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花はどこへいった 枯葉剤を浴びたグレッグの生と死 単行本 – 2008/11/5

5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

グレッグの癌は枯葉剤のせい?カメラを手に渡ったベトナムで見た被害者たちの生活、最愛の夫との死別を乗り越えて岩波ホールなどで公開されたドキュメンタリー映画『花はどこへいった』をの完成させる苦難の道程、――亡き夫への愛と鎮魂を籠めた書き下しノンフィクション。
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商品の説明

著者について

坂田雅子(さかた まさこ)
1948年、長野県生まれ。京都大学文学部卒業。70年にグレッグ・デイビスと出会い結婚。夫のフォト・ジャーナリストとしての仕事を手伝いつつ、76年から写真通信社インペリアル・プレス勤務、のち社長となる。98年、IPJを設立し社長に就任。2003年、グレッグの死をきっかけに枯葉剤の映画を作ることを決意、アメリカで映画制作を学ぶ。04年から06年、ベトナムと米国で被害者家族、ベトナム帰還兵、科学者らにインタビュー取材、撮影を行なう。2007年、映画『花はどこへいった』を完成させ、東京国際女性映画祭を皮切りに岩波ホールほか全国各地で上映、大きな反響を呼ぶ。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ トランスビュー (2008/11/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/11/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 254ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4901510681
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4901510684
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

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坂田 雅子
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 「ベトちゃんとドクちゃん」として広く知られたご兄弟のお一人、グエン・ドクさんがテュエンさんと結婚されたこと。その翌年にベトさんが植物状態のまま、とうとう帰らぬ人になってしまわれたこと。結合性双生児として生まれたお二人のことはしばしば大きなニュースになりました。また、それを通して猛毒のダイオキシンを含む枯葉剤がもたらした甚大で広範囲な環境破壊と、深刻な健康障害のことも知られています。
 しかし、そのあまりにも大きすぎる影響のためでしょうか、本書を読むまで、全体像が私にはよく分かりませんでした。少なくとも私は、その被害から目をそらし、見ないふり、知らないふりをしてきました。
 著者の亡き夫であり、報道写真家として世界的に活躍されたグレッグ・デイビスさんの次の言葉に心から納得しました。
 「戦争のアクションは誰にだって撮れる。ほんとうに難しいのは、戦争に至るまでと戦争が終わってからの、人々の生活を撮ることだ。」
 ベトナム戦争が終わって40年近くが経っても、今なお拡大し続ける健康被害の実態と、困難な人々の生活。それらを著者はていねいに記録し、映像と文章の二つの作品として私たちに届けることで、亡くなられたグレッグさんの遺志を生かし続けておられます。その真摯な姿勢と、突き動かされるような熱意に強く胸を打たれました。
 本書が出版される前の年に、沖縄の北部訓練地域(ヤンバルの森)でも過去に枯葉剤の散布があったこと。作業を実施した米兵の健康被害を退役軍人省が認定していたことが米国の公文書から明らかになりました。しかし、散布した場所や量など詳しいことはいっさい隠されたままです。
 「花はどこかにいってしまっても、希望の種までは無くなっていないことを信じて」という、著者坂田さんの祈りにも似た信念の言葉に心を重ね、多くの被害者の方々の救済に向けて、遅すぎた取組みでも、小さな力でも合わせたい、と心に刻みこまれました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の夫グレッグさんが癌でなくなった後、著者はなぜ夫が癌で亡くならなければならなかったのかを考えだす。たどり着いたのは、枯葉剤。グレッグさんは、ベトナム戦争に従軍にしており、枯葉剤を浴びていた。疑惑をつのらせた著者が、そこから映画作りを学び、映画に関わる技術やノウハウを習得し、それまでに撮りためていた夫の映像に加え、新たな取材や資料映像によって完成させたのがドキュメンタリー映画『花はどこへいった』です。
本書は、写真家としてのグレッグさんの生前、特に取材で訪れたアジアや中近東の国々について、また著者が映画作りを学び、実際に制作する過程、そしてアメリカやベトナムなどで行った追跡調査や取材などが描かれています。
一人の人間でも、強い決意を持つことによって、大きなことが成し遂げられることに気付かせてくれます。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月30日に日本でレビュー済み
1967年19歳で軍役についたグレッグ・デイビス氏は3年間ベトナムの前線で勤務した。前線基地はベトナム人兵士の夜間襲撃を防ぐために、支配地域に大量の枯葉剤(ダイオキシン溶液)を撒き、山野の植物を死滅させた。その量は76,000m3、南ベトナムの国土の12%、人口稠密な穀倉地帯であった。ダイオキシンの半減期は約100年で、今もその被害は膨大な数にのぼり、人々を苦しめている(典型例がベトちゃん・ドクちゃん)。
著者は、グレッグ氏の伴侶となってフォト・ジャーナリズムの世界に入り、伴侶の死をきっかけに映画を作る。
その半生の軌跡に感動した。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
届いた本もきれいでした、問題はまったくなかかったです、よい買い物ができました