初版は1998年の書籍でこちらはその文庫版です、本書はヴィレッジ・ヴァンガードで思わず購入。POPがうますぎる!
いまでいうところのブログやツイッターのつぶやきをまとめたような感じでコーヒーを片手にラフに読めます。
著者のものの見方と語り口調が変わっていておもしろくとても特徴的、
こういう店長さんだからああいう変わったお店が出来上がっていったのかーとおもいながら読ませていただきました。
さいきんは大きくなりすぎたのかFC化の弊害なのか対極にあるはずのコンビニに近づいてきてしまっているようで残念です、V・Vらしさを忘れず(?)必死で抵抗してほしいものです。(ぼやき)
これを読めば体験入店できてしまうなんともお得な一冊です、お店をやってらっしゃる方もおもわず「あるある」とうなずいてしまうことがいっぱい書かれていますのでビジネス書としても息抜きとしてもおススメできます。
あー、少し余談を・・
本マニアの私がいつもおもうことなのですが、ふつうの本屋さんはあてがわれた出来上がりのPOPをただ並べているだけでそれぞれの本の良さがまったく伝わってきません。
本屋の店員さんは一度ヴィレッジヴァンガードに勉強に行くことをおすすめします。
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ヴィレッジ・ヴァンカードで休日を 単行本 – 1997/9/1
菊地 敬一
(著)
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社リブリオ出版
- 発売日1997/9/1
- ISBN-104897845580
- ISBN-13978-4897845586
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
日本で、いま一番輝いて見える本屋ヴィレッジ・ヴァンガード。新刊書に頼らず、定番リストを中心に売上をグングン伸ばすヒミツは店の雰囲気にある。遊べる本屋ヴィレッジ・ヴァンガードをめぐる楽しいエッセイ。
登録情報
- 出版社 : リブリオ出版 (1997/9/1)
- 発売日 : 1997/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4897845580
- ISBN-13 : 978-4897845586
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,202,344位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 358位書店・古書店の本
- - 848位図書館情報学
- - 2,085位マーケティング・セールス全般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年8月16日に日本でレビュー済み
本書はヴィレッジ・ヴァンガード(以下V.V.)の揺籃期から上場が視野に入るか入らないかの頃までの足跡をテキトー(克明でもなく、詳細でもなく)に綴ったエッセイである。
著者はV.V.の社長さん。
本書を読んでの発見。
V.V.は実は本屋であった!
コンセプトの柱として中年おやじをこそターゲットしていたのであった!
書店というビジネスモデルの仕組みや、中小企業の経営者が日々、何を考えているのか?(この社長さんはユニークなヒトなので一般論に落としこめるかどうかは「?」だが・・・。ま、中小企業のオーナーなんて所詮一般化できるようなキャラはいないか)なんてあたりも、結構リアルにわかって面白い。
品揃えを見るとわかるのだが、V.V.は典型的なロングテール型の商品、在庫で勝負している会社である。
ただ、モデルとしては在庫を持ってロングテールをactualに(つまりバーチャルでなく、web上ではなく、の意)売っていく、在来型オペレーションの企業である。
よって、近年もてはやされている「ロングテールをウリにする」モデルとは似て非なるものなのかもしれない。
そんなV.V.が上場した。
上場による大規模化、標準化によって、V.V.がそもそも持っていたアナログなユニークさが色褪せはしないか?
既存店舗の売り上げ不振(低下)もささやかれているようである。フツウの小売業としての病状が現れているとも見える。
本書にはV.V.の過去があった。若さに満ち、勢いに満ち、青臭さに満ち、矛盾に満ちた中小企業像がそこにはあった。
そして現在のV.V.は、有価証券報告書&IR開示情報上にある。あらま!
さて、未来のV.V.は?
どこにあるか誰か教えてくれ!そしたらV.V.の株買うから。
著者はV.V.の社長さん。
本書を読んでの発見。
V.V.は実は本屋であった!
コンセプトの柱として中年おやじをこそターゲットしていたのであった!
書店というビジネスモデルの仕組みや、中小企業の経営者が日々、何を考えているのか?(この社長さんはユニークなヒトなので一般論に落としこめるかどうかは「?」だが・・・。ま、中小企業のオーナーなんて所詮一般化できるようなキャラはいないか)なんてあたりも、結構リアルにわかって面白い。
品揃えを見るとわかるのだが、V.V.は典型的なロングテール型の商品、在庫で勝負している会社である。
ただ、モデルとしては在庫を持ってロングテールをactualに(つまりバーチャルでなく、web上ではなく、の意)売っていく、在来型オペレーションの企業である。
よって、近年もてはやされている「ロングテールをウリにする」モデルとは似て非なるものなのかもしれない。
そんなV.V.が上場した。
上場による大規模化、標準化によって、V.V.がそもそも持っていたアナログなユニークさが色褪せはしないか?
既存店舗の売り上げ不振(低下)もささやかれているようである。フツウの小売業としての病状が現れているとも見える。
本書にはV.V.の過去があった。若さに満ち、勢いに満ち、青臭さに満ち、矛盾に満ちた中小企業像がそこにはあった。
そして現在のV.V.は、有価証券報告書&IR開示情報上にある。あらま!
さて、未来のV.V.は?
どこにあるか誰か教えてくれ!そしたらV.V.の株買うから。
2007年1月6日に日本でレビュー済み
菊池社長が創業から50店舗目くらいまでを描いた本書。
菊池社長の想いがびっしり詰まってます。いかにして今のヴィレッジ・ヴァンガードがつくられたか、どんな困難と闘ってきたか。
本屋に限らず商売に関わる方は必見の本書!!
常に本への愛情を感じる本ですし、商売とは何かを菊池さんなりの視点で伝えています。
本書の中の常にシャレを忘れない表現なんか大好きです。
菊池社長の想いがびっしり詰まってます。いかにして今のヴィレッジ・ヴァンガードがつくられたか、どんな困難と闘ってきたか。
本屋に限らず商売に関わる方は必見の本書!!
常に本への愛情を感じる本ですし、商売とは何かを菊池さんなりの視点で伝えています。
本書の中の常にシャレを忘れない表現なんか大好きです。
2013年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この店の成り立ちが書いてあるかと思いきや全くです。途中から読む気がなくなりました。
2005年11月11日に日本でレビュー済み
今では遊べる本屋さん(本屋さん?)として有名になったヴィレッジ・ヴァンガードの社長・菊池敬一氏が平成9年に出版した本。出版当時は、まだ20店舗(本の連載を書いていた頃は10店舗)しかなかったが、今では直営店だけで137店舗にまで増えている。
この本の位置づけは、ちょうど「ヴィレッジが大きくなり始めた頃の話を元にして書かれた新進企業の社長のエッセイ」である。
『週刊新刊全点案内』(!!)に連載されたエッセイをまとめた本作は、ヴィレッジの経営方針や運営の仕方なども書かれているが、基本的には社長・菊池氏が好きなことを書いているため、ヴィレッジと関係のない記述も多い。
ただ、そこはヴィレッジの社長、内容はさすがで、ヴィレッジの世界=知識をそのまま人間にしたようなお人。ジャズ、小説、クルマ、オートバイなど豊富な知識を活かして、ユーモアやエスプリ一杯の文章になっている。
ああいった店(給料は安い、変わった内装、面白いPOP)ゆえにバイトも一筋縄でいかない人が多く、ヴィレッジがここまで大きくなる前だったからできる個性的なバイトの話も楽しく読める。
ラストには、読者、書店員、書店を始めたい人、バイト、店長、オーナーのお悩み相談もあって、例えば、自分で本屋を開きたいと思っている人になど役に立つかもしれない。
ヴィレッジ・ヴァンガードが好き、およびヴィレッジのような店を持ちたいと思っている人は必見の一冊である。
(そういえば、ヴィレッジのこの本を見かけたことないなぁ。売れてないのかな?)
この本の位置づけは、ちょうど「ヴィレッジが大きくなり始めた頃の話を元にして書かれた新進企業の社長のエッセイ」である。
『週刊新刊全点案内』(!!)に連載されたエッセイをまとめた本作は、ヴィレッジの経営方針や運営の仕方なども書かれているが、基本的には社長・菊池氏が好きなことを書いているため、ヴィレッジと関係のない記述も多い。
ただ、そこはヴィレッジの社長、内容はさすがで、ヴィレッジの世界=知識をそのまま人間にしたようなお人。ジャズ、小説、クルマ、オートバイなど豊富な知識を活かして、ユーモアやエスプリ一杯の文章になっている。
ああいった店(給料は安い、変わった内装、面白いPOP)ゆえにバイトも一筋縄でいかない人が多く、ヴィレッジがここまで大きくなる前だったからできる個性的なバイトの話も楽しく読める。
ラストには、読者、書店員、書店を始めたい人、バイト、店長、オーナーのお悩み相談もあって、例えば、自分で本屋を開きたいと思っている人になど役に立つかもしれない。
ヴィレッジ・ヴァンガードが好き、およびヴィレッジのような店を持ちたいと思っている人は必見の一冊である。
(そういえば、ヴィレッジのこの本を見かけたことないなぁ。売れてないのかな?)
2007年5月29日に日本でレビュー済み
みんな大好きヴィレッジヴァンガード!
なんで本屋があんなにおもしろいのか?あのセレクトはだれがきめてるのか?
彼らの過去とは?その秘密が全部ここに!
私はこの書籍、店頭でどか積みにされてるのみてつい購入してしまいました。
いつか、名古屋の第一店舗にいってみたい!
なんで本屋があんなにおもしろいのか?あのセレクトはだれがきめてるのか?
彼らの過去とは?その秘密が全部ここに!
私はこの書籍、店頭でどか積みにされてるのみてつい購入してしまいました。
いつか、名古屋の第一店舗にいってみたい!
2020年11月5日に日本でレビュー済み
もはや知るひとぞ知るレベルでなく、
飛ぶ鳥をチキンナゲットにする勢いな店の代表が執筆した一冊。
なるほどね、確かにね。
そんな具合の一冊。
しかしながら、VVのジャズコーナー行くと必ずある
[sonny clark / cool struttin']
これを売りたいが為にVV創った、とどの店にも書いてるのだが
そんな話は何処にも書いてなかった。それが残念。
本書でよく出てくるアメリカ本屋の人「ロバート・D・ヘイル」
という人の著書があるのなら、是非読みたくなった。
とりあえず、近い将来本屋を始めたいという人は読むべき。
飛ぶ鳥をチキンナゲットにする勢いな店の代表が執筆した一冊。
なるほどね、確かにね。
そんな具合の一冊。
しかしながら、VVのジャズコーナー行くと必ずある
[sonny clark / cool struttin']
これを売りたいが為にVV創った、とどの店にも書いてるのだが
そんな話は何処にも書いてなかった。それが残念。
本書でよく出てくるアメリカ本屋の人「ロバート・D・ヘイル」
という人の著書があるのなら、是非読みたくなった。
とりあえず、近い将来本屋を始めたいという人は読むべき。
2005年12月24日に日本でレビュー済み
“ヴィレッジ・ヴァンガード”の秘密がつまった本で、
『やりたいコトだけ』を『どういう風にやってきたか』という、『わがまま』の記録集です。
こんな文章、POPに書いたらどういう風に添削されるんでしょうか?
私が“V・V ”の店長じゃないのが残念です。
『やりたいコトだけ』を『どういう風にやってきたか』という、『わがまま』の記録集です。
こんな文章、POPに書いたらどういう風に添削されるんでしょうか?
私が“V・V ”の店長じゃないのが残念です。