大友克洋以前に日本人の身も蓋もない顔を描いた漫画家で神江里見という人がいただとか、高野文子に松本かつぢの弟子の上田としこが描いた「フイチンさん」が影響を与えただとか、相当玄人ごのみな知識も出てきて、よく知ってるなと思わせるものがある。
呉智英がオランダに業田良家とみなもと太郎を持って行って紹介したというのはかなり変わったイメージを与えたかもしれない。
しりあがり寿の「弥次喜多in deep」はまとめて手に入りにくいのでまだ読んでない。だが以前古本屋でちょっとページを繰っただけで異様な作品のように思えたし、これを見ても面白そうなので買ってみようと思った。祖父江慎や江川達也との関連もある。
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BSマンガ夜話―ニューウェーブセレクション 単行本(ソフトカバー) – 2004/10/1
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社カンゼン
- 発売日2004/10/1
- ISBN-104901782363
- ISBN-13978-4901782364
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登録情報
- 出版社 : カンゼン (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 270ページ
- ISBN-10 : 4901782363
- ISBN-13 : 978-4901782364
- Amazon 売れ筋ランキング: - 884,658位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,059位コミック・アニメ研究
- - 16,622位社会学概論
- - 360,266位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年11月7日に日本でレビュー済み
高校時代、いしかわじゅん大好きで、岡田斗司夫の本もかなり愛読してて、という俺ですが、家にBSアンテナないので今まで一度も見たことのなかった番組「BSマンガ夜話」の誌上再録版という内容。
未見なものですから新鮮でそれなりには楽しめました。大友分析、高野分析には結構、発見があって興味深かったです。もう一度マンガ読みたくなる。というキャッチフレーズも、正しい。
ただ、明らかにオタク向け番組のくせに
そこかしこに、ふんぎりの悪さがあったりするのは、ちょっとしたストレス。正直言うと、俺にとってゲストの発言が邪魔になる事もしばしば。
「濃い」おたくトークを楽しもうと思うと物足りないかもしれません。
『童夢』大友克洋
『るきさん』高野文子
『自虐の詩』業田良家
『弥次喜多 in DEEP』しりあがり寿
と、いうラインナップは果たして正解だったのか?が気になるところ。ニューウェーブセレクションとうたうくらいなら、もっとストレートに、吾妻ひでおとか、高橋葉介とか、あのあたりの時代の作品で固めてもらった方が嬉しかったです。
未見なものですから新鮮でそれなりには楽しめました。大友分析、高野分析には結構、発見があって興味深かったです。もう一度マンガ読みたくなる。というキャッチフレーズも、正しい。
ただ、明らかにオタク向け番組のくせに
そこかしこに、ふんぎりの悪さがあったりするのは、ちょっとしたストレス。正直言うと、俺にとってゲストの発言が邪魔になる事もしばしば。
「濃い」おたくトークを楽しもうと思うと物足りないかもしれません。
『童夢』大友克洋
『るきさん』高野文子
『自虐の詩』業田良家
『弥次喜多 in DEEP』しりあがり寿
と、いうラインナップは果たして正解だったのか?が気になるところ。ニューウェーブセレクションとうたうくらいなら、もっとストレートに、吾妻ひでおとか、高橋葉介とか、あのあたりの時代の作品で固めてもらった方が嬉しかったです。
2009年11月24日に日本でレビュー済み
もちろんお題として1つの作品を選んでいますが、当然作者本人のこと、デビューから現在までの道のり、そしてお題にされている作品の作家にとっての意味なども扱っていくのでそれはもう膨大な情報量で「知らなかった!」と知って良かったものから「知らなくても良かった!」的なものまですごく細かくてまさにトリビアルな楽しみもあり、しかもものすごく高度な話しに繋げてみたりでどの話しも楽しめたのですが、ゲストに唯一振り回された感のあるしりあがりさんのところだけ少し不満ありました、さとうさんは呼ばなくて良かったんじゃないでしょうか?
当然高野文子さん(やるならやっぱり「棒がいっぽん」でやって欲しかった!もしくは「黄色い本」です)や大友さんは食いつくところが多くて、しかも「そうそう」的な部分もあったのですが、私が未読だった業田さんの回だけが異常な盛り上がりで、その異常さでつい気になって『自虐の詩』を購入して読んだのですが、たしかに4コマで凄いです。
上下2冊の文庫を読んだのですが、上巻は普通の展開だったにも関わらず、下巻から一気にドラマ化してきて、確かに大人が読んで泣けるマンガです、面白いです。しかし、初読ではたしかにその通りですけれど、あるいは世界に入り込んで読む場合はそうなのですが、冷静になるとそこまで『泣ける』にこだわらなくても良いのではないか?とも思いました。
『泣く』よりも作者が登場人物に動かされてる模様が手に取るように理解出来てそのことをこの本でも言ってますが、私にはそこが1番不思議で面白かったです。それにしてもこの作品の回の呉さんや夢枕さん、夏目さんも、いしかわさんも、みんなが凄く感情的になっていてその辺もまた凄いですし、面白いです。
オジサンには確かに響きそうです。私も読んでよかったですし、面白かったですが、何度も『泣く』か?と聞かれれば悩みます。4コマでやったことが凄いと思いますが。
当然高野文子さん(やるならやっぱり「棒がいっぽん」でやって欲しかった!もしくは「黄色い本」です)や大友さんは食いつくところが多くて、しかも「そうそう」的な部分もあったのですが、私が未読だった業田さんの回だけが異常な盛り上がりで、その異常さでつい気になって『自虐の詩』を購入して読んだのですが、たしかに4コマで凄いです。
上下2冊の文庫を読んだのですが、上巻は普通の展開だったにも関わらず、下巻から一気にドラマ化してきて、確かに大人が読んで泣けるマンガです、面白いです。しかし、初読ではたしかにその通りですけれど、あるいは世界に入り込んで読む場合はそうなのですが、冷静になるとそこまで『泣ける』にこだわらなくても良いのではないか?とも思いました。
『泣く』よりも作者が登場人物に動かされてる模様が手に取るように理解出来てそのことをこの本でも言ってますが、私にはそこが1番不思議で面白かったです。それにしてもこの作品の回の呉さんや夢枕さん、夏目さんも、いしかわさんも、みんなが凄く感情的になっていてその辺もまた凄いですし、面白いです。
オジサンには確かに響きそうです。私も読んでよかったですし、面白かったですが、何度も『泣く』か?と聞かれれば悩みます。4コマでやったことが凄いと思いますが。