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高校生からわかる 日本国憲法の論点 単行本 – 2005/7/5
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護憲改憲を論じる前に、憲法の基本の基本、
立憲主義の視点から、改憲論議のポイントを整理し明快に説く。
憲法学の常識を知れば、意識が変る。日本が見えてくる。
著者は、司法試験界では知らぬ人のいない「伊藤塾」塾長。
◇2005年7月刊行・現在(2012年12月)第9刷◇
- ISBN-104901510339
- ISBN-13978-4901510332
- 出版社トランスビュー
- 発売日2005/7/5
- 言語日本語
- 本の長さ223ページ
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商品の説明
著者からのコメント
憲法改正論議がメディアをにぎわしています。世論調査では改憲に賛成する人が6割を超えたと報道した新聞もあります。
しかし私には、残念ながら政治家も含めて多くの人々が、憲法の本質をわかって議論に参加しているとは思えません。
憲法の根本的な意義・役割とは何か。それは「権力に歯止めをかける」ということです。そのことは小学校でも中学でも高校でも、教えられていません。教科書にも出てきません。しかしこれは、憲法学のもっとも基本的な常識なのです。
「法律は国民を縛り、憲法は権力を縛る」。だから、日本国民に憲法を守る義務はありません。そして、ときに憲法は、民主主義を制限することもあります。
そういう、憲法学の最小限の常識を知らずに、子々孫々まで影響のある改憲を行おうとすることは、たいへん危険なことに思えます。
また、日本には改憲の手続きを定めた国民投票法も存在しません。改憲のための国民投票の「国民」が誰をさすのか、それらすべてを、これから法律をつくって決めるのだということを、あなたは知っていますか。
この本は、そういう憲法に関わる必要かつ最も基本的な常識を説いたものです。改憲・護憲を論じる前に必ず知っていなければならないことだけを述べました。そして最後に、私自身の意見も書きました。
けれども私の願いは、私の意見を押し付けることではなく、皆さん自身に自分で考えていただくことです。改憲、護憲、いずれの意見を持つにせよ、そうして初めて、憲法は私たちのかけがえのない財産になると思うからです。
2005年5月 「伊藤塾」塾長 伊藤真
著者について
1958年生まれ。81年、東京大学在学中に司法試験合格。95年、「伊藤真の司法試験塾」を開設し、論点ブロックカード、フローチャートなど、「伊藤メソッド」と呼ばれる独創的な学習法導入し、短期合格者を輩出、高度で親身な講義と高い合格率により、熱烈な支持を集める。現在は「市民のために働く法律家の育成」を指導理念に、「伊藤塾」塾長として、法科大学院、公務員試験、法律資格試験の受験指導を幅広く展開するほか、各地の自治体・企業・市民団体などでの研修・講演に奔走する。
著書は『伊藤真の憲法入門』(日本評論社)、『伊藤真の司法試験合格塾!』(中経出版)など多数あり、なかでも『伊藤真の司法試験対策講座』シリーズ(弘文堂)は受験生の必携テキストとなっている。
登録情報
- 出版社 : トランスビュー (2005/7/5)
- 発売日 : 2005/7/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4901510339
- ISBN-13 : 978-4901510332
- Amazon 売れ筋ランキング: - 609,976位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1958年東京で生まれる。1981年、大学在学中に1年半の受験勉強で司法試験に短期合格。同時に、司法試験受験指導を開始する。1982年、東京大学 法学部卒業、司法研修所入所。1984年に弁護士登録。弁護士としての活動とともに、受験指導を続け、法律の体系や全体構造を重視した学習方法を構築す る。短期合格者の輩出数、全国ナンバー1の実績を不動のものとする。1995年、伊藤メソッドの司法試験塾をスタートする。現在は、予備試験を含む司法試 験や法科大学院入試のみならず、法律科目のある資格試験や公務員を目指す人たちの受験指導に専念(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『刑法 (伊藤塾試験対策問題集 短答)』(ISBN-10:4335305435)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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出版されてからやや年月が経過していますが、分かりやすく書かれているので、各種試験にも役立ちます。
憲法というものが国家権力を制限するものであること、歴史的に現在の憲法は立憲主義に則っていること、個人の人権が一番守られなければならないという憲法の根底にあることすら理解していませんでした。
一方では、それらを理解することができて非常にありがたかったのですが。
著者の論理展開は単純明快だと思います。憲法の基本理念に照らし合わせ、そこから解釈されることを判りやすく示してくれています。いろいろな考え方があるのでしょうが、著者の主張するように、現在の改憲論者が提示する論拠が、立憲主義に基づいていないこと、情緒的であることが良くわかりました。また、改憲論議のつまるところは、やはり9条にあることも非常に良くわかります。
私自身は改憲の是非については、今後も考え続けていきたいと思います。
おそらく、憲法論議自体はこれほどシンプルではないのでしょうが、私のように憲法に対してそれほど詳しくない人間にとっては最良の入門書でした。
もし私と同様の方々がいらっしゃれば、この本は非常にお薦めの本です。
「憲法」の扉を開くなら、こちらからって思います。
デメリットをしいていえば、護憲派になる本です。
本当に憲法を理解した上での論議なのか、なぜ憲
法を変えなければならないのか、憲法を新しくす
れば我々国民にどのような影響があるのか等、議
論がなされているとは思えない。
本書には、憲法の最も基本的な考え方が書かれて
いる。でも、なぜ中学校、高校では憲法は権力者
を縛るものだということを教えてくれなかったの
だろうか?一人でも多くの人に本書を読んでもら
い、憲法について多くの関心が寄せられることを
期待してます。
まず第一に日本国憲法の内容について解説したもの。憲法本文の行間に込められた
ニュアンスをわかりやすく説明している。
そして第二に改憲論の逐一的な吟味。今のほとんど全ての改憲論には、じつは必要
性も許容性もないのだ、という作者の立場が明確に示される。
個人的には憲法十三条の解説に感動しました。
それから日本国憲法が掲げている(と作者の言う)「積極的非暴力主義」、いいと思うなぁ。
こういう本がベストセラーになったりするといいなー。