建築の専門家が著者ということなので期待したのですが、申し訳ないですがハズレ本。
対談形式の文章が並んでいますが、これならエジプト学の専門家に語らせた方がはるかにいいものができあがったはず。
写真はよくあるものですがさすがにプロが撮るものらしく非常にきれいなので、参考にするならこちらの方かもしれません。
構図とかポイントとか。
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カルナック神殿 エジプト時代 (磯崎新の建築談義 # 1) 単行本 – 2001/11/1
- 本の長さ193ページ
- 言語日本語
- 出版社六耀社
- 発売日2001/11/1
- ISBN-104897373948
- ISBN-13978-4897373942
登録情報
- 出版社 : 六耀社 (2001/11/1)
- 発売日 : 2001/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 193ページ
- ISBN-10 : 4897373948
- ISBN-13 : 978-4897373942
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,716,449位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京都生まれ。写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中より新進写真家として頭角を現し、第1回APA賞等数々の賞を受賞。広告制作会社「ライトパ ブリシティ」を経て、1968年よりフリーとして独立。山口百恵やジョン・レノンとオノヨーコ、宮沢りえなど、その時代を代表する人物を「激写」や「シノ ラマ」など新しい表現方法と新技術で常にその時代を撮り続けている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『KISHIN:BIJIN BIJIN of THE YEAR 2009』(ISBN-10:4255004897)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年3月26日に日本でレビュー済み
磯崎新に批評家の五十嵐太郎がインタビューする形で本文は進むが、ナイル川の東岸(太陽の上る方)と西岸(沈む方)で生死の世界を分けて解釈して都市建築を行ったエジプト人においては、建築や都市の構造と人々の死生観、哲学が相互に影響しあっていたという磯崎説は新鮮だった。大文字の「建築」が歴史に立ち上がってくる様を古代エジプト建築から解釈したような本文は発刊後10年経っても刺激的である。
減点理由は、まず篠山紀信の写真が全点カラーではないこと。この写真家特有の色気も本書からは余り感じられなかったが、これは砂色で色彩のツヤに欠ける遺跡建築という被写体との相性かもしれない。また、幾分エジプト史や建築史を踏まえないと分かりにくい専門的な内容が多いので、図版や年表、脚注がもっと本文の流れと対応して沢山入ってこないと対談の内容を味わいきれない点も残念だ。(まあ、これらは編集の問題なのだが。)文章量は決して多くなく、すぐ目を通せる一冊だが中身は濃い。大きさと重量感に特徴のあるという古代エジプトの建造物は、やはり写真じゃなく実物をいつか見たくなりますね。
減点理由は、まず篠山紀信の写真が全点カラーではないこと。この写真家特有の色気も本書からは余り感じられなかったが、これは砂色で色彩のツヤに欠ける遺跡建築という被写体との相性かもしれない。また、幾分エジプト史や建築史を踏まえないと分かりにくい専門的な内容が多いので、図版や年表、脚注がもっと本文の流れと対応して沢山入ってこないと対談の内容を味わいきれない点も残念だ。(まあ、これらは編集の問題なのだが。)文章量は決して多くなく、すぐ目を通せる一冊だが中身は濃い。大きさと重量感に特徴のあるという古代エジプトの建造物は、やはり写真じゃなく実物をいつか見たくなりますね。