「基本編」のタイトルどおり、ひどく基本的なことしか書かれていない。そのため、日頃からロジカルに物事を考えたり、ある程度面接慣れしていて基本的なことが理解できている学生や、社会経験が豊富で論理的思考を備えた社会人による転職時などにはまるで参考になりそうにない。正直「インターネットで検索すれば普通に出てくる面接における考え方・自己PR方法」程度の内容である。
ただし、まったくの面接初心者で、ある程度のポテンシャルを持ち合わせながらも実践経験に乏しく、どう面接に望んでいけばいいのかわからないといった人には、考え方のきっかけをつかむ参考にはなると思われる。
つまりはそれ以上の人にもそれ以下の人にも役に立たない、そういった内容のため星は2つ。
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ロジカル面接術 基本編 2008年: 自己分析・ES・面接の完全制覇 面接官も読んでいる本 単行本 – 2006/11/1
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社ワック
- 発売日2006/11/1
- ISBN-104898310990
- ISBN-13978-4898310991
登録情報
- 出版社 : ワック (2006/11/1)
- 発売日 : 2006/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 244ページ
- ISBN-10 : 4898310990
- ISBN-13 : 978-4898310991
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2007年8月25日に日本でレビュー済み
自己PRと志望動機
この二つが就職活動の面接を突破する重要キーであること、そしてそれを効果的かつ
効率的に作成する方法が記されています。
それが非常にロジカルに説明されていて、作業を進めるうちに、その他の質問に対しても
この本の通りに作った自己PRと志望動機があれば個別に考えておかなくても効果的に
答えることができることがわかってきます。
この本の言う、面接で主張すべきこととそれを作成する方法の構造を理解すれば
どんな業界や企業にも通用する自己PRと志望動機そしてその他の質問に答える回答が
作れるようになると思います。
この本だけで面接で答えるべき内容がすべて網羅できるし、個人的には市販の就職
活動本の中でも最も実践・効果的なのではないかと思います。
ただ、この構造と実践方法を説明するのに回りくどい言い回しや文章構成、また不必要な
説明箇所が多い気がするのは気のせいでしょうか。
それと、具体例として挙げられている自己PRと志望動機の数々がほとんど本書の
方法論に従って出来たモノではないとも感じたりします^^;
そこが無ければ、純度が高くもっと分かりやすいものになったのが惜しいと感じます。
この二つが就職活動の面接を突破する重要キーであること、そしてそれを効果的かつ
効率的に作成する方法が記されています。
それが非常にロジカルに説明されていて、作業を進めるうちに、その他の質問に対しても
この本の通りに作った自己PRと志望動機があれば個別に考えておかなくても効果的に
答えることができることがわかってきます。
この本の言う、面接で主張すべきこととそれを作成する方法の構造を理解すれば
どんな業界や企業にも通用する自己PRと志望動機そしてその他の質問に答える回答が
作れるようになると思います。
この本だけで面接で答えるべき内容がすべて網羅できるし、個人的には市販の就職
活動本の中でも最も実践・効果的なのではないかと思います。
ただ、この構造と実践方法を説明するのに回りくどい言い回しや文章構成、また不必要な
説明箇所が多い気がするのは気のせいでしょうか。
それと、具体例として挙げられている自己PRと志望動機の数々がほとんど本書の
方法論に従って出来たモノではないとも感じたりします^^;
そこが無ければ、純度が高くもっと分かりやすいものになったのが惜しいと感じます。
2007年2月22日に日本でレビュー済み
セミナーやOB訪問をすることで志望企業について内定を取るのに必要な会社に対する知識を得ることが出来るだろう.また,自己分析を通して,自分の特徴を知りエピソードを作ることが出来るだろう.次にやることはESや面接を通して自分をPRすることだ.
本書を読む前は,会社が一般的に評価されている部分を褒めちぎることや,自分の自慢話を書くことにエネルギーを注ごうとしていた.実際,就活生の多くがこのレベルで終わってしまっているのではないだろうか.褒めちぎりや自慢話を否定する気は無い.しかし,このようなコミュニケーションだけでは余りにも受けて側の解釈に依存しすぎだろう.
本書が説明しているのは,会社について調べた知識と自分の特徴を示すエピソードなどを枝葉に捉われず相手に効果的に伝える方法である.そもそも,このような力は就活だけでなく,全ての場面で用いられる力なのだが,就活用に絞ってくれている本があるのだから使わない手は無い.具体的には,
・自分はAをやってみたい(自分の適性はAである).
・御社でAを実現できる(会社は自分に適している).
というフレームで整理することを薦めている.本書を使ってじっくりとPR方法を考えれば,面接が会社(専門)知識ひけらかしの場でも自分の過去の偉業ひけらかしの場でも無いことを理解できるだろう.コツは,自分の志望動機と自己PRを本書のロジックに従って,30秒バージョン,1分バージョン,5分バージョン,10分バージョンと作ってみるだろう.シンプルで最も自分が言いたいことを最初に考え,徐々に自分が考えてきたことを肉付けしていくことを薦める.
本書を読む前は,会社が一般的に評価されている部分を褒めちぎることや,自分の自慢話を書くことにエネルギーを注ごうとしていた.実際,就活生の多くがこのレベルで終わってしまっているのではないだろうか.褒めちぎりや自慢話を否定する気は無い.しかし,このようなコミュニケーションだけでは余りにも受けて側の解釈に依存しすぎだろう.
本書が説明しているのは,会社について調べた知識と自分の特徴を示すエピソードなどを枝葉に捉われず相手に効果的に伝える方法である.そもそも,このような力は就活だけでなく,全ての場面で用いられる力なのだが,就活用に絞ってくれている本があるのだから使わない手は無い.具体的には,
・自分はAをやってみたい(自分の適性はAである).
・御社でAを実現できる(会社は自分に適している).
というフレームで整理することを薦めている.本書を使ってじっくりとPR方法を考えれば,面接が会社(専門)知識ひけらかしの場でも自分の過去の偉業ひけらかしの場でも無いことを理解できるだろう.コツは,自分の志望動機と自己PRを本書のロジックに従って,30秒バージョン,1分バージョン,5分バージョン,10分バージョンと作ってみるだろう.シンプルで最も自分が言いたいことを最初に考え,徐々に自分が考えてきたことを肉付けしていくことを薦める.