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寄席は毎日休みなし 新装改訂版: 落語家柳昇の 単行本 – 2008/6/1
春風亭 柳昇
(著)
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社うなぎ書房
- 発売日2008/6/1
- ISBN-104901174258
- ISBN-13978-4901174251
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登録情報
- 出版社 : うなぎ書房 (2008/6/1)
- 発売日 : 2008/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 221ページ
- ISBN-10 : 4901174258
- ISBN-13 : 978-4901174251
- Amazon 売れ筋ランキング: - 121,858位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 101位落語・寄席・演芸 (本)
- - 460位演劇 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
柳昇師匠は、私の神様です。師匠のおかげで、落語が好きになりました。柳昇師匠ありがとうございました。
2016年1月16日に日本でレビュー済み
三鷹の春風亭昇太独演会に、立川流のお弟子さんがゲストにきたことがあった。ゲストのあとに高座にあがった昇太が「なんであんな人(談志)の弟子になるんですかね。」とやって会場はどっと沸いた。昇太はことあるごとに自分の師匠・春風亭柳昇がいかにすばらしい師匠であるかを語り、自分の師匠選びの目の確かさを誇る。
柳昇は「与太郎戦記」(ちくま文庫所収)の著者として記憶に残る。過酷、理不尽な軍隊体験がユーモアを失わずに書ききられている。みごとな本だ。水木しげるの「ラバウル戦記」や「敗走記」に匹敵する。
「寄席は毎日休みなし」の中でも与太郎戦記について触れられている。夏目漱石が落語のファンだったことを知り、漱石は「坊ちゃん」を落語のつもりで書いたに違いない、自分も戦争体験をそのように書こうと思ったとある。なるほどと得心させられた。
また、あの国立演芸場創設の立役者だったというのは、落語界への大貢献だ。
良く勉強し、真剣に考えた人だったようで、この本の終章には自分で400もの金言をつくったと書いている。アフォリズムなどという言葉のまだない時代の話で、自分の言葉を「金言」と直球であらわすのが可笑しい。 金言というよりオヤジの説教ネタという印象だが。
きっと昇太も、生前の柳昇から(2003年没)、たくさんの「金言」を聞かされてウケてみせていたんだろうな。
柳昇は「与太郎戦記」(ちくま文庫所収)の著者として記憶に残る。過酷、理不尽な軍隊体験がユーモアを失わずに書ききられている。みごとな本だ。水木しげるの「ラバウル戦記」や「敗走記」に匹敵する。
「寄席は毎日休みなし」の中でも与太郎戦記について触れられている。夏目漱石が落語のファンだったことを知り、漱石は「坊ちゃん」を落語のつもりで書いたに違いない、自分も戦争体験をそのように書こうと思ったとある。なるほどと得心させられた。
また、あの国立演芸場創設の立役者だったというのは、落語界への大貢献だ。
良く勉強し、真剣に考えた人だったようで、この本の終章には自分で400もの金言をつくったと書いている。アフォリズムなどという言葉のまだない時代の話で、自分の言葉を「金言」と直球であらわすのが可笑しい。 金言というよりオヤジの説教ネタという印象だが。
きっと昇太も、生前の柳昇から(2003年没)、たくさんの「金言」を聞かされてウケてみせていたんだろうな。
2007年9月14日に日本でレビュー済み
著者は落語家として有名であるばかりでなく、1969年に自らの軍隊体験を軽妙に綴った「与太郎戦記」を出版してベストセラーとなり、(後に大映で映画化された)その後も10冊以上の本を出している作家である。この本は亡くなる4年前の79歳のときに出版されたもので、老境に入った著者が若き日の落語家修行時代の出来事やその後の人生で気づいたこと、悟ったことを笑いを誘いつつ淡々と語っていく。
元々自作の「金言集」を出したいと思ってためていたネタを載せているので説教じみた感じが強いが、真打になって大旦那に借金しにいった話や「夕焼け小焼け」が歌えなくなった幼い日の体験なども語られていて飽きさせない。
元々自作の「金言集」を出したいと思ってためていたネタを載せているので説教じみた感じが強いが、真打になって大旦那に借金しにいった話や「夕焼け小焼け」が歌えなくなった幼い日の体験なども語られていて飽きさせない。
2004年1月11日に日本でレビュー済み
春風亭柳昇師匠によって書かれたご自身の半生記。
落語家になるまでの道程、それから現在に至るまでに師匠が感じ取られた「売れる人がもつ何か光るもの」、さらに師匠の半生での楽しい出来事を通じて語られる「素晴らしい商売としての落語家」について書かれています。
飾らない率直な内容と丁寧な文章に、師匠のお人柄が滲み出ており、師匠の高座を目にしたことがない私も、ファンになりました。
やはり一流と言われるようになる方には、「人を引き付ける何か光るもの」が備わっているんだなと感じる一冊でした。
あまり前に出すぎることなく、物事を見られる人物になりたいと想いました。
落語家になるまでの道程、それから現在に至るまでに師匠が感じ取られた「売れる人がもつ何か光るもの」、さらに師匠の半生での楽しい出来事を通じて語られる「素晴らしい商売としての落語家」について書かれています。
飾らない率直な内容と丁寧な文章に、師匠のお人柄が滲み出ており、師匠の高座を目にしたことがない私も、ファンになりました。
やはり一流と言われるようになる方には、「人を引き付ける何か光るもの」が備わっているんだなと感じる一冊でした。
あまり前に出すぎることなく、物事を見られる人物になりたいと想いました。