昨年、2003年の6月に有事法は成立した。本書の出版は2002年12月。
著者の怖れたとおりに事態は進行している。
明治憲法下の国家総動員法の焼き直しが有事法であり、現行憲法の理念(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)に反する違法であることを明らかにしている。沖縄戦の経験から得た「軍隊は国民を守らない」という認識を基盤に、平和のために必要なのは外交の力であると主張する著者の姿勢は信頼に値する。不安をあおり、性急な結論を求めたりしない。自民党、民主党の議員とは全く違う。腰をすえ、じっくり考えながら読める本。
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有事法制は、怖い 沖縄戦が語るその実態 単行本 – 2002/12/1
大田 昌秀
(著)
軍隊は国民を守らないことを沖縄戦が実証した。沖縄戦を体験した著者が有事法制の実態を明らかにする。
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社琉球新報社
- 発売日2002/12/1
- ISBN-104897420482
- ISBN-13978-4897420486
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
有事=戦時法制下の沖縄戦で、本土防衛の「防波堤」にされた住民の怒り、悲しみの声は聞こえないのか? 「国民の生命・財産を守る」とは、どういう事か? 初めて事実で明かす有事法制の真実。
登録情報
- 出版社 : 琉球新報社 (2002/12/1)
- 発売日 : 2002/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 279ページ
- ISBN-10 : 4897420482
- ISBN-13 : 978-4897420486
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,058,677位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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