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最高の報酬 お金よりも大切なもの 働く人の名言集 単行本 – 2001/11/16
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2001/11/16
- ISBN-104901234153
- ISBN-13978-4901234153
商品の説明
商品説明
サブタイトルに「お金よりも大切なもの」とあることからわかるように、「最高の報酬」とは、働くことや生きることの意義を示している。「医者は生活の安定を約束していた。しかし、僕は画が描きたかったのだ」という手塚治虫の言葉や「小人は己を利せんと欲し、君子は民を利せんと欲す」という西郷隆盛の言葉、「私は収穫の時には立ち会わないかもしれないが、今のうちにまけるだけの種をまいておきたいと思う」というゴルバチョフの言葉は、「最高の報酬」を求めて働くことのすばらしさを十二分に表現している。
また、リスクを冒して「最高の報酬」にまっすぐ向かうことを躊躇しているなら、「成功の秘訣は趣味をレジャーと見なすことだ」というマーク・トウェインの言葉や「やるべきことが決まったならば執念をもってとことんまで押しつめよ。問題は能力の限界ではなく、執念の欠如である」という土光敏夫の言葉、「私に取り柄があるとすれば、ただエンジンが好きで好きでたまらずそれに没頭できたことだ」という山岡孫吉の言葉が励みになる。
集められた言葉はいずれもシンプルだが、人生の大きなヒントが見つかるもの。本書を読んで、一生使える「心の宝物」を見つけられたらめっけものだ。(土井英司)
メディア掲載レビューほか
格言集である。しかし、著者の格言ではない。突出した人生を歩んだ先人が残した名言を、大学時代に1000人を超える伝記を読み込んだ著者が、働く人にとって意味深いものだけ選りすぐって編集した。ただ200の「言こと霊だま」が並んだ本である。
著者は情報技術(IT)バブル崩壊直後に、その仕掛け人の1人と目されマスコミからバッシングを受けた東京・渋谷「ビットバレー」のディレクター。だから『最高の報酬』などというタイトルがついていると、どうやって儲けて逃げ切るかというノウハウ本かなと勘違いする人もいるだろう。
しかし、サブタイトルは「お金よりも大切なもの」である。私の知っている著者の素顔は、生真面目でおよそ“ヒット・アンド・アウェイ”という態度を取る輩とはほど遠い。だから生真面目に膨大な蓄積を、こんなカタチで格言インデックスにできたのだと思う。
「つねに行為の動機のみを重んじて、帰着する結果を思うな。報酬への期待を行為のバネとする人々の一人となるな」
これが誰の言葉か想像がつくだろうか? ベートーベンである。
「私は収穫の時には立ち会わないかもしれないが、今のうちにまけるだけの種をまいておきたいと思う」
現世での自らの権力的な利害しか頭にない守旧派の政治家や官僚に、ぜひ読んでもらいたい言葉ではないか。これはゴルバチョフ元ソ連大統領から発された。
「想像力は知識よりもっと大切である」
子供たちからイマジネーションを奪ったのは誰だろう? 日本の教育改革に対して発されたかと見紛うばかりのアインシュタインの言葉。
「我々は、学校のためではなく、人生のために学ばなければならない」
ローマの哲学者セネカもこう言う。
そして私のお気に入りは、第1次南極越冬隊長・西堀栄三郎氏の言葉だ。
「新しいことをやろうと決心する前に、こまごまと調査すればするほどやめておいたほうがいいという結果が出る。(中略)やると決めて、どうしたらできるかを調査せよ」
この本のセンスがよいのは、著者の解釈やいらない注釈を一切つけず、クオリティーの高い写真を配してオシャレな構成にしたところだ。著者が最も気に入っているというドイツの哲学者ショーペンハウエルの言葉が最初に登場するが、実はその“前座”として本の帯に登場するメッセージが極めて意味深で面白い。
「経済は死んだ。戦争も始まった。次の10年は真面目に働くとしよう」
誰の名言かは、ここでは言わない。
(リクルート フェロー 藤原 和博)
(日経ビジネス 2001/12/24 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
出版社からのコメント
今後の藤原氏の著作物は要チェックです?!
それからお問い合わせの多い?、表紙の亀。練馬区在住の「ハナ」です。よろしく。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2001/11/16)
- 発売日 : 2001/11/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4901234153
- ISBN-13 : 978-4901234153
- Amazon 売れ筋ランキング: - 447,294位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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とても感化、鼓舞されます。
ある程度モチベーションが高い方が読むと、より一層高い次元へと運んでくれると思います。
編者は、出会った著書の中から、特別な価値観を持って
言葉を集められたのがわかる。
お金はものを言わない。持つ人によって、大きく関わってくる。
その意味を、いろいろな角度から、本格的にじっくりとらえ、
仕事とのかかわり、生きがいとのかかわり、なるほどと
感じさせられる視点で示された良書に思った。
その人の「口ぐせ」は、その人の生き方や、生活態度のようだ。
上司や先輩、友だち、家族などの言葉に、右往左往する体験は、日常茶飯事です。
そのような中で、考え方や行動の判断基準に、この1冊を読み返しています。
p196◎豊田佐吉(豊田グループ始祖)
仕事は自分で見つけるべきものだ。
また職業は自分でこしらえるべきものだ。
その心がけさえあれば、仕事、職業は無限にある。
例えば、気配りが求められた時、
どこに、何をしたのかの「ひとこと」を添える思いです。
広い駐車場では、駐車している位置を伝えるとか。
その「ひとこと」の積み重ねが仕事にも通じる。
チームは、リーダーの能力を超えることはない。
それを見極めるトップの判断基準が、ここにある。
最初は、編集者の解説が後書きのみであったため
物足りなさを感じていたが、購入後5年間、
少なくとも1週間に1度は目を通している。
というのも、5年の間に自分の考え方・立場が変わり
ひとつひとつの言葉を様々な角度から捉えられ
継続して読むことに面白みを感じることができたからであった。
これは格言のみで綴られているからこそであるとも思った。
また、この本に登場する言葉の発言者の中には
最初存じない方もいたが、他事でその人物を知り
再読時に、そのことを気づくと、よりその言葉について
重みを感じることなどもあり、長い間読みつづけても
楽しむことのできる良書であるように思う。
である。一休和尚やゲーテの選りすぐられた宝石のような言葉約100片。喫茶店で少し
暗い明かりの下で仕事の合間に呼んで、青年の頃のきれいな、いや野心的な精神が呼び起
こされた気がした。
一番感動した言葉は、一休和尚の言葉。
「この道をいけばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道は無し。踏み出せば一足が
道となり、ンターナ一足が道となる。迷わずいけよ、いけばわかるさ。」いいでしょう。
①「あの言葉って、あの人が言ってたの!?」
この道を行けば、どうなるものか。
これって、猪木さんオリジナルじゃなかったのね。
②人生経験豊富なお爺さんの語りみたいな本
時を超えた深みのある言葉。明日が見えないことに恐れおののく自分が少し馬鹿らしくなります。
③金じゃないのよ
この本に載っているのは、いわゆる「成功者」が多い。しかし、その彼らがこういう。「金はモチベーションの源ではない」。財務的指標に現れるような結果を求められている現代の経営者は、これらの言葉をどう読むのだろう。
今時こんなことなかなか言えないのよねぇ。ということで、恥ずかしくて自分の心から消し去っていたようなことを成功者がすぱーっと言ってくれてる気持ち良さが得られます。