう形式で述べられていると感じます。
45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年12月26日に日本でレビュー済み
講談社の類語大辞典が発行されたとき購入しようとしたものの高価だったのであきらめて、その後で本のことを知りました。当時は読むことなく放置していましたが、最近読んでみました。

編集者として名前が出ているお二人への批判や原稿を書いた学者、出版元の担当者を例を挙げながら説得力がある批判が並んでいます。批判点を読んでいくうちに類語辞典のあるべき姿が浮かんできました。ただし、類語辞典の実用性は別の視点で考えています。
辞典というからには規範を示すべきだと思うのですが、この講談社類語大辞典ではそこのところが欠けていたのだろうと思っています。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月21日に日本でレビュー済み
「辞書がこんなに面白くていいかしら」に輪をかけて見苦しい。
罵詈雑言の嵐はそのまま著者を映し出す鏡である。
正視に耐えない、下品な本。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月9日に日本でレビュー済み
講談社の類語大辞典の杜撰な実態を批判した書物である。確かに、あの類語大辞典に氏が指摘されるような問題点が多々あることについては異論がない。実際私も使ってみて、シソーラスとして非常に使いにくいことや、案外に収録語彙の幅が狭いのを実感している。ただ、それでは如何なる類語辞典を作ればよいのであろうか。日本語は無数の語彙をもち、それぞれの語彙は多かれ少なかれ多義的である。それらのひとつひとつに包含関係を樹立し、適切な用例を付して実際に使えるようにするのは、言うは易くも非常な困難を伴う。この本の執拗な問題点指摘をせめて3割カットして、その代わりにどのようにシソーラスを作れば良いのか、その方向性だけでも論じてほしかった。そうすれば、「単に叩きたいから叩いている」などと思われずに済んだだろう。
この本自体の言葉遣いだってとても褒められたものではなく、それこそ用法の誤謬だって散見する(例:239頁末行の「不信」は「不審」の方が適切)。もう少し足元を固めてほしいものだ。
38人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート